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奈良旅行まとめ。
11/2 正午過ぎに近鉄新大宮駅着。徒歩で海龍王寺へ。十一面観音特別拝観。隣の法華寺に移動して十一面観音特別拝観。両方とも小柄ながら光明皇后ゆかりの素晴らしい仏様だった。平城宮跡東院庭園見学後、ミスドで休憩。徒歩で奈良町へ。晴朗邸で日本酒。ホテルチェックイン。爆睡。 11/3 朝7時に唐招提寺着。8時30分より金堂内部特別公開参観。内部の一般公開は初めてとのこと。金堂正面右側から入り、巨大な薬師如来、盧舎那仏、千手観音の順に拝観して裏から出た。途中、立ち止まれず10分弱の天平タイムトラベル終了。近鉄西ノ京駅から近鉄奈良駅へ。奈良国博到着。150分待ちの列に加わる。正味1時間で入館。第62回正倉院展見学。今年の目玉「螺鈿紫檀五弦琵琶」を堪能。興福寺~猿沢池を散策しながら近鉄奈良駅近くで遅めのランチを摂る。奈良町散策してお開き。今日もよく歩いた。奈良のマダムTさん、2日間物凄く楽しかったです。ありがとう! 11/4 興福寺国宝特別公開(五重塔初層、東金堂の全部・後部)拝観。五重塔の初層が興味深かった。心柱は、大理石の礎石にしっかり立っているが固定されていない。屋根の中心で屋上の相輪を支えている。塔の中央にぶるさがっている構造になっている。そのため振り子の原理で塔が地震で揺れるのを相殺するためだが、実際に根本まで観ることが出来たのは初めてで感動。 興福寺は、創建1300年の記念事業として、過去に火災なので失った伽藍の再建をすすめているところ。昨年の阿修羅展の大成功の追い風も受けて寺域内のあちらこちらで鎚音が聞こえている。今年リニューアルした国宝館も連日満員御礼のようだ。阿修羅がお寺を救済? 興福寺をあとに奈良市写真美術館で入江泰吉傑作選を見学。奈良大和寺の四季の風景と迫真の仏像の写真に唸らされる。30年以上前に新宿小田急デパートの催事場で開催された氏の展覧会で圧倒されたのを思いだした。東大寺戒壇院の広目天と薬師寺の聖観音、なんて素晴らしいのだろう!まるで仏像自身が意識してポージングしたかのような絶妙なアングルとライティングで祈りの魂のようなものを感じた。 美術館をあとにしてお隣の新薬師寺へ。本堂で薬師如来と眷族の十二神将像を拝観。丸顔で大きな目玉の薬師さんは眼病に御利益あるとされているので、しっかり拝んでおいた。残念ながら秘仏「おたま地蔵」は公開されていなかった。今後の予定もたっていないとのこと。 たまたま境内でゲゲゲの女房を好演した松下奈緒さんがテレビ番組のロケをしていた。日テレらしい。観光客や修学旅行生に囲まれて笑顔をふりまいていた。生徒の誰かから「紅白頑張ってください!」と声がかかりうれしそうにありがとうございますと言っていた。 寺をあとに春日山の風致地区を下って近鉄奈良駅へ。途中の茶店の「麦とろ定食」に目が止まり入った。今から擦り下ろしますから少々お待ちをとのことでしばし休憩。林を抜けてくる風が気持ち良い。そのうち香ばしいかおりがしてきたと思ったら出来上がって運ばれてきた。麦飯、奈良の山芋、奈良野菜の田楽(10種類ほどの焼き野菜をゆず味噌を付けて食すなり)、山菜の味噌汁、香の物。分量も十分で980円!どれも美味かった。山芋はねばりが強く、でもアクは少なく、香りの良い出汁を少量加えただけなのに絶妙な味わいだった。3杯ほどお代わりしたくなるほどだが我慢した。 春日大社の一の鳥居前から鷺池抜けて再び興福寺の寺域を通って近鉄奈良駅到着、京都へ移動。途中の車窓からは金色に輝く刈穂が見えた。 京都に着いてコインロッカーを探すと空きが全くない。よく見れば「APEC開催に向けて11/4から全て使用できません」の貼り紙。あちゃー!しょうがないので全て持って市バス100番で平安神宮入り口にある国立近代美術館に。上村松園展。東京でも観たのだがもういちど観たくなったので。現在は展覧会前期のため入るとすぐに大作にして氏の代表作である「序の舞」が展示。オーディオガイドは原田美枝子さん。解説がなかなかよろしい。多数作品が展示されているが、後期の展示替えで観たい作品もあり紅葉真っ盛りの頃にまた来たくなった。さすがに平日午後で静かなもの。ゆっくりと閉館時間まで見学できた。 京都駅までタクった。運転手さんから「東京からお越しですか?昨日は新宿大変だったそうですね」と言われた。思わず「えっ何か事件ですか!?」と驚いたら早慶戦のことで気が抜けた。一気に現実に引き戻された感じ。 のぞみ車中でユーミンを聞きながらビール2缶で眠くなり、三河安城を過ぎたあたりからから新横浜まで記憶がない。 帰宅して就寝前に体重を測ったらなんと3kg落ちていた。あれだけ飲み食いしたのに歩いたからなぁ。観光ダイエットかいっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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