カテゴリ:歌舞伎
三回目の「獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」を観てきました♪
色々とバージョンアップされていて、 おもしろかったのですが、特に、二幕最後の本水の中での 立ち回りの水の出方(噴水風?)と血ノリがエンタティメントで最高! 全身ビショビショに濡れた段治郎丈が、 客席に振り撒く水の量が増していて、客席オオウケ!! 若い女性達のきゃぁ~~きゃぁにのって、友人曰くの 「これぞ本当の水も滴る良い男」振りではありました。 ちなみに、かぶりつき席のお客には、 二幕の初めにビニールシートが配られます!! 三幕前の休憩時に戻ってきたら、 椅子の上に置いておいたビニールシートが無くなっていたので、 再利用されているんでしょうね。係員の方、お世話になりました!! 舞踊での右近丈の早変わりも、何とも心地よく決まって、 わぁ~~と盛り上がる楽しい三幕では、ありましたね。 ただ十七歳という設定のお半は、顔も怖いが声も??で・・友人達と受けてしまいました。 しかし、歌舞伎はエンタティメント、 後ろの若いお嬢様方は、初めてご覧になるのか、 とっても新鮮に楽しんでいて、猿之助丈に聴かせたいと思えるほどの興奮ぶりでした。 春猿丈と笑三郎丈の時事放談の掛けあいも最高・おおうけ!! あ~~楽しかった・・非常に疲れていたのに元気をもらった観劇ではありました。 今日の舞台の注目は、古着屋の”おくら”役の市川猿琉丈。岡崎の化猫に操られる態で見せる数々のバク転などのケレンは、凄い・・凄いの連続でしたね。台詞も聴きやすくて、離れ業だけでは、ないところを十分に魅せてくれました!! いいぞ~~~。 で、帰りは「衣装らくや」に三人で立ち寄り、ウィンドショッピングで目の保養を楽しんだのでした!! 36万円の籠バックは、本当に素晴らしかったですね(溜息)。 本日のきもの:毎年恒例のこの時期に着る訪問着(夜桜のきもの)。このきもののために織られたすみれ色の地に浮かび上がる手描の桜と金泥の朧月の輝きが大好き!! 帯は格調高い四季花の袋帯(大昔の「美しい着物」をめくれば、出てくるかも知れない。)、半衿も桜の刺繍模様で季節を楽しむ、きものって最高!!ご一緒した御二方のきもの姿も艶やかで、とっても素敵でした!! また、きもので遊びましょう♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 23, 2009 09:37:21 PM
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