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カテゴリ:読書・映画鑑賞・マンガ
ビジネス書とか自己啓発書というものは、アメリカから入ってくるものが圧倒的に多い。
日本人オリジナルのものもあるけれど、読みにくかったり、種類が少なかったりする。 そんな中でたまたま手にしたのが確実に金持ちになる「引き寄せの法則」。 最初はよかった。 別になんの抵抗もなく読んでいけた。 しかしながら、当たり前だがこの本の著者はアメリカ人である。 つまり、根底にあるのはキリスト教であり、旧約聖書であり、新約聖書なのである。 まだ、あいまいに「自然の摂理」とか「意志のある高次元の物質」という表現を使っているときはよいのだが、それが一気に「神(=ヤアウェ=イエス=精霊のことであろう)」という言葉になってしまうと一気に私の心がブロッキングしてしまう。 しかし、まだ「神」くらいならばよいのだ。 だが、聖書の引用まであったりするともうダメ。お手上げ。 心がブロッキングしてしまうから本の内容が素直に自分のアタマに入ってこない。 哀しいものである。 本でも薬でも人間関係でもそうなのだが、心というものは大変厄介で、一度ブロッキングしたものを解除するのは並大抵の苦労ではない。 ものすごく売れている本ではあるのだが、果たして抵抗なく読める日本人はどれくらいいるのだろうか? 私はデール・カーネギーやナポレオン・ヒルなどもそこそこ読んでいるが、これはキリスト教の下地があっても読むことができた。 たぶん、「神」という言葉とか「聖書の引用」が極力少なく、ある種日本人向けに直されているからだと思う。 ナポレオン・ヒルの本を読んでいたときは、「絶対にナポレオン・ヒル・プログラムの研修を受けに行こう!!」と決心していた。 その後いろいろあって、まだ行っていないけれど、カーネギーの話し方教室と、ナポレオン・ヒル・プログラムの研修と、オクセンの研修会、アンソニー・ロビンズの研修会、ドナルド・トランプの講演会くらいには行くつもりだ。 もっとも順番があるけれど。 ひとつ惜しいことをしたな、といまでも悔やんでいるのは、ドラッガーの講演会に行けなかったこと。 行く前に、世界で一番講演料の高い人間と称されたドラッガー氏は亡くなってしまった。 残念である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 13, 2008 08:51:13 PM
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