アジカンを聞きながら
夜中にアジアンカンフージェネレーションのアルバムを聞きながら、かたかたと気持ちの整理。そういえば、「アジカン好きなんだ」と言った私に、「アジカンて何?」と言ったちょっと気になっていた男の子。元気にしているかしら?今日は中学からの友達が遊びにきてくれた。「東京に行く」という話をすると、「寂しいけど、やりたい事あるならやったほうがいいもんね」と言ってくれた彼女。そんな科白がでるほど、大人になったんだな、と思った。大事な時間ほど、終わってから気がつく。誰かに「さよなら」と手をふる瞬間、今さっきまで過ごした時間はとても大事だったとわかる。そんな時間を過ごした後は、心の中が、じんじんする。ものすごく幸福で、少しだけ悲しい。そして、泣きそうになる。これが、切ないっていう気持ちなんだなあと思える瞬間を、私はあと何回すごせるのだろうか。「揺らいでいる頼りない私もいつかは、誰かを救う明日の羽になりたい」と願った夜。