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キモノで観劇・感激日記

キモノで観劇・感激日記

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March 15, 2009
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実は、大王四神紀を観劇後、
ランチをし長々とダベリングの後、
東京宝塚劇場の御隣の日生劇場で公演中の
オペラ「椿姫」でお馴染みの小説「椿姫」モチーフにした
フランス製のミュージカル「マルグリット」観劇!!

オペラ「椿姫」は、両手の指&足の指を合わせても
足りないぐらい観てますので、ミュージカル化は、やはり観たい!!
ということで、久しぶりのダブル観劇をしてしまいました。

「椿姫」の舞台を第二次大戦中のパリに置き換えた作品。
作 曲 : ミシェル・ルグラン
脚 本 : アラン・ブーブリル/クロード=ミッシェル・シェーンベルク/ジョナサン・ケント
作 詞 : ハーバート・クレッツマー 
翻 訳/訳詞 : 竜真知子
演 出 : ジョナサン・ケント
原作:デュマ・フィス

数年前、ロバート・キャパ展に行った時に目についた一枚の写真。
彼が従軍した第二次世界大戦後を映した数々の写真の中に、
ナチの愛人だったフランスの若い娘を丸坊主にし下着姿の彼女
をリンチしている民衆というものがありました。

今回のミュージカルでは、
この場面をイメージしたプロローグで始まり、
ここに至るまでのマルグリットの軌跡をたどって行くスタイルで舞台は、展開し
て行きます。

キャパの写真では、若い娘でしたが、
今回のマルグリットは、40歳の誕生日を迎えたという設定。
原作では、マルグリットは、若い娘(20代前半・モデルは実在した人物)
なのですが、オペラでもタイトルロールを演じる歌手によって、この当たりは、
演出で色々変るのですが、これは、フランスで主演した役者さんの年齢的なもの
による脚色なのか、あるいは、人生に投げやりになりつつある壮年に足を突っ込んで
しまった女性と若い男性の至高の愛を描きたかったのか、
例によってプログラム未購入のためこの謎が残りました。

主演者では、タイトルロールの春野寿美礼(はるの・すみれ)が、
男役臭を払拭して、ラブシーンもこなし、検討していたと思いますが、
相手役のドイツの将校役・寺脇康文(てらわき・やすふみ)
年下の青年・アルマン役・田代万里生(たしろ・まりお)とも、
???で、もう少し、歌えて存在感がある人を持ってきてほしかったかも。

ミシェル・ルグランの音楽は、美しいのでは、
ありますが、これと言った耳に残る曲が無く、
オペラ「椿姫」の圧倒的な名アリアの数々に比べると
(比べること自体、失礼かも)、メロディラインが脆弱でしたね。
ここは、シャンソンの名曲などを挿入すると少しは、
音楽の魅力が増したのでは、ないでしょうか。

演出的には、小劇場向きで、シアタークリエ当たりが良いのではないかしら。
わたしは、結構、一階の前方席で観ていましたが、それでも照明が暗く感じまし
たし、登場人物も少ないので、日生の箱は、大きすぎる気がしました。

本日のきもの:白黒の絞り長羽織に羽裏に緋色を入れて、白黒の雰囲気の舞台に合わせてみました。





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Last updated  March 25, 2009 12:34:06 PM
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