カテゴリ:歌舞伎
新橋演舞場・五月大歌舞伎の夜の部を観る!
ポスターは、こちら みどころは、こちら ○鬼平犯科帳(おにへいはんかちょう) 狐火 お馴染み池波正太郎の代表作『鬼平犯科帳』より「狐火」の話。 もう少しテンポアップすると、 もっとおもしろいだろうなぁと思いながら、 幕毎の季節の花や風物(鉄線と牡丹、藤の花、蚊帳、菖蒲などなど) を楽しんでおりました。 長谷川平蔵役の吉右衛門丈は、粋でしたねぇ・・・そして、 瀬戸川の源七の歌六丈が魅力的で、素敵♪ 豪華な出演者であるだけに、演出と脚本が??なのが大変残念な、 作品ではありました。花道をもっと有効に使えばいいのに~~とか 思ってしまって・・・・・もったいない。 長谷川平蔵:吉右衛門 密偵おまさ:芝 雀 狐火伜又太郎:錦之助 同弟 文吉:染五郎 お久:隼 人 河合伝内:由次郎 小房の粂八:歌 昇 瀬戸川の源七:歌 六 相模の彦十:段四郎 ○於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり) お染の七役 1813年鶴屋南北作の長編世話物で、 女形が七役を早変りで演じるのですが、 早変わりにつぐ早変わり・・こちらは、ともかく演出が凄い!! 観客を、決してあきさせないスピード感には、吃驚してしまいます。 早い話、出演者がどうということを、忘れてしまうほどのおもしろさ。 これ、本当に200年以上前の作品?と思える楽しさ美しさ。 歌舞伎力(かぶきりょく)がビシビシ伝わって参りますですね。ハイ! 油屋娘お染/丁稚久松/許嫁お光/後家貞昌 奥女中竹川/芸者小糸/土手のお六の七役:福 助 鬼門の喜兵衛:染五郎 女猿曳きお作:高麗蔵 油屋多三郎:桂 三 召使お勝:歌 江 船頭長吉:錦之助 山家屋清兵衛:歌 昇 百姓久作:段四郎 本日のきもの: 笹竹模様の紬に、季節の牡丹の塩瀬名古屋帯、竹林ということで半衿には刺繍の雀を飛ばして楽しむ。 きものおもしろさ!! 衿元など(繊細な雀の刺繍) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 23, 2009 07:24:50 AM
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