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カテゴリ:今日のひとこと
ここ数年しばしば長期滞在することのある土地というのが、実は栃木県だったりする。
栃木県は印象の薄い都道府県全国ワースト2という場所である。(ではワースト1はどこなのだろう?) つまり、おそらくこのブログをちらっと見た方でも、日本全国地図を見せられて、「栃木県てどこか知ってる?」と聞いたら、「え~?この辺?」とかいいつつ山梨県か山形県辺りをさすのではなかろうか?と思ったりする。 山梨はぶどうとリンゴと富士山と日狂組が有名であり、山形県は南部鉄器が有名である。 日狂組はお断りだが、ぶどうとかリンゴとか富士山は好きであるし、南部鉄器もなんだか胸がキュンとしてしまう。 しかし、栃木県と聞いて、胸がキュンとする人って極少なのではなかろうか? 別にそんなことはどうでもいいんだけどね。 で、たいがいどこの都道府県でも地方紙というのがあるんである。 たとえば、秋田県だとさきがけ秋田新聞というのがあったかと思う。 ちなみに、東京新聞は地方紙ではない。ただの左翼売国新聞である。 栃木県の地方紙では、下野新聞というのがあるのだが、この新聞、ここ数年かなりおかしい。 もともと、印象の薄い都道府県ワースト2なのだから、そんなかわった地方紙ではなかったのである。 どちらかというと、「全国紙に載るようなことを読みたかったら、全国紙を読んでくれる?ここにはさあ、なんていうか地元のマイナー事項しか書かないからあ。あとはおくやみ欄とかね♪」 という感じで、あ~んまり全国ネット記事的な新聞ではなかったのだな。地元優先の地方紙という、言ってみればまっとうな地方紙だったのである。 ちなみにどんな記事が書かれていたかというと、 「○○高校農業科では文化祭で生徒が丹念に育ててきた△△を販売しました」 とか 「県庁1階の○○フロアに、花の日にちなんで△△高校華道部の方たちからいただいたお花が展示してあります。展示期間は■■~●●日までです」 とか 「今日の県議会議員の主な日程。知事全国環境を考える△△会に出席……。副知事…登庁」 とか書かれているのである。 もちろん不幸な事件事故などにも触れてはいるが、あまり深刻感は漂わない。 そんな、あほ~っぽい、中高校生でも時事社会的事項を十分に読みこなせる新聞(←これは分かりづらいかもしれないが、褒め言葉である)がちょっとここ数年様変わりしてきてしまったのである。 レベルが上がったわけではない。 なんていうか、それまで「保守も革新もあるし~、意見はいろいろあるんだけど、総括すると、今国会ではこんな風な対立傾向になってるみたい」という感じで、どっちつかずだった下野新聞。 地方紙だし、別に有名紙でもないからそんなにムキにならないし~、ま、論説のあたりとか毎日書き写してもらったら、案外作文の練習にはなるかも~(天声人語に勝てるとは思っていない)というスタンスだったのだ、最近めっきり左派である。 私は右派保守なので、昨今左派の記事は見慣れておる。しかしそれにしても、その私が驚愕するほど左派である。 いったいアンタたち何を血迷ったの!?と問いただしたいくらいである。 記事が左だから、ど~でもよいコーナー(「中学生のための政治コーナー」とか、いや、こんなコーナーがあること自体左だ)も左である。 もちろん記事に沿った読者の意見を取り上げたい気持ちは、古今東西同じであるから、ど~でもよい投稿欄に掲載される読者の投稿も左である。 明らかに在日だと分かる姓の人が、左売国の意見を書いた投稿をしていることも多々ある。 中高生の投稿もあるのだが、彼らも「日教組にだまされちゃったの~?」っていう感じの投稿をしてくる。 いつだかは、あんまりひどくおマヌケな高校生の記事が投稿欄に載っていたので、まじめに指摘してメール投稿しようかと思ったくらいである。(←これについては、だんなさんに「バカに付き合うんじゃありません!!そんな暇があったら金を稼ぎなさい!!」と言われ、やめた) で、最近トチ狂っているのが、なんとなくみんなの党支援である。(ああー、いま思ったんだけど、みんなの党のカラーって緑で売ってるけれど、赤だよね、絶対) たぶん、おそらく、十中八九みんなの党代表のアジェンダ渡辺が栃木県出身だからだと思う。 ちなみに栃木県には栃木放送というのがあって、そのニュース番組なんかでは下野新聞の論説委員が出ていたりするらしいのだけれど、先日の参院選開票ではみんなの党万歳的コメントを出していた。 日本には東京都とか宮崎県とか北海道とか大阪府とかみたいに、単発で全国に立ち向かうことのできる都道府県もあるにはあるんだけれど、栃木県もそれを目指しちゃってるんだろうな。 たぶん、こういう勘違いを一番最初に栃木県に与えたのは天海僧正ではないかと思ったりするんである。 (彼が、日光東照宮なんて造らなかったらたぶんこういう勘違いはかなり減っていた気がする。 おそらく、日光には行ったことがあるけれど、栃木県には行ったことがないと思っている人は多いはずである。 ちなみに、那須の御用邸も栃木県である) ただ、言っておくけれど、栃木放送とか下野新聞みたいな地方マスコミが、全国マスコミと同じように「参院選はみんなの党の勝利である」とか「県民の半分くらいはみんなの党を支持してもいいと思っているのではないか(←こんな恐ろしいことは言わないでくれ!!)」とか言わないで欲しい。 こちらとしては、のほほん気分でわざわざ地方マスコミを見ようと思っているわけであるから、ものすごく心外である。 そんなこといったら、まじめに新聞読もうと思ったらヘラルドトリビューンを買ってくる私のような人間にとっても不必要な地方局&地方紙ではないか。。。 P.S.みんなの党っていうネーミングが可愛すぎたんだよね。 これが、アジェンダ党とかだったらこんなに支持率あるとは思わないわな。 だけど、みんなの党が第二民主党だということくらい、気づけよ、お花畑日本人よ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 25, 2010 09:54:48 PM
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