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カテゴリ:読書・映画鑑賞・マンガ
村上春樹さんはカポーティの夜の樹という作品が好きだということをエッセイに書いていたので、私も読んでみたことがあるのだが、どうも好きになれなかった。
その辺りが、開発途上人とエルサレム文学賞を受賞する人の差なのだろうか? なんとなく夜の樹を読んだ後は殻つきのくるみを見るのも嫌になった。 大岡昇平の野火改版を読んだ後、しばらくサツマイモを食べられなくなったのとおなじだろうか? いや、違うであろう。 ということで、今回は冷血である。 なぜ殻つきのくるみを見るだけで、当時の気味悪さを思い出すくらいなのに、今度は冷血なのか? おととい、突然「死刑囚」という言葉が思い浮かんだのである。 むむ…… まあ、こういうカンには従った方がよろしいので、先ほど買ってきた。 なぜかグッド・バイ改版も一緒である。 グッド・バイに収録されている「眉山」という短編を読みたかったのである。 ということで2冊購入。 今日から夏の日のお供になる予定の本である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 29, 2009 03:58:10 PM
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