夕凪の街 桜の国
台風が去ったかと思えば、大きな地震となんだか自然災害が続いてますね。みなさんの地域は大丈夫でしたでしょうか。被害にあわれた方には本当にお見舞い申し上げます。最近本当に自然災害が多くなっているような気がしますね。ホントに地球が怒ってるのかな・・・さてさて今日は『夕凪の街 桜の国』の試写会に行ってきました実はこの映画まったくどういう映画かも知らず、試写会応募したことさえも忘れてた映画なんですでも、観終わってホントにこの映画に出会えてよかったと思いました。この映画は原爆投下から13年たった広島、そして現代に生きる2人の女性の物語です。原爆をテーマにした映画ですが、戦争のシーンが出てくるわけではなく映画自体はとても静かに進行していきます。それがまたこの映画の魅力だと思います。 主人公の皆実(麻生久美子)が原爆に対して言ったセリフ・・・「原爆は落ちたんじゃない 落とされたんよ」 「『死ねばいい』と誰かに思われたのに生き延びている」そうなんです。原爆は死んでしまえばいいとか、いなくなればいいと思われたからこそ落とされたんです。そこまで人の心を醜くしてしまう戦争・・・なんだかこの映画は今まで教えられてきた戦争や原爆に対しての知識以上の何かを教えてくれたような気がします。私の拙い説明では分かりにくいかもしれませんが、とにかくこの映画は多くの人たちに観て欲しい映画です。興味のある方は是非映画館に足を運んでみてください。そうそう!試写会の前に監督の舞台挨拶と映画の中で流れる曲を演奏されてるハーブ奏者の方の生の演奏を聴くことができましたハーブの生演奏なんて聴いたことなかったのですが、この映画にぴったりのすごく優しい音色でした