「美しき挑発 レンピッカ展」
前からとても楽しみにしていた、Bunkamura「レンピッカ展」に行ってきた(タダ券使用)。アール・デコのくくりに入るレンピッカの作品は、どれも鮮烈だった。ワタシが数年前に初めてレンピッカを知ることになる、美術書に載ってた《自画像》があってビックリした。うわ~~と思ったらシルクスクリーン版だった。でもちょっと感動。かっこよすぎだよ この自画像。日本初公開という《緑の服の女》、とても緑色が鮮やかだった。娘のキゼットがモデルというのも凄い。どれもこれも彼女の真っすぐな思いというか強烈なイメージがビンビンに伝わってきて一つとして興味をそそらない作品は無かった。ワタシも女のはしくれであった。ものすごく濃密な展覧会で、とても楽しかった。作品は個人蔵が多いようで、これだけいろいろ手配(?)するのは大変だったろうなあと思う。そして何と言っても今回素晴らしかったのが音声ガイド!夏木マリさんのナビゲートは心地よいばかりか、レンピッカの世界観にドンピシャ。久々に良い物が聞けました。25,938歩