kimkim徒然なるまま記

仕事を始めることになったわけだけれど


働く場所というのが、私の実母が新しくオープンさせるお店なの。



え～～～っ！！どしたの？どしたの？



・・・と、私と親の事情をご存知の方ならそう思うよね。きっと。





約一年の間、両親とは顔を会わせていなかったし、会話すらしてこなかった。


わだかまりを残したまま、時は過ぎていったのだけども


末っ子の４歳の誕生日の頃に、母から電話があった。



まだ、私の心の中には、母に対して「ウゼェ～・・・」・・という感情しか湧いてこなかった。


その時は。


会うつもりもなかったし。



でもねぇ・・子供達にも良くないよ・・このままじゃさ。


・・とは、常に思ってたし、ＧＷの空いた時間に子供達連れて


実家に行ってみる決心をした。




子供たちの顔を見た途端、泣くんだもん。ウチの母が。


ボロボロボロボロ、涙流して泣くんだもん。



参った。



久しぶりに会った両親は、やっぱり小さくなったようで


なんだかねぇ・・・


やり切れなくなったの。



二人とも、かなり反省してるようだし、二人の性格がこの先変わっていくとも


あんまり思えないんだけどさ。歩み寄ろうかな・・って。






母は、６０歳を過ぎたというのに、自分の夢を実現させるために店を一軒建てたの。


そのお店を「ぜひ見てほしい！」・・というので両親とウチの家族で見に行った。


とてもとても素敵なお店で、なんだか見ているうちに


（どうしてもっと早く手伝ってあげなかったんだろう・・）とか、そんな気持ちが


胸をよぎったりしてたんだけれども、敢えて口には出さないでおいた。


母は、すぐ調子に乗るし、自分中心だし、・・・って感じで。





元々、母は庭いじりがとても大好きな人で、そのうちにガーデニングがブームとなり


実家の庭が人様から評価されるようになった。


そこで思い切って「オープンガーデン」と称し


ガーデニングが好きな方々のために、実家の庭を開放するようになり


その方たちが、バスツアーなどを組んでわざわざ庭を見に来てくれるようになった。


アレヨアレヨ！・・って感じ。


昔から黙々と土いじりをしていた庭が人様に評価され、母はとても喜んでいた。


ところが、元々、両親が不仲だったし、オバサン達がドヤドヤと自宅に押しかけてきて


父も腹立たしかった部分もあったと思う。


母も、そんな父の気持ちを汲んで接していれば良かったんだけど


調子に乗る人だから・・・


言わなくてもいいことを口にする人なの。ホントにもぉぉぉ！




まぁまぁまぁ・・・（冷静に冷静に）




そして、勝手に夢を追いかけて実家を担保にして（これが一番両親の間でモメテた。当たり前！）


４００坪の土地を購入！！


なんつーばあさんだよ。スゲェ～！



その頃から私達と会わなくなってたし


ひたすら庭造りに没頭してきたんだろうね・・・





その庭や真新しい建物を見ているうちに、母が腰を庇って立ったり座ったりしているのに


気がついちゃった。


ほっとけないよねぇ・・・


年も年だし・・・


お茶だけじゃなく、ランチとかも提供するって言ってるし。


（え～！アンタひとりでどうやって対応すんの～！）


って思ったら


「手伝うか？」


って聞いていた・・・。


少し（シマッタ！！！）・・・っていう気持ちもあったんだけど


これから、もっとドンドンぶつかっていってもイイのかな・・とか思ったり。




母と娘はまた振り出しに戻り、現在手探り状態です・・・。








私も若い頃、雇われではあるけど


ある店のキッチンで働いてた時、アルバイトさんを使って


ランチタイムをまわしてた経験がある。


メニュー作り、原価計算、仕入れ、仕込み・・・


大変さは身に沁みてる。


（今は、その反動のせいなのかフヌケ状態だよ。(-。-)y-゜゜゜）





簡単にいきっこないのは分かってるんだけど、手伝うことになりました。



両親と距離を置いている間に、父と母の間の様子も少し変わったようにも思える。


改めて会ってみて、お互いに食い違ってた面もあったことにも気付いたし。





父は、地元では知る人ぞ知る（知ってる人しか知らない）料理人。



お互い協力し合えれば強いのに・・・。





時給は安いんだけど、お手伝いします！


がんばる！