カテゴリ:美術展など
何年か振りで興福寺の阿修羅像に再会した。
煌めくばかりの宝石を見た後なので、 今回は、仏像中心に見ることに 各仏像の詳細は、こちら 今回は、 ガラス越しでは無いためずっと阿修羅を見つめていると ガラスに映り込んだ己の姿を見ていたということもなく、 天平の美少年と謳われる彼を360度自由な位置から堪能する ことができるのである。 普段は、観ることができない正面から左側の顔の 下唇を噛んでいるのを確認できたのもうれしかったし、 麗しの背中を見れたのもいい。 かつて極彩色に塗られていたであろう姿も、 1300年の時を経て、今は、華麗な色彩も失い、 黄金の衣装もところどころ薄くなっているが、 時を超えて、かつての彼の姿を想像し心ときめくのだから、 想像力というのは便利なものである。 天平6年(734)、光明皇后が母橘三千代の1周忌供養の 菩提を弔うために造像させた麻と漆で固められた華麗な姿は、 その優美なる姿で、今も人々を魅了するのである。 八部衆像(国宝)の初々しい姿(阿修羅像も八部衆のひとつ)、 その中の迦楼羅(かるら)像の顔はドナルドダックに似ている なとかもと思えて微笑ましさも。 十大弟子像(国宝)の峻厳な個性、 鎌倉時代に収めらた康慶(運慶の父)作四天王立像(重要文化財)の 豪快なさまとその写実力 薬王・薬上菩薩立像(重要文化財)は、どうやって奈良の御寺から上野・東京まで 運ぶことができたのかと思える巨大さ。 いや~~眼福眼福な一時でありました。 しかし、阿修羅像に再会したら、今度は、 京都は広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像に会いたくなりましたね。 秋に行ってこようかなぁ~~~♪ 平成館の入り口の巨大な阿修羅のポスターを写メでパチリ 阿修羅を観た後は、某宝ジェンヌのお茶会へ出席のため人形町へ向かうことに。 結局、この日は、10時前に我が家を出て、11時30分過ぎに帰宅という、先週の土曜日に引き続き、ハードな一日となりました・・(^^;; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 31, 2009 12:55:25 AM
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