昨日の朝出かけて
お祭りを見学後
昨夜11時頃に向うを発ち
今朝夜明け前に家に到着というツァーでしたが
バスの中では塗ることが出来ず
家につくなりシャワーを浴び
寝ていました
越中八尾おはら風の盆は二百十日を入れた三日間
行われ
昨晩の9月3日は最終日でした
この祭りが過ぎると間も無く長い冬になる
という事だそうです
このツァーを申し込むと直ぐに
まずこの本が送られて来ます
最近はトミに目が弱ってきていますので
趣味の読書も辛くなって来ていますから
読まずに置いておきましたが
やっぱりツァーに出かける前に読破しておかなくてはと
読み始めましたら
あっという間に引き込まれ
2日で読み終えてしまいました
悲しい小説で涙をこぼしながら読んだのですが
いい話でしたよ
読んでから行ったほうが良いですね
小説の主人公にでもなったような気持ちで
出かけます
そして小説のポイントに使われている酔芙蓉の花が
バスの前に花瓶が置いてあり
その中に挿してありました
この花が帰路に着くころは酔っていくように赤くなり
その命を終えるという事です
この写真から半日ほど経った
途中の休憩時間に写しました
八尾の町の滞在時間4~5時間
その間に流し踊りを見たいという願いは
ものの見事に裏切られ
雨が降ったということも手伝い
一度も行き会わない悲運のまま
ガッカリして帰ってまいりました
雨が降ったら門名寺と
添乗員さんに言いわれていましたので
雨を咲避け入ったおわら資料館を出て
雨が上がらない中
門名寺へと向かい
待つこと小一時間
やっとおわらの踊りを見ることが出来ました
男踊りは農地を耕す振りになっていて
女踊りは蛍を追う振りだそうです
次に鏡町の踊りのステージに行っては見ましたが
あまりの人の多さに迫力負け
人の間から覘いては見たものの全然見えず
仕方なく違う町内へと繰り出し
東町、西町、
そして日本の道百選に選らばれているこの道
諏訪町をそぞろ歩きます
ここにいらっしゃる若林さんという
若い女性の胡弓の弾き手の方は
追っかけが多くて
その中には
あの有名な加藤登紀子さんもいらっしゃるという噂で
観光客が帰る夜中12時過ぎてからが
本当の本番という事らしく
観光客のいるときは
なかなかお顔を見せてもらえないようで
特に昨晩のように雨のときは三味線や胡弓が
雨に濡れると駄目になるという事で
なかなか流しには出てきてくれないそうです
ここが故郷という柴田理恵さんも
観光客が帰る夜半過ぎに顔を出すようなお話も
ホントかウソか洩れ聞こえてきました
その後
何とか流しの踊りを見たかったのですが
残念ながら集合時間に10時迄には
私たち夫婦が歩き回ったところには
現れませんでした
仕方ないのであきらめて集合場所の市民広場で
7時、8時、9時、10時と
時間毎20分程度に各町内別に交代で踊ってくれる
おわら風の盆踊りを見て
シャトルバスに乗り込み
乗ってきたツァーバスの止まっている駐車場へと向かいます
ツァーバスは午後11時頃の出発だってでしょうか
北陸道をひた走り
家に着いたのは白々と夜が明ける寸前でした
若いころと違い夜行バスはさすがに疲れます
さて気になるスイフヨウはバスを下車する頃は
こんな具合でした
♪来たか ひょうたん      軽そに 流る♪
♪行く先きゃ 知らぬが      その身に なりたい♪
流れていく瓢箪のように自由に生きたい
という夢が込められているそうです
おわら踊りの最後はこの唄で
締めるそうです