昨日の日記中に書いた
看護学生さんへのお手紙です
Mさんへ
この度は大変お世話になりました。
検査をして地元でのOPは不可能、こちらでの入院が必要と
医師から伝えられた時、義母が一番心配しておりました。
入院当日に看護学生さんが担当(受け持ち)して下さると聞いて
私は喜んでおりました。
なぜ私が義父母に”良かったね”と言ったのか当人達は
わからなかったかもしれません。
もうお気づきかもしれませんが、私は8年間という短い間でしたが
Nsをしておりました。
だから看護学生さんの状況が少なからずわかっていたのです。
田舎から不安一杯で出てきて手術をする義父母にとって
毎日来てくれる学生さんは頼りになる存在だと思ったからです。
OP前の精神的に不安定な時、OP直後の肉体的に辛い時期
Mさんが近くにいてくれただけで義父も安心できた事でしょう。
時間的には短かったですが、義父母や私たち家族にとっては
大きな安心感でした。ありがとうございました。
これからの実習や国試へ向けての勉強
就職試験等々しなくてはならない事が山積していますが
くじけることなく頑張って下さい。
学生で、できない事があるのは当たり前です。
学生にしかできない事もたくさんあるんですよ。
きっとMさんがプロになるとわかると思います。
だから、今を大切にして実習を楽しんで下さい。
K(義父)の嫁より
このお手紙を渡す時
「看護婦さんですか?ボクよりずっとわかってらっしゃるから・・・」
と言われた
そう、術後に痛み止めで硬膜外チューブが入ってきた
その医療器がわからず(私が現役の時にはなかったの)学生さんに聞いたのね
「背中から痛み止め入れているんです」
と説明してくれて
「あ~エピ(硬膜外チューブのこと)なのね~」(大納得)
と、薬剤名を見ちゃった
この辺から私の元ナース疑惑が彼の中にもやもやしていたんだろうね
その前から知らないうちに専門用語が出ていたかも
私がいない時に、義父にも探り入れていたらしい
お義父さんは上手くはぐらかしてくれたらしい・・・どうかなぁ
Mさん「看護婦さんですか?ボクよりずっとわかってらっしゃるから・・・」
そうよ~それでお給料いただいていたんですョ~と思いながら
キクリンコ「この中に私の思いは書いてありますから・・・」
Mさん「何もできなくってスミマセン、看護婦さん?」ウルッ
キクリンコ「これに書いてありますから・・・ありがとうございました」ウルウルルッ
この時私は、看護婦疑惑を解きませんでした
否定も肯定もせず・・・
Mさんは義父に自分の将来の事もお話ししていたようです
信頼関係の成立!
実習としてみれば成功したんじゃないのかな?
手紙の中で学生にしかできない事と書いたけど・・・
患者さんのベッドサイドに長い時間いられる事
プロになると業務に追われてなかなかできないんだ
大切な事なんだよ、これって・・・