カテゴリ:歌舞伎
浅草で「隅田川続俤 ・法界坊」の11時半公演を観てきました♪
いや~、ザ・エンタティメント「法界坊」と言ったところでしょうか。歌舞伎座で観るのは、ちょっとと思える感じもありましたが、浅草の平成中村座には、ウッテツケノ演目。何でもありでOK~~~♪ 当初は、松席かお大尽席という予定だったのですが、結局座ったのは竹席。正坐をするのがきついから椅子席がよい~~の大合唱(わたし以外二人ですが)に負けて、椅子席になったのが、これが大当たり。花道もありますが、松席と竹席の間の通路を役者が使うため、勘三郎も勘太郎も七之助も彌十郎も扇雀も間近で観ることが出来てミーハー度満開。特に近くでみた赤姫姿の七之助は、本当に美しくてうっとりと見とれてしまいました♪ ともかく笑って笑って、そして、法界坊の残忍さも垣間見えて・・でも、やっぱり猿若の伝統か、勘三郎の法界坊は、笑いのキャラのほうが立っていましたわ。 しかし、亀蔵は、身体が柔らかいなぁ(笑) 殺陣の演出は、市川猿之助風味(演出家は猿之助歌舞伎講座を受講したのかも)もあって、これはどこかでとも思えましたが、まぁ歌舞伎ですから・・・(笑) 最後の仕掛け、観音さまの威力(ウソ)か、舞台の後ろが開くと、後ろに広がる空気と風景に舞台と客席が溶け合って、ポンと異空間が生まれるのが、何とも心地良い平成中村座と言ったところでしょうか? ちなみに平成中村座の定式幕は黒白柿色(ACTでもこの幕を使っていました)で、中村屋独自(歌舞伎の定式幕は、通常は黒・萌黄・柿色)のものでしたね。 終演後は、今にも雨が降り出しそうで・・浅草寺で参拝後は、余りにも混んでいる仲見世を避けて、吾妻橋を渡り、アサヒビルの22階から下町隅田川風景を魚に、おしゃべりに花が咲いた一時でもありました♪ 天気が良ければ、奥山散歩がしたかったですねぇ♪ お大尽席、座ってみたいと思いましたが、送迎が人力車では、ないんですね。これは、ちょっと興醒めでした♪ うーんって感じ! <本日の出演者> 聖天町法界坊 : 中村勘三郎 道具屋甚三郎 : 中村橋之助 永楽屋手代要助実は吉田宿位之助松若 : 中村勘太郎 花園息女野分姫 : 中村七之助 山崎屋勘十郎 : 笹野高 史 番頭正八 : 片岡亀 蔵 永楽屋権左衛門 : 坂東彌十郎 永楽屋娘お組 : 中村扇 雀 演出・美術 : 串田和 美 本日のきもの:久米島絣に浅草風のおもちゃ模様ちりめん名古屋帯、小紋を仕立て直した紅葉模様の長羽織。足元は下駄で気軽に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 20, 2008 09:21:14 PM
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