カテゴリ:演劇・コンサート・ミュージカルなど
12時から、「ミス・サイゴン」三回目を観る。
物語は、ジャコモ・プッチーニ作のイタリア・オペラ「蝶々夫人」のストーリを ベースにしたベトナム戦争末期のサイゴン陥落と、陥落後の物語。 音楽的には、オペラの「蝶々夫人」と「トゥーランドット」を足して二で割ったようなメロディーラインがお気に入り、作曲者のクロード=ミシェル・シェーンベルグ は、プッチーニ作曲の両作品を、相当、聴きこんだのだろうなと思わせる曲調がわたしの琴線を刺激してやまないのである。 本日のキャストは、こちら タイトルロールの知念里奈は、前回より情感が豊になっていましたね。 今回は、拳銃をしっかり握りしめていて、影のスナイパーの出番は無く・・・(^^;; 終演後、帝国劇場のすぐ近くにある重要無形文化財の「明治生命館」を見学。 アテネの神殿を髣髴させるビル正面の10本柱と、上部に設けられたコリント式の彫刻などを目の前にするとその造形美に圧倒される。 重厚感を漂わせるこの建物は、1956(昭和31)年にアメリカ軍から返還されるまで、対日理事会が会議室(現存)で行われていた(マッカーサーがGHQ本部を置いたのは第一生命館)ことでも知られている。 かつて、この建物の中をマッカーサーが、吉田茂が、白洲次郎が、歩いていたかと思うと、歴史の重みを感じながら、重厚な対日理事会が会議室や、内部の装飾(カーテン、暖炉、天井etc)がすべてスペイン様式に整えられたプチ会議室など、見どころを巡ることができるのが、うれしい。 対日理事会・会議室の中 スペイン様式天井の梁とカーテン飾り ということで、ここは、マッカーサーが歩いて降りた階段かもと大理石を降り始めたら、突然、友人がすべりおりだして吃驚・・思わず抱きとめたが、騒ぎにガードマンも駆けつけて、あららっ。怪我がなくて何よりであるが、大理石の立派な手すりはすべるようなのでお気をつけて。 8月は、敗戦記念日もあり(なぜか日本では、終戦記念日というが・・・敗戦でしょ)、日本の戦後の歴史を振り返るには、もってこいの静かな雰囲気が漂う場所である。 なお、土・日の見学は、無料。公開の詳細は、こちら その後、小雨の中、「夏 甲子園」展を見るために渋谷の東急本店へ 高校野球の90年を記念した歴史に関するものの展示や、過去の名勝負といわれる試合のうち、映像の残っているものは、その展示のそばにあるモニターで見ることができるようになっている。白黒ながら坂東英二投手の雄姿も見ることもできるのである。 第一回大会で使われた当時のグラブやミットは、現在と違っていて5本の指が開いた形になっていて、おもしろい。 決勝再試合の太田投手のジャンパーと使いこまれたバック、荒木大輔投手のユニフォーム、松坂投手のグラブ、そして、第88回の早実×駒大苫小牧の試合の展示では、モニターに映像が流れ、優勝記念の早実のサインボール、斎藤佑樹投手(赤っぽい)と田中将大(黄色)のグラブなどが飾られて見どころ満載。 ただ、個人的には、王貞治投手の展示が写真のみだったのは残念かも。 そして、今度は、木挽町へ 八月納涼歌舞伎・第三部を観るべく向う・・・長くなったので別だて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 24, 2008 08:31:25 AM
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