Un castello dell'oblio

今の自分を極限まですり減らせる価値が見いだせると思える未来

今のこんな自分の全てをほおりだして

全てだ

すべて



これさえ手に入れば今

こんなちっぽけな

ささいな過去なんてなかったって

振る舞える様な

あーこんなときもあったよ

って笑って言える

未来が

自分を賭けるに値する

自分の全てを賭けるに値する

そんな未来が

欲しい


今は

今の自分じゃあ無理だって

思うけどわかってない

理解できてない

そうなんだろうなって思ってるだけで

たしかにそうだ

そうおもう

自分でも

未来の自分は

また嫌がるのかもしれない

今の自分は

昔の自分を受け止めはしたが

好んではいない

高校の頃の自分は好きだった

あの一途さ

危なっかしさ

若さって言えばそうなんだろう

そんなところがすごく好きだった

大学の頃の自分は

そんな自分とは全く違って

口だけだった

そう思う

ドヤ顔して周り見てるよって

君のこともみてるさぁもちろん

そんなこと言ってればよかった

楽しかった

でも

満たされてはいなかったと思う

そういうのが欲しかったんじゃない

ほしいものではあったけど

一番欲しかったものじゃなかった

そう思う

一番

何事も一番がいい

そう思う

でも一番大切なのは

他人が決めた一番じゃなくて

自分が決めた一番に

自分がなれるか

自分の一番に自分がなれるかなんじゃないかな


なれているかな

もっと

もっと

もっと

もっと

ほしいぃ

こんなんじゃなく

もっと

もっと自分を捧げたい

自分を捧げるに値する

そんなものに自分の全てを捧げてみたい

心も体もすり減らして

生きていきたい

そんな不器用そうな

生き方をしたい