ちょっと前にTV番組で“懐かしい”人を見かけた。
アロハ着てリラックスムードで語る“柔和なおじいさん“は、
高木ブーさんだ。
私が幼い頃、日本の芸能界で大人気だったザ・ドリフター
ズの存命メンバーのうちの一人である。御年91歳!!😲
たまたまチャンネルをかえたら、ちょうどインタビューが
始まったところで。ブーさんの言葉に惹かれ、つい話に聞
き入った。
「人生で一番身近にあるのは“音楽”」
迷いなく真っ直ぐに答えた彼は、15歳で“ウクレレ”を弾き
始めたそう。身体を張ったコントで人気を博したドリフだが。
彼らは確かな演奏技術を持つ音楽バンドでもある。
若い世代はきっと知らないだろうが、あのビートルズの初来
日コンサートの前座を務めたことは、ドリフの長いキャリア
の中でも最も大きな功績と言えよう。
因みにブーさんは初期リードギター担当で、志村氏加入後は
キーボードに転向。もう一人の存命者、加藤茶氏はドラムス
とボーカル担当である。このインタビューでも、まだ仲間と
のバンド活動への想いはありそうで、「仲本が生きてれば、
3人で演れたかも・・・」と寂しそうに何度も呟いていたのが、
印象に残った。
ブーさんは今、大好きなウクレレ演奏と絵を描くことを
ライフワークにして過ごしているらしい。そしてインタ
ビューの最後に、こんな“名言”を残してくれた。
自身の成功の秘訣を聞かれ、「自分には(他のメンバーの
ような)才能がない」と謙遜しつつも穏やかにこう言った。
「運と実力とチャンス。
ボクは10のうち運3.実力3、チャンス3と考えてる。
残りの1は、自分次第」
聞いた瞬間、妙に腑に落ちた。
人生経験ある人の言葉は沁みるなぁ。
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今日のやや長めのひとこと。
「今年は夏休み長く取りすぎて、
ドラマとアニメばかり観てる(かなり珍しい)。」
コレを許したブーさんがスゴいわ。