カテゴリ:和裁
袷の袖丈詰めにトライした第一回に引き続き、最も要望が多かった袷の裄出しの実験、執り行いました。
会場は十日市場地区センターという公共の施設の和室を予約。ステージもついた10畳の座敷はひろびろ感があって、快適な空調もあって、なかなかいいなー。集ったのは、先生役にミモザさん、百合さん、生徒役にMaikaさん、きよこさん、レポ役・私eribowの5人です。 解きから始まって、採寸、しるし付け、そして縫い‥と進みます。前回および復習編ともにそうですが、思っている以上に時間がかかりますね。 手取り足取りマンツーマンの贅沢な「授業」です。本当はこのくらい小人数でコッテリできると理想なんだろうなあ。今は「実験」段階なので本当に試行錯誤、手探り状態ですが、「講座」になったらもう少しまとめた人数にしたいし‥バランスが難しいよなあ。 真面目に作業しつつも、やはり単なるお友達、単なる着物好きの側面もあり(笑)、ついつい雑談も。 持込お弁当を広げてお昼タイムは、「女中部屋」モードでした。 before after とりあえず片袖完成したMaikaさん。before-afterを比較してみました。まだ筋消しの作業をしていないので、元のラインがぼこっと出てます。手首がぬっとむき出しになっているbeforeと隠れたafterの違い、ご覧になれるでしょうか? 裄丈70cm台の長い腕に悩むきよこさんは、掘り出し物として出会った銘仙をお持込み。ほとんどサイズが合うことのない小さい銘仙、今回元は裄丈62cmでした。幸いたっぷりと縫込みがあったため、袖3cm、身頃3cm、計6cmの裄出しに挑戦。裄68cmまで伸ばせれば、なんとか着用可能な許容範囲に入る!と張り切っての作業でした。 会場に時間制限があるので、できるところまでで、後は「宿題」になりました。 35度を越す猛暑の中、駅までのたった5分でも溶けそう燃えそう!コーヒーショップで冷たい飲みものをいただきながら、小一時間ばかり「反省会」をしました。やはり、「経験者」であるミモザさん百合さんにとっては、素人の感覚は想像とは違う部分が多いらしく、「へえー」と声を上げながら質疑応答していました。 お暑い中、お集まりいただき、ありがとうございました>参加者各位 毎回手書きメモを用意して下さるミモザさんですが、回を重ねるごとに「進化」しているのが分かります。前の回の「ここは書いてなかった」「えー、ここも分からないのか」という部分を付け足し付け足し、図も洗練されてきて。まだまだ「テキスト」には遠い道のりですが、工夫して進歩してくって楽しいな♪と思いました。いつも本当にありがとうございます>ミモザ先生 来週24日(金)10:00~15:00、昼食持参、同じ会場にて復習編をやります。場所と先生にゆとりがあるようなので、あと若干名でしたらご参加可能です。Maikaさん、きよこさん、エントリありましたうちさんほか、ご希望ありましたらコメント下さい。 9月以降は、まだ予定は読めないのですが、基本的に実習編1回、復習編1回、月最低2回を目標に開催を持続していく方針を決めました。まだまだ態勢が整っていないため、日時や場所などのご期待に添えない状況なのが心苦しいのですが、細々とでも継続してみよう!と考えています。「モニター役」としてご協力下さるお志のある方は、ぜひご検討下さい。 eribow お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月18日 08時56分14秒
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