カテゴリ:お出かけ
川越きもの散歩主催の秩父養蚕農家見学会に参加しました。
埼玉県は全国第2位の養蚕県だそうです。意外! 上位は群馬県、栃木県、福島県かと思っていました。ちなみに第1位は群馬県。 輸入絹に圧され、国産絹は全流通量の2%にまで落ち込んでいるそうです。 国産絹は貴重な訳ですね。 見学会は、秩父駅に集合後、貸切バスで養蚕農家の久米さん宅へ。 秩父市内の養蚕農家25軒の中で一番若手の50歳代の方です。 養蚕農家にとって、この時期は最も忙しい時期とのこと。 朝5時から夜8時まで作業をしないとお蚕さんの成長に間に合わないそうです。 6月中旬は蚕が最後の眠を終え、蚕が糸を吐きながら繭を作る営繭(えいけん)の時期。 農家の方は蚕が繭を作るタイミングを見計らって、繭作りのための回転する格子状の 蔟(まぶし)に蚕を入れていく上蔟(じょうぞく)の作業で大忙し。 蚕の一生を参考に! 熟蚕(蚕が頭を振って動き出す) 蚕の色などから判断して蔟(まぶし)に入れる準備 繭が作れるよう蔟(まぶし)に入れる 蚕は徘徊した後に、自然と一頭ずつ枠に入る←不思議 次は秩父養蚕組合の会長、宮崎さん宅へ。7代目という養蚕農家。 養蚕業は衰退していますが、後継者育成にも力を入れられているそうです。 繭を蔟(まぶし)に入れる作業は3日前に終了し、ガランとした作業場 上蔟して10日位で蛹になるそうです すでに繭ができています こちらの薄黄色の繭は、埼玉県のブランド絹「いろどり」 養蚕農家を初めて見学して、お蚕さんの成長過程がよく解かりました。 そして、生き物を扱う大変さも。 養蚕農家の見学後はランチ。お蕎麦と山菜の天ぷら。 養蚕業が衰退し、蚕のエサが必要なくなり、桑畑からソバ畑に変わり、蕎麦が名物の秩父。 秩父の隣町、小鹿野へ。かつては絹で栄えた町で、今は歌舞伎の町となっています。 町役場の職員の方に案内して頂きました。小鹿野歌舞伎の役者さんでもあるそうです。 町の中にある歌舞伎人形のかぶなりくんは、役場の職員さん達の手作り 昭和初期まで醤油製造業をやっていた家屋 数年前に廃業した旅館 路地で記念撮影!午後から雨の予定だったので、またもや木綿の絣着物に作り帯。 木綿は梅雨の時期に活躍します。 途中スコールのような激しい雨になり、見学の須崎旅館さんで雨宿りをさせて頂きました。 ありがとうございました。 最後は、川越きもの散歩藤井さんのお知り合いのお宅へ。元は庄屋さんだったそうです。 こんなに大勢でお邪魔して、お世話になりました。 築100年位?玄関を入ると土間があります お庭に菖蒲園が! 秩父・小鹿野の皆様 お世話になり、ありがとうございました。 川越きもの散歩のスタッフの皆様 とてもよい企画をありがとうございました。お世話になりました。 Hさん 見学会へのお誘いありがとうございました。秩父の美味しい空気で癒されました。 秩父在住のAさん わざわざお茶にお付き合い下さり、ありがとうございました。 久しぶりにお会いできて楽しかったです。 じゅん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月16日 19時56分50秒
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