カテゴリ:演劇・コンサート・ミュージカルなど
21日(月・祝)歌舞伎座・昼の部観劇後、大銀座落語祭・新橋演舞場グランドフィナーレに、急遽、代役で行って参りました。
2004年の夏からはじまったこのお祭り・大銀座落語祭は、「六人の会」(春風亭小朝・ 笑福亭鶴瓶・ 林家こぶ平・立川志の輔・春風亭昇太・柳家花緑)の主催で、入場料金を通常では考えられない低料金に設定し、少しでも落語ファンを増やしたい! という心粋での祭典だったのですが、銀座では、今年で最後なのだそうで、ちょっと残念かも。 一部は、落語家が演じる「勧進帳」(指導:坂東三津五郎)大真面目に演じていたが(よろけながらの花道の飛び六法など必死さと熱意はわかった)やはりお世辞にも上手とは言えないので、個人的には「御笑い勧進帳」のほうが観ている側にとっては、絶対おもろいと思う。ハイ! ただ、普通は、可愛い子役が演じる太刀持ちを今回は、林家小ぶたが、やっていたが、もう、化粧からして怖かくて、その怪しい雰囲気は、まるで壊れた猫娘(鬼太郎)のようであった(笑)。 <勧進帳>の出演者 源義経:林家いっ平 武蔵防弁慶:林家正蔵 亀井六郎:春風亭一之輔 片岡八郎:林家たけ平 駿河次郎:古今亭菊六 常陸坊海尊:入船亭扇遊 富樫左衛門:桂小米朝 番卒一:柳亭小燕枝 番卒ニ:柳家小里ん 番卒三:林家錦平 太刀持:林家小ぶた 二部は、落語。 金時「紙屑屋」 軽やかなしゃべくりがおもしろい。義太夫や新内の声も聴かせ多才さを感じさせる。 鶴瓶「死神」 円朝師匠の死神を女性にしたもので、死神が実は幼馴染だったというくだりにはじまり人情噺風味が心地よい。上手いなぁ。 仲入り 花緑「不動坊」 最初は、ちょっとテンポがでないなという感じだったが、段々と乗ってきて爆笑。 始めて聞いた落語だったので、さあどうなるかと筋を聞くおもしろさもあった。 三枝「創作落語」 枕で大阪の子供が最近三枝師匠を見かけると 「ああ三(あほになる)枝や」と一々やるので困るというネタが新鮮でおもしろく 「新婚(旧婚)さんいらっしゃいネタ」も、大笑いであった!(ちなみに「新婚さんいらっしゃい」は、来年の一月で40周年を迎えるそうである。おめでとうございます(*^^*) カーテンコールの挨拶で 「前々から大銀座落語祭を地方に持っていきたいと考えていたが、とうとう来年10月に2日間、宮崎で落語イベントを開催する」ことを発表し、東国原英夫宮崎県知事からのビデオ特別出演PRもあった。最後は観客とともに3本締めを行い、“大銀座落語祭”はその歴史にひとまずのピリオドを打ち、大いに盛り上がりつつ終了したのでありました。 あ~~落語って、本当におもしろい♪ フォトは、当日いただいたプログラムと団扇。わたしがもらった団扇柄のモデルは小朝師匠であるが、以下プログラムにある七福神に扮した6人の会のメンバーの団扇があり、一人にひとりにひとつづつ配られた。 本日の反省:こういう会には、訪問着は似合わないとつくづく。まぁ歌舞伎座のかぶりつき席からの観劇であったので仕方がないが、途中で着替えをして、夏紬か浴衣を着たかったと思えた一夜でありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 23, 2008 08:41:11 PM
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