ラピダスは成功するか
日本の半導体、40年前は日本の半導体に元気があった。PC8801 NEC製のパソコンを大金で購入し、その後も9801F 9801DA・・・富士通製 など日本のパソコンを購入してきたが、DOS/Vで様々な企業が作るようになった。標準化で、パソコンの価格競争が生まれるとともに日本の半導体企業に冬の時代に。ようやく日本政府も半導体に力を入れて官民でラピダスを立ち上げるが、十数年遅れている。IBMとの協力で開発するが、これまでの製造方式では十数年の遅れを縮めることができないことは誰でもわかる。今の半導体製造は、①大きなクリーンルームに装置や人が入って製造している。②加工装置の間を20数枚を入れたウエハーケースが移動している。このことで、工場の製造費用がかかり加工装置は、一枚一枚のウエハーでの加工なので、ケースに残ったウエハーは待っていることになる。このことで、現在の半導体の製造に時間がかかってしまう。このような現在の問題を解決することで、現状よりも安く短納期で製造できようやく対抗できる可能性がある。改善案はクリーン化は、装置と装置間をクリーン化でにしその中をウエハーが一枚一枚が移動し加工することで、ウエハーケースからの出し入れ時間を無くし加工の待ち時間が無くなる。また、クリーン化部分を減らすことで、クリーン度の向上とコストの削減が得られる。日本は、素材・加工装置・検査装置を自国でできるので製造コストのダウンで対抗すれば追いつく可能性も見えてくる。判断の速さは求められる。