カテゴリ:演劇・コンサート・ミュージカルなど
第五回 ワザオギ落語会を観るために国立演芸場に行ってきました。
DVD収録の落語会ですが、大入袋も配られて大盛況でしたね。 当日の演目は、 「チョココロネ政談」:古今亭今輔 「道灌」 :柳家喬太郎 「千早振る」 :瀧川鯉昇 ~ 中入り ~(15分) 「山号地号」 :柳亭市馬 「ぜんざい公社」 :昔昔亭桃太郎 今輔師匠のネタで、 舞台でチョココロネを食べ始めたのには吃驚。 DVD収録なので、それででしょうか? とてもおもしろかったのですが、いつもこのネタの時は、 食べているのでしょうかね? 喬太郎師匠は、白鳥師匠代演ということで、 マクラで、最初にDVDを観るだろう白鳥師匠にメッセージ(大笑) それで客席を掴むと、16日は、大師匠の先代小さん師匠の 祥月命日ということで、命日を向かえる毎に、故人への悲しみが 薄れていくことをコミカルに噺していました。 本編の道灌(山吹伝説の故事をもとにした演目)は、 柳家の噺ということで小町もはいり良かったです。 <山吹伝説> 有名な「七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」 (兼明親王の歌) 鯉昇師匠の「千早振る」は、 竜田川がモンゴル出身の外国人力士になっていた・・(笑) また、最後のオチが少し変更になってましたね。 ”とは”が、本名から戒名になっていたような。 ちなみに、平安京きってのいい男・在原業平の名歌 「千早ぶる神代も聞かず竜田川 からくれないにみずくぐるとは」 の意味は、 「千早振る」は「神」にかかる枕詞で、 (不思議なことの多かった)神代でさえ、 龍田川の水が 紅葉の美しい紅でくくり染め (=しぼり染め)にされるとは聞いたこともない。 となります・・・・落語のほうが断然おもしろいかも(^^;; 似た落語で「陽成院」というのがありますが、ききたくなりましたね。 市場師匠の「山号寺号」は、テンポのよい噺に 師匠の声も私好みで、私的には、この日の一番かな。 ちなみに本日の出演者をいじっていて 白鳥さん問題児、喬太郎さん肥満児とか ・・(^^;; トリの桃太郎師匠のぜんざい公社は、 初めてでしたが、“せんばい公社”をもじったものなんですね。 ぜんざい1杯食べるために、 いろんな窓口で手続きをしないと食べれないことを 笑いのネタに"お役所仕事”の風刺が効いて、新作落語ならではと 思って調べたら、これは、昭和30年代(今から50年ぐらい前) に作られたものなんですね。 50年たってもお役所仕事に変わりはないのかも。 歌もあり、確かに歩く姿も可愛らしかったです(^^;; 久しぶりの落語でしたが、とってもおもしろくて大笑いしてきました♪ 7月にも落語、行く予定なのでとっても楽しみ♪ 終演後は、グランドアークで、遅めの夕食。 この日は、我が家を午前8時過ぎに出て、 六大学リーグの早明戦(佑祐対決が見たくて)を観、 14時30分には我が家へ戻り、洗濯&掃除を手早く終え、 20分で着物に着替えて、17時45分(開演18時15分)に待合せた演芸場へ赴く という超多忙な一日では、ありました。 本日の着物:麻の葉模様の白大島(実際には薄紫色)に貝の模様の紬名古屋帯(潮干狩りの季節なので)半衿は、薔薇刺繍のお気に入り。足袋も麻の葉模様で! 少しだけ雨に降られましたが、何とかOK!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 23, 2009 07:27:45 AM
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