|
テーマ:演劇だって仲間に入れて(80)
カテゴリ:演劇
東京も大雪です
そんな中、日生劇場にミュージカル「シラノ」を観に行ってきました 日生劇場なんて小学校5年生いらいですよ あの時は故・飯沢匡氏のプロデュースの「空飛ぶ幸吉」を観に行ったのでした 飯沢先生のお仕事だとは、その当時はもちろん知らなかったよ。 今から10年近く前に先生が亡くなった時、その業績の書かれたパンフレットを見ていて発見したのでした。 おっと、話を元にもどしましょう 主演の加賀丈史さんはやっぱりオチャメだな~って思ったの。 100人相手にしても勝っちゃう勇猛果敢な剣士だけど軽やかなのね。 彼はロクサーヌを愛しているのに、ロクサーヌとクリスチャンの恋を一生懸命に助けてしまう。 実はこれってものすごく苦しく辛い状況でしょ?でもユーモラスで重くならない。 クリスチャンからロクサーヌに届く愛の手紙は実はシラノが書いたもの そこにつづられた豊かな比喩にとんだ愛の言葉の数々にロクサーヌはうっとり シラノもクリスチャンもそれでいいの?それが本当の幸せなの?ってこちら(観客)が考え始める頃合いでクリスチャンは気付くのよね、とてもとても大切な、しかしとても辛い真実に。 それでもそのことを抱え込んだまま、シラノは暮らし続ける。そして年老いていく。そして、そして。。。 ラストはシラノの「心意気」にとろけてしまいました~ ロクサーヌとクリスチャンはダブルキャストでした。 本日は彩吹真央さんと平方元基さん。 お二人とも素晴らしかったです 彩吹さんの声はとても美しく、ソロを聞いていてもうっとりしてしまう 平方さんも見た目は若くて細い感じなのに、歌うとびっくりするくらいの存在感 美しい舞台に満足したせいかしら、帰り道も心の中はぽっかぽか やっぱり舞台は心の栄養になりますね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月15日 00時24分38秒
コメント(0) | コメントを書く
[演劇] カテゴリの最新記事
|