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やっと秋らしい空、コスモスを切って昨日、町内のKH子さんを訪問しました。
そしたら「明日ね、100歳のお祝を持って仙台市からおふたり見えるんですって」と H子さんが言ったので、その時間に私もお祝いにお邪魔しました。 H子さんは介護1認定ですが、入浴や掃除のヘルパーさん援助と月2回の回診、 週1日の秘書さん訪問以外は基本お一人暮らしで、食材も申し込んで宅配を受けています。 お耳も目もお話も確かでクラシック音楽を好み、新刊書など購入して 毎日、読書を楽しむというご婦人です。 そう、そう言えばランチでお宅にお呼ばれした時のことを 4月末のこのブログに載せたことがありました。 きょうは仙台市から2名の職員の方が、 阿部晋三総理大臣からのお祝状、 仙台市からの祝金と記念品の銀杯を持っての訪問でした。 何を聞かれてもしっかりと受け応えされて、「長生きの秘訣は?」に対しては 「病院を嫌がらずに自分の身体のことはいつも早目々々にね・・・」と話されました。 さすが生涯、看護の基を教育されてきた方ならではとお聞きしました。 以前にH子さんが自費出版された冊子を頂いていたことを思い出して あちこち読み返してみました。 H子さんは聖ルカ女子専門学校での学びをスタートに 鹿児島県立一女高に赴任に続き山形市保健婦養成所、東京都立第一看護学院、 国立公衆衛生院、WHO看護教育のリーダー養成の一員としてボストン大留学(3年)、 北海道立衛生学院看護関係専任講師(11年)、東北大医療技術短大看護科教授(9年)仙台へ そこで「看護学概論」執筆、65歳定年退官後、再び北海道札幌医科大衛生短期大学に 仙台から月2回の集中講義に(4年)通った後、最後、70歳を超えて 岩手女子看護短大創立から3年間のお勤めをしたそうです。 これでもほんの一部でしょうが、私は書き写しながら驚きと感動で一杯になりました。 日本の看護教育の道一筋に生きて百歳、なおお元気に 日々を大切に生きる方が町内におられることは嬉しくまた私たちの誇りでもあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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