カテゴリ:宝塚
韓国ドラマ「太王四神記」の宝塚版を観てきました。
NTT東日本・西日本フレッツシアター 幻想歌舞劇『太王四神記』-チュシンの星のもとに- ~韓国ドラマ「太王四神記」より~ 脚本・演出/小池修一郎 実は、こちらのドラマ、最初の4話で挫折した しろもの・・連続ドラマは苦手なのもありますが、 出てくる女性に魅力が無くて(特にキハ)、見る気がうせてしまったのでした。 宝塚版は、長い原作をまとめあげ、 宝塚のスターシステムを上手く使いながら、 若手もそつなく使って、愛とロマンを歌いあげながら、 物語の破綻無く、おもしろい作品に仕上げていました。 わたしのような原作を殆ど知らない観客も楽しめる作品でしたが、 何より舞台装置(特に回り舞台)と照明、銀橋を上手く使い、 スピード感豊で、ワクワクしながら観ることができ上手いなぁと感心しきり。 時間があれば、もう一度、二階から全体を観たい作品でしたね。 主演の真飛(タムドク)も大空(ホゲ)も、 なかなかのハマり役だったとは、思いますが、 今回、この話の要であるキハ役の桜乃が 切なく哀しく艶やかでありながら妖しい美しさで、 この物語の要を引き締め、ヒロインとしての存在感が増していて見惚れました。 そうして、もうひとり、物語の発端の案内人・ヒョンゴ役の未涼亜希! 口跡がよく、歌に乗せた台詞の上手さと声の良さ、その演技力で目を引きました。 下級生時代から、上手な人でしたが、本当にすばらしかったです!!! 鎧武者の装束も美しく、 色分けしてある(猿之助丈の「新三国志」を思い出しましたが) のがわかりやすくゴージャスで、歴史ものの重厚感あふれて目を楽しませてくれました。 娘役たちの宝塚的な華やかさも素敵でしね。 本日のきもの:作品を取り入れて、青龍(帯の模様)、朱雀(帯留・実は珊瑚のブローチ)に桜模様の泥大島(細かい紬模様が美しい)、半襟は、ちりめんにトランプ刺繍で遊び心を!! 四神記の公演デザート(コーヒーのムースがメイン) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 22, 2009 11:38:23 AM
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