カテゴリ:歌舞伎
10月歌舞伎、平成20年度文化庁芸術祭参加作品である夜の部を観ていたのでした。
今日は、10月最後の日ですが、ちょっと雑感など。 観たのが、まだ、初日付近だったためでしょうか、期待の「本朝廿四孝」が、どちらかというと、熱気不足と言うか、さらっとした感じで、ものたりなさが残った観劇になってしまいました。 特に十種香が、個人的には、今一だったのが残念。 ただ、狐火では、玉三郎丈の藤色の衣装の映りと、狐が乗り移ってからの姿態の美しさを堪能することができたのは、収穫かも。 「雪暮夜入谷畦道」は、恋人同士の直次郎&三千歳に、ちょっと違和感があったかも。これは、演者が親子だからなのか? 最後は英執着獅子(はなぶさしゅうじゃくじし)でしたが、体調と翌日の仕事のことを考えて、観ないで帰宅してしまいました。福助丈ごめんなさいm(__)m 物語は、こちら <役どころ> ○本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう) 十種香 八重垣姫 玉三郎 武田勝頼 菊之助 白須賀六郎 松 緑 原小文治 権十郎 長尾謙信 團 蔵 腰元濡衣 福 助 狐火 八重垣姫 玉三郎 人形遣い 尾上右 近 ○雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち) 直侍、 浄瑠璃「忍逢春雪解」 片岡直次郎 菊五郎 三千歳 菊之助 寮番喜兵衛 家 橘 暗闇の丑松 團 蔵 丈賀 田之助 本日のきもの:鮫小紋(10月の始めで暑かったので単衣である)に捨松の名古屋帯。この小紋は久しぶりに着たような。帯留は季節の秋花。帯締は、翠色の市松模様。帯揚は藤色。半衿は雪輪模様の刺繍の塩瀬。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 31, 2008 09:27:16 PM
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