おはようございます。
皆様お元気ですか。
今日も明るくスタートしましょう!
Good morning.
How are you, everyone?
Let's start brightly today also!
【和合と混同の勘違いの世界】
友人の誘いで「男の料理教室」に参加した。メニューは豚肉のソテーである。
「ネギとごま油を加え、さっと全体を和えましょう」と講師に言われ、ふと思う。「和える」と「混ぜる」は、どう違うのか。講師いわく「辞書で『和える』を引くと、『混ぜて調理すること』とあります。それなら『混ぜる』でもいいじゃないかと思いますよね」。
だが料理人には「和える」の方がしっくりくるという。「混ぜる」が食材をごちゃ混ぜにすることを指すのなら、「和える」はそれぞれの味を生かし、より深い味わいを生むイメージらしい。
「和」の字には「協力し合うこと」等の意味がある。「団結」にも通じよう。中国の古典『春秋左氏伝』には、団結のあり方を巡って、「和」と「同」の違いが記されている。「和」とはスープを作るようなもの。水と火、酢や塩や梅を用いて魚や肉を煮込み、おいしいスープを作る。「同」は水に水を足すようなもので、誰がおいしいと言って食べるのか、と。
先月、入会した青年が語っていた。「学会の人たちは個性が豊か。宗教って、皆が“同じ”になるものだと思っていました」。我らが同じくするのは、広宣流布への志。そして「異体同心」の和で進む時、個々の“持ち味”も最大に発揮される。
~~~聖教新聞「名字の言」より~~~
【今日の誕生花】
誕生花:じゃこうばら (Musk Rose) 花言葉:きまぐれな愛