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2006.01.25
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「どうしてこんな安い値段で作る事ができるんだろう?」
お店で商品を手にとって、そう思う事ありませんか?

私は、たいして深く考えずにこの言葉を口にしていました。
大量生産、機械化でコストを下げる。
それでも追いつかない時は
製造工程を簡略化したり、材質のランクを下げる事もあるだろう。
その過程で下請け工場などの業者が儲からない仕事をすることもあるだろう、
その程度の想像の上での勝手な認識です。
本当のところは知りませんから。

この本の作者はその点を掘り下げています。
たいして深く考えた事も無かったけれど
私が1番知りたかった点です。

現実はもっともっと暗い物でした。
もちろん、全てがそうではありません。
要は私たち消費者が、
本物とそうでないものを見極める目を養わなければならない、
そういうことです。

この本の中から、
私の心に深く残った話を1つ、簡単に紹介します。


中国南部江西省にある小学校で、
児童たちが花火に爆薬を詰めていたところ爆発。
42人が死亡する事故がありました。
その後の事故でも5歳と6歳の子供が死亡。


新聞などの記事になったとすればの話ですが、
こんな短い文面だったことでしょう?
ここから何が想像できますか?

私には、
何も知らない子供達が
大人達に言われるままに働かされるいたいけな姿、
小学校と言えどその内容は実は違法な花火工場、
払われるはずも無い賃金、
得られるはずも無い保証、
失われる子供達の貴重な時間、未来、命、
同じ年齢の日本の子供達は、
その子達が“作らされた”花火で遊んでいるのです、
花火の美しさとはうらはらな、厳しい現実が思い浮かびました。

(この本に関する日記は今回で終了です)
そのおもちゃ安全ですか
そのおもちゃ安全ですか
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シリーズ●安全な暮らしを創る12
深沢三穂子
「そのおもちゃ安全ですか」
コモンズ
定価1400円+税
2005年11月1日初版発行
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最終更新日  2006.01.25 21:11:38
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