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季節の風を感じ畑仕事もゆっくりと3

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2015年07月11日
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カテゴリ:きょうのこと

仙台は1945年7月10日に大変な空襲を受けました。                                   毎年その時期に戦災復興祈念館で戦災復興展が開かれています。今年初めて観に行きました。

ロビーでは戦災体験者の話を聞き、その後方にはすいとん試食コーナーがありました。

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昭和のすいとんはごつごつとそっけない味で現代のすいとんは                           とても美味しく大きな違いでした。あの頃は何でも食べられれば良かったのです。                大根や野草の入ったご飯、時にはカビの生えたパンだって焼いて食べさせられたんですもの         大人の人々は生きるだけで大変だったでしょう。

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仙台空襲は7月10日未明、真夜中でした。南の島から飛んできた120機あまりのB29が1500mの上空から落とした爆弾は炸裂し無数の焼夷弾が街の中心部に落下し、街を焼き尽くしたのです。

3月の東京空襲からやっとの思いで疎開してきた体験者の話が流れてました。国分町の住まいに落ち着いたばかりの夜、突然の爆撃に驚いて家を出ると、真っ暗な中、雨あられと降ってくる焼夷弾を避けながら逃げる道々は負傷して倒れる人やもう動かなくなってる人を何人何人も見ながら夢中で逃げて朝を迎えたと語ってました。戦争は一瞬にして無差別に人の暮らしを破壊してしまいます。

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家々は焼き尽くされ、ビルがいくつか見えるだけ。瓦礫が山のように積まれたことでしょう。          市民や学生が後片付けに励んでいます。この前の東日本大震災後のいろいろな映像と重なります。    でもあれは天災、なくすることは出来ませんが、戦争はそうではないのです。

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あの大戦で日本は、戦争はモウコリタ、絶対戦争をしない国になると誓ったはずなのに 近頃、なんか   恐ろしい力で思いのままに国の進む道を変えられるのではないかと不安で仕方がありません。       

帰りに源吾茶屋でお蕎麦を注文、木立の中のお店は今でもほっとできる空間でした。









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最終更新日  2015年07月12日 15時50分35秒
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