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家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

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坂本七郎 プロフィール


家庭学習コンサルタント
ドリームエデュケーション代表
オンライン家庭教師「まなぶてらす」主宰

1977年生まれ。群馬県太田市出身。

塾講師や家庭教師など5000人以上の学習指導の経験から「家庭学習」こそが学力アップのカギであることを確信。
全国の小・中学生とその保護者に、中学受験・高校受験に向けた家庭学習のアドバイス、親子の関わり方について教えている。

また、受験や習い事など各分野のプロから自由に学べるオンライン専門の家庭教師「まなぶてらす」を運営。24時間365日、世界中どこからでも質の高い教育が受けられる環境を整えている。

主な著書に、ナツメ社から『マンガでわかる!中学生からの最強の勉強法』、大和出版から『小学生のための「家庭学習」の教科書』『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』、『漢字が好きになるドリル』シリーズ(いずれも大和出版)などがある。

ドリームエデュケーションHP

オンライン家庭教師まなぶてらす

坂本七郎への問合せはこちら

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2017/09/07
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こんにちは、坂本です。

それでは早速、計算の工夫シリーズ、
はじめていこうと思います。

ぜひ、プリントアウトをして
お子さんに取り組ませてみてください。


■計算の工夫(かけ算編1)
────────────────────────

第1回目の今日は、計算の工夫、というよりは
テクニカルな方法を1つ紹介したいと思います。


まずは、次の計算を考えてみてください。


35×35=


あなたはこれをどのように計算しますか・・・?


もちろん、万能の計算方法である「筆算」を使って
計算してもよいのですが、この手の計算なら、
ふつう3秒でできるようになります。

・・・本当です。



では、計算方法を解説しましょう。


じつは、
「一の位が5の数の 2 乗」の計算というのは、
カンタンに計算をする方法があるのです。


だから、他にも

15×15 =

25×25 =

45×45 =

このような計算も3秒で答えが出ます。



方法はカンタン。

たとえば、35×35で計算してみると、


<手順1>
十の位の数とそのひとつ大きい数とをかける 3×4=12

<手順2>
出てきた数のうしろに5×5の答え25を付けます 1225

これで終了。答えは、1225 です。



ねっ、カンタンでしょ?

そして不思議でしょう?

なぜこうなるかは実際に筆算をしていくと
見えてきますので興味があれば試してみてください。


この方法、かけ算九九ができる子なら、
だれでもできます。


では、練習です。

いくつかやってみましょう。



○練習1---------------


15×15 =

1×2=2だから、答えは225です。


25×25 =

2×3=6だから、答えは625です。



では、その調子で計算していきましょう。

45×45 =

55×55 =

65×65 =

75×75 =

85×85 =

95×95 =


(答えは計算機で確かめてね)



同じように、3ケタになっても同じ方法で計算できます。


105×105 =

10×11=110 なので 11025 が答え。


135×135 =

13×14=182 なので 18225 が答え。
 ↑
(この計算も暗算でできます。いつか紹介しますね)



■応用編(少し難しくなります)
─────────────────────────────

ここからは応用編です。

少し難しくなりますが、がんばってついてきてください。


先ほどの3秒計算のワザを使うと、次のような
「一の位が5の2ケタの数」×「1つ離れた数」の計算も
短時間でできるようになります。


たとえば、35×36 のような計算です。

では、やってみましょう!


35×36 = 35×35+35 = 1225+35 = 1260

(参考:4×7 = 4×6+4 = 24+4 = 28 ←この方法を利用しています)


105×106 = 105×105+105 = 11025+105 = 11130


※ただし次のように、1小さい数字とのかけ算だと、
1つぶん引くことになり、くり下がりが発生し、
計算ミスが起こりやすくなるので注意が必要です。


75×74 = 75×75-75 = 5625-75 = 5550


ただ、この75を引くときも、
計算の工夫を使うと、ミスなく計算できます。

やり方はこうです。


<やり方1>
先に両方から25ずつ取ってからひき算をする方法

5625-75 = 5600-50 = 5550

(ひく数、ひかれる数それぞれ同じ数を足したり引いたりしても
 答えは変わりません)


<やり方2>
キリの良い数字で引いてからあとから調整する方法

5625-75 = 5625-100+25 = 5525+25 = 5550

(100を引くと25多く引きすぎているので、あとから25を足している)



では、この計算方法の練習もしてみましょう!


○練習2---------------

25×26=

46×45=

85×84=

95×94=

(答えは計算機で確かめてね)


■次に、やや複雑になりますが、2つ離れた数字の場合も、
 5×2=10 が含まれてくるため、速算が可能です。


65×67 = 65×65+65×2 = 4225+130 = 4355

55×53 = 55×55-55×2 = 3025-110 = 2915


こちらも練習してみましょう!


○練習3---------------

25×27=

25×23=

47×45=

105×107



このように「一の位が5の2ケタの数」×「 2つ離れた数」までの計算
であれば筆算をするよりも 速く計算可能です。覚えておきましょう。




-------


というわけで、応用技も含めて紹介してきましたが
いかがでしたでしょうか?

後半は少し難しかったかもしれませんが、
まずは「一の位が5の数の2乗」。

これだけは覚えてくださいね。

これなら誰でも数秒で計算できるようになります。
(ご家族の方にもぜひ自慢してみてください^^)

それではまた次回。


坂本 七郎



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Last updated  2017/09/07 12:42:13 PM
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