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テーマ:今日のこと★☆(106317)
カテゴリ:日常・メール投稿
先日強風で、鶴岡八幡宮にある樹齢千年の、通称「隠れ銀杏」が倒木しました。
ごく一般的な日本人なら、そのあたりの感覚がなんとなく分かると思うのですが、禁域では無意味なことは起こりません。 つまり、あの倒木が何を意味しているかですね。 私はとっさにあの樹がまた生き返ると思いました。 つまり、古いものが倒れて、生き返る……再生とでもいいますかね。なんとなくそんな気がしていたのです。 そう致しましたら興味深い話を拝読致しました。 あの大銀杏は日本の代わりに倒れてくれたのではないだろうか、と。 確かに動植物にはそういった面があります。 樹齢千年というのは、はったりではありません。 今からちょうど西暦1,000年に藤原彰子が入内しておりますから、千年前というと、「この世をばわがものとぞおもふ望月のかけたることも」なかった藤原道長の最盛期です。 それから1,000年。いったい神国日本をなにが襲ったか……歴史は正直です。 その歴史を耐え抜いた大木が倒れたわけです。 日本の代わりに倒れてくれたと考えるも納得します。 そして鶴岡八幡宮の名物は「鳩サブレ」なのだそうです。 つまり、これで役者は出揃うわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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