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きむきむ日記

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2005.07.17
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カテゴリ:カテゴリ未分類
はい、どうも。
木村君です。

最近は命についてよく考えます。

先日、うちで友だちが腕がカユイから、かいてみたら
そこに小さなアリンコちゃんがいました。

アリンコちゃんは、つぶされてもうろくに動く事もできなく
なっていました。

友だちはかなり動揺して、「どうしよう・・どうしよう・・・」
とうろたえていました。

オイラはもう助からないだろうと思い
「早く楽にしてあげなよ」といいました。

友だちは、ひたすら
「頑張れ!頑張って!」と必死に見つめていました。

アリンコちゃんはモゾモゾと必死にもがいていました。

ちいさなちいさな命。

部屋の空気はとても緊迫していました。

オイラは何度も
「楽にしてあげなよ。苦しんでるよ。助からないよ。」
といいました。

でも、友だちは決して殺そうとはしませんでした。

「助かるまで、ずっと見守っている。もし死んだら
 このアリンコを食べる」といいました。

それを聞いてオイラも気持ちが変わりました。

二人でアリンコちゃんを応援しました。
祈りました。
他にすることはありませんでした。

どのくらい時間がたったのか、
気がつくと、アリンコちゃんは以前より少しは
動くようになっていました。

家の外にそっと逃がしてきました。

アリンコちゃんはまだ、生きているのか。死んでいるのか。

オイラが生きてると思えば、まだ生きていて。

オイラが死んでいると思えば、もう死んでしまっているような気がして。

まだ、生きていると思うようにしています。
死んでるだろ、と思うたびに、いや生きていると思い直します。

だから、きっとアリンコちゃんは生きています。
仲間のアリンコちゃんに助けてもらいながら。

アリンコちゃんを思うとなぜだか悲しさと、幸せがやってきます。

ありがとう。

アリンコちゃん。





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Last updated  2005.07.17 07:42:50
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