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キモノで観劇・感激日記

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November 22, 2008
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カテゴリ:歌舞伎
オペラの後は、世田谷パブリックシアターで19時より「獅子虎傳阿吽堂 番外編」を観る。
出演者は、田中傳左衛門、田中傳次郎、市川段治郎、尾上青楓、猿琉。


さてこの「獅子虎傳阿吽堂」は「ししとらでんあうんどう」と読む。
歌舞伎の囃方を勤める田中兄弟が主宰して、トークと演奏で邦楽のレクチャーをしてくれるものである(能の囃方をしている長兄が、今日は公演で出演できないため「番外編」となっているらしい)。
何度が開催されていて、一度、行きたいと思いながらチャンスをのがしていたのだが、やっと観ることができた。

歌舞伎で御馴染の黒御簾音楽、これを使って澤瀉屋の段治郎と猿琉の殺陣の実技、尾上青楓の素踊り「浦島」で〆るという三部制。
手慣れたトークで、解説をしてくれる田中兄弟の話がおもしろく、黒御簾音楽を聴く上での楽しみが増えた。個人的には、笛の聴き比べがおもしろかった。特に能で使う龍笛によく似た音を出す篠笛 (しのぶえ)は、日本で一般的に「お祭の笛」として知られているということで、祭囃子も楽しい聴きものである。

段治郎と猿琉の殺陣では、二人の流れるような美しい高度な技をまじかにして目が釘付け。現在の歌舞伎界随一の高い身体能力の持ち主である猿琉の見事なトンボは、大迫力であった。ちなみに段治郎は「かえりこし」というトンボの記録をもっている。

踊りの「浦島」(竜宮城から帰ってきた浦島太郎が玉手箱をあけておじいさんになるところを踊りにしたもの。)は初めて観たが、素踊りでの青楓の所作事の美しさとキレが素晴らしく見惚れた。
青楓と田中兄弟の話の中に出てきた話で印象的だったのは、お稽古の最初と最後にする礼のこと。これは、「師匠に対してというよりはこれから歩んでゆく道に対してするもの」。
とあり、あらためて心したい言葉であった。






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Last updated  December 24, 2008 07:03:06 AM
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