真夏の京都旅行2-1 ~定期観光・京の宮御殿と公家屋敷をたずねて
二日目は定期観光バスを利用。第35回京の夏の旅「京の宮御殿と公家屋敷をたずねて」に参加した。9,200えん。最初は特別公開「平安女学院大学 有栖館-有栖川宮旧邸-」に行った。上段の間、能舞台の間などがあった。能舞台の間とは、畳を外せばそのまま能舞台になるという造り。ナルホドの工夫に感嘆の声が上がった。次は京都御所近くの「旧九條家別邸 拾翠亭」。近くには池があり(勾玉池)、絶好のロケーション。とても優美な姿だ。↑数寄屋風書院造の建物二階からの眺め。サルスベリの花が良い感じ…なんて風流なんだろう。昼食は有職京料理の老舗・西陣魚新。とても雅な料理で、意外にもお腹がいっぱいになった。夏の京都と言えばハモ、ちゃんと付いてました。午後から観光の再開。大覚寺の一角にあって普段は入れない「旧嵯峨御所大覚寺門跡 秩父宮御殿」を見学した。この秩父宮御殿は、東宮仮御所の霞ヶ関離宮(現・国会前庭)の建物が大覚寺に下賜されたものなのだとか。こじんまりとした建物だった。久しぶりに大覚寺も拝観できて楽しかった。最後は御所御用をつとめた老舗・鶴屋吉信で菓子と抹茶をいただいた。とことん宮家・公家ゆかりの地を巡って堪能するこのコース。何度も京都へ旅行してるワタシらには とても新鮮で有難かった。楽しかった。また定期観光バス利用しようっと。15,617歩