カテゴリ:着付け
日曜日に着物仲間みず穂さんのお嬢さんの十三参り着付けをしました。
着付けを午前中に済ませ、午後から浅草寺のお参りに同行させて頂きました。 みず穂さんは、着物好きの次女Hちゃんにウールの着物を着せて、ご自分も訪問着を着て、疲れきった様子で、長女Mちゃんと3人で待ち合わせの場所へやって来ました。ワーキングマザーのみず穂さんは、半襟をつけたり、着物を着たいというHちゃんのウール着物の肩上げしたりで夜なべ仕事になってしまった様子。お疲れ様でした! お参りの着物は「時代布 池田」で購入された、あでやかな紅型風振袖。はんなりとしていて、とっても素敵です。十三参りには、大人っぽい着物より、古典的な着物のほうが合いますね。 着物の着付けはすんなりいったのですが、帯で難航。私は着物の柄を見て、ふくら雀がいいかなと勝手に思っていたのですが、みず穂さんのご希望は「たて矢」。帯が六通柄、すべりやすい物だったので、1度結び直しをして時間をとってしまいました。こういう時はやはり三重仮紐があると、帯が安定して便利ですね。用意しておくべきでした。反省! 帯揚、帯締も昔の物で少し短かったので、飾り結びはできず。帯締をおさめるのに必死でした。じっと立っててくれたMちゃん、お疲れ様でした! 今回の目的は、浅草寺で「美しいキモノ」の撮影に参加というもの。浅草寺本堂横で撮影会。髪も着付けも簡単にですが、プロの方が直してくれます。気分はモデルですね。 撮影後、本堂で十三参りの祈祷をして頂く。祈祷料5千円。祈祷のお札、お守り、お菓子付き。知らなかったが、十三参りには13種類お菓子が付き物だそうだ。浅草にお墓があるので、子供の頃から浅草寺には行っていたが、本堂の中に入るのは初めて。よい体験になりました。 みず穂さん親子 私とMちゃん 実は、今年の成人式に着付け師デビューしました。着物仲間の葉緑素さんの前面的バックアップのもとにですので、まだまだひよっこです。ですから、十三参りの着付けはもちろん初めてで、よい勉強になりました。 撮影会に参加されていたお嬢さん達の着付けを見ると、成人式向けの振袖の方は衣紋を抜いて、帯は花結び系。小紋の双子の姉妹は、衣紋をまったく抜かず、文庫結び。着付け方や帯結びもいろいろあり、怪しい小母さんさながら、じろじろ見せてもらいました。一応着物着ていったので、撮影会に参加した関係者とわかり、皆さん快く見せて下さいました。もちろん写真撮らせて頂く時は声をかけて。浅草寺には、勝手に写真を撮る変なオヤジが多かったのです。 この撮影会の様子が掲載されるのは、来年2月発売の春号です。Mちゃん載るかな~楽しみ♪ 着物が縁で知り合いになり、記念日のお手伝いをさせて頂いて、私自身とてもよい経験になりました。みず穂さん、ありがとうございました。Hちゃんの時もぜひお手伝いさせて下さいね。 (写真はみず穂さん提供) じゅん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月11日 08時04分50秒
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