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2004年05月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
6時50分に目覚ましの音で目が覚める。やや二日酔い。頭も体も重い。向井君はすでに起きていた。昨日のお酒の影響が心配だ。「調子はどう?」と聞くと「ちょっと二日酔いです。」なんて言ってる~!!!あ~、ばか~、みふぁ~、ミア~、オーバーガールズ~!!!向井君のコップになぜビールを注いだ~!

ミアが迎えに来てくれた。ミアに「向井君二日酔いだって」と言うとミアも真っ青な顔をして「え~!どうしよう~!!!」と言って心配している。責任を感じているよう。オーバーガールズはいつも何かをしでかしてから後悔ばかり。

昨日買っておいたレトルトうどんを作った。向井君はあまり食欲もないと言っている。やっぱり二日酔いだー。あ~どうしよう。二日酔いのせいで優勝できなかったら私とミアのせいだー。私も食欲なし。ミアだけが「おいしいね、このうどん。どこのメーカー?」などと言いながらぺろりと平らげた。

いざヨンインに出陣!ミアの心もとない運転でヨンインに向かう。意外と時間がかかってしまった。スタート1時間前に到着する予定だったのが、途中ちょっと道に迷ったりし、会場に着いたのがスタート25分前。まどかさん&ご主人と挨拶。向井君はさっそくアップ開始。要注意人物は金根男さんだけだと思っていたら、東亜マラソンで2位だった人も出るらしい。東亜後のインタビューでは「日本人に負けて悔しい」と言っていた人。その後、闘志を燃やして猛練習をしているかもしれない。フォーカスマラソンのウェブサイトに載っていた写真のコメントには「表彰式の間ずっと暗い表情だった」と書いてあった。その人、イ・ドンギルさんと挨拶したら「彼(←向井君のこと)、この次はどの大会に来るって言ってる?」「今のところ予定はないんですけど」「そのときにはあらかじめ連絡してね」なんて言っていた。

アップを終えて来た向井君に「東亜の2位の人も来てるよー」と報告。向井君は彼と顔を合わせ笑ってごまかしていた。そんなこんなであっという間にハーフのスタート時間。向井君にスタートラインに行くようにせかす。私は全然やる気なし。例によってにアップなし。屈伸をちょこちょこ。足首をちょいちょいと回しただけ。

ハーフスタート。スタートの合図はなんとドラの音だった。「ジャ~~ン!」って何だ~?向井君分かったかな?

私の走る10kmはハーフの10分後。スタートラインに並び待っていたら前方に背の高い外国人を発見。マークだ。先週の大会でも優勝した人。先週の表彰式のときに「ひょっとして龍仁に出るかな?」と思って「次はどのレースに出るの?」と聞いたら「来週の蚕室のレース」って言っていたのに。でも今日は向井君とは違う10kmなのでOK。

ドラの音を合図にスタート。女子が4~5人前に飛び出すのが見えた。みんな速そうだ。今日は賞金の額が高いので強い人がたくさん出ているはず。入賞は無理だろうな。200mほど走ると後ろからローラがやってきた。いつもの120%笑顔で「ハーイ!」と言いながら、私を追い越していった。力強い走り方。かっこいい。それにしても喉が渇く。昨日のお酒のせいだ。コースは国道風味な直線コースをまっすぐ行き、折り返すというコース。往路は強い向かい風。やる気喪失。くっついて行こうと思っていたおばちゃん二人にも離されさらにやる気喪失。2.5kmのラップを取ろうと思ったら、間違ってストップボタンを押してしまった。さらにやる気喪失。

折り返しで数えたら私は7位。喉も相変わらず渇きっぱなしだ。折り返しの給水所で立ち止まり水を飲んだ。復路は下り坂。ってことは、往路は上り坂だったんだ。知らなかった。ジョグペースで帰りたいけど、ジョグで帰ったら向井君に抜かされてしまい、向井君のゴールが見られない。とっとと競技場に戻らなければ。

脚&体が重すぎる。いやいや走りながらもどうにかゴールにたどり着いた。時計は46分台を指している(トホホ)。ゴールにいたまどかさんが「10kmは男女ともに外国人が優勝したよ。」と言っていた。マークとローラだ。ミアに「マークっていうかっこいいニュージーランド人がいるんだよ。」と話したら「どこ?!どこ?!」と急に落ち着きがなくなった。「後で表彰式に来るはずだからそのときに見てごらん」と言って落ち着かせた。

ミアと二人で競技場の外で向井君を待つ。ミアも「向井君、今朝のうどんも食べ過ぎたって言ってたよ。飲みすぎの食べすぎだよ。」と心配している。互いに相手をポカポカ叩きながら「オーバーニョン(「ニョン」=「くそ女」の意)~!ばかばか~!」と言い合った。

まだかまだかと思いながら待っていたら、あ、パトカーが角を曲がって来た。その後、白バイも!最初にあの角を曲がって姿を現すのは向井君でありますように!ドキドキドキドキ。あ!!!来た!!!向井君だ~!!!しかもひとり~!!!かっこいい~!!!ミアに「向井君だよ、向井君!!!良かった、良かった~。」と言うと「え?どこどこ!!どこよ?どこどこ?」と見つけられないでいる。10kmの部を走っているランナーとごちゃごちゃなのでわかりづらいのだ。「ほら、あそこ!あそこ!ひとりだけ速い人がいるじゃない!紺のシャツ!」と言うとミアもわかったよう。二人でピョンピョン飛び跳ねながら「きゃ~!!向井く~ん!!!」と応援。ミアがカメラを構えると200%笑顔でVサインまでしながら通り過ぎて行った(ミアが「速すぎてブレちゃった」と言っていた)。かっこよすぎる、向井君。

競技場に入ったら、5kmコースは左、10km&ハーフは右周りで行かなければならない。ハングルで案内が書いてあるけれど、私も迷った。向井君が立ち往生したら大変。向井君の後を追いながら「競技場に入ったら右回りだよー。」と教えた。ゴールまでついて行きたかったけど50mしか追えなかった。

向井君は独走状態で競技場に入るとさらに飛ぶように赤いトラックの上を走っている。案内放送が「ハーフの1位です。拍手で迎えましょう。」と言っている。会場の人たちが拍手する中をかっちょよくゴール。ステキだわん。向井君は、もし優勝できなかったら、私とミアが自分たちのせいで負けたんだと罪悪感に悩まされるだろうと思って頑張って走ってくれたらしい。そうです。はい。もし2位だったら真剣に自己嫌悪に陥ってたはずです。

表彰式までの間、ビールを飲んだり、ディスコ大会を見物しながら待った(携帯をどぶに落としてお騒がせもしました)。

やっと表彰式。まず10kmの部。ステージに上ったマークをミアに見せて「あの人だよ。」というと目を輝かせて「かっこいい!ベッカムみたい!ちょっと写真写真!!!写真撮る撮る!!!」と言っている。知り合いでもなんでもないのに、トロフィーをもらっているマークに「写真撮らせて!」なんて言っているので大笑い。向井君もウケてる。マークは恥ずかしそうにしている。ミアに「彼に写真を送るといって電話番号を聞くのだ!」と言うと、ガラにもなく「恥ずかしい。一緒に来て~。」なんて言っている。しょうがないな~。ステージから降りたマークに「先週、“来週は蚕室でハーフのレース”って言ってなかった?」と当たり障りのない言葉をかけた。

ふと横を見ると、ミアがいない。ステージに上がった向井君の写真を撮っている。私もマークと話している場合じゃない。向井君に黄色い声援を送らなければ!向井君を指差しマークに「東亜のチャンピオンだよ。友だちなの(←自慢)。ちょっと待っててね」と言ってステージの前に戻った。金根男さんが2位。イ・ドンギル(東亜2位)さんが3位。4位と5位の人はいつもいろんな大会で優勝しまくっている人たち。「こんなはずじゃなかったのに」と思っているだろうな。

あれ?気がつくとさっきまでステージの脇に立っていたマークがいない。帰っちゃったのかな?ステージの裏も探したけれどどこにもいない。ミアも残念そう。「そのうちまたどこかの大会で会えるよ。」と言って慰めた。

表彰式も終わり、ソウルに帰ることに。車を停めておいた場所をまちがえて一瞬車がなくなったと思った。3人そろって大ボケだ。無事車も見つかりいざソウルへ。走り始めて少ししたらミアが突然大声で「あ!あそこ!」と叫んだ。ミアの指差す方向を見ると、そこにはバス停に立っているマークが。ミアは素早く車をバス停の前に横付けした。この展開に大ウケの私と向井君。私も思わずコーフンして窓から顔を出して「マーク!乗って行きなよ。」と声をかけた(←やはりオーバーニョン)。マークはにこりと笑って車に乗ってきた。ハーフのチャンピオンと10kmのチャンピオンをラチ、じゃなかった。お乗せするという光栄にあずかったミア。

ソウルまでの道中、マークと向井君の記録比較。マークの1500mの自己ベストは3分40秒台だという。向井君が目を真ん丸にしてびっくりしているので「それって速いの?」と聞くと国で優勝とかできちゃう記録だという。「ひょっとしてニュージーランドでトップだった?」と聞くとやはりトップだったそう。19歳の時にはジュニアオリンピックの代表としてソウルに来たこともあるそう(オリンピックではほぼビリっけつ)。

5000mのタイムも向井君より速かった。でも10kmの記録は向井君の方が上。マークは向井君の記録に感心している。そして「来週の蚕室のレース出るの?もし一緒に走ったらきっと負けちゃうな。」と言っていた。でもマークもすごい。韓国に来て1年。今まで18のレースに出て、すべて優勝しているそう。いいなー。速い人。うらやましい。マークに「すごーい。」と言うと「みふぁもタバコやめたらバンバン優勝できるよ。」と言われた。

マークを家に帰さず、漢南洞の焼肉屋さんまでラチ。あれこれバカ話をしながら食べた。私とミアはビールをガブガブ飲んでおいて、二人のチャンピオンにおごらせた。マークの「ミア=マネジャー」ギャグにウケた。

食事の後はソウル市庁前で開かれているお祭りの見物。行ってみたらへっぽこ祭りだったのでイテウォンに戻りショッピング。ショッピングをしているときにミアが私に「今日は向井君には飲ませないようにしよう。」という。どうやら昨日向井君は飲みたくなかったお酒を、私たちのせいで無理やり飲んだと思っているようだった。「それはないと思うよ。向井君も 飲むときは 普通に飲む人だよ。だいじょうぶ。」と言った。それでも「そうかな~?」と不安顔。そうは見えないけどミアはかなりの気ぃ遣いなのだ。

ハリウッドの1階のレストランへ。向井君は相当甘いものがお好きなよう。私もサラダをちょこっと食べてハリウッドへGO!

向井君のおじいちゃんの家にはビリヤードの台があるので、小さな頃からキューを握っていたというのでどんなに上手なのだろうと期待していたのだけど、至って普通だった。と言うよりはずしまくっていた。なかなか終わらない。それに私と向井君のダーツ対決。私もかなりヘタクソだが「コントロールには自信がある」と豪語していた向井君もヘタクソ。上手な人なら10分もかからないゲームなのに一時間近くもかかってしまった。走りはめちゃくちゃ速いチャンピオンも、ビリヤードとダーツはノロノロなのであった。

3人でいろんなバカ話をしながら楽しく飲んだ。帰宅時間、何時ごろだったっけな?12時ごろには店を出たんだったっけな?帰りにコンビにでグレープフルーツジュース割りウォッカ4本とビールを買う。帰宅するとアツノリが起きていた。最近目黒で一人暮らしをしたアツノリと向井君がかなり近いところに住んでいることが判明。世の中は狭いものだ。ウォッカ4本を飲み干してやっと就寝。

長~い長~い一日だった。


★本日の走行距離:10km
★本日のガブ量:4ℓ+グレープフルーツ割りウォッカ3本
★本日のアル中指数:80%
★本日の体重:?

★今月の走行距離:10km
★今月のガブ量:6.5ℓ







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最終更新日  2004年05月04日 17時03分58秒
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