カテゴリ:演劇・コンサート・ミュージカルなど
帝国劇場で上演中の「Me & My Gail」
http://www.tohostage.com/me_and_mygirl/index.htmlは、 昨年、宝塚でも上演され評判を取った作品である。 今回は、東宝ミュージカルでの上演で、 主役の井上&笹本による同じキャストでの三年振りの再演? 開幕前から、出演者&オケによるランベスウォークの振り付けのレッスンが始まり、観劇のウキウキ感が高まる!! そして、開演ベルとともに、 一階客席後方から、オーケストラの皆さんが登場。 客席の手拍子に迎えられ、乗り々で踊る指揮者こと塩田さんが本領発揮♪ オープニングの前奏曲で盛り上げるのはさすが。 マリア公爵夫人の涼風真世は、怖い中にも、 時々えぇ~~となるはじけ具合も、けっして下品にならいのは、 宝塚出身だから? 公爵夫人の娘で財産目当てにビルに色気で迫るジャッキー役の貴城けいも、 いかにも貴族のお嬢様という雰囲気を保っていて、こちらも宝塚出身ならではと感心させられた一時。 一幕最後のランベスウォークでは、出演者全員が、客席に降りて、 練り歩き、そしてカーテンコールでは、観客総立ちで楽しく踊るのも一興。 ふと舞台を観ると、もっとも盛り上がっているのは、 マリア公爵夫人の涼風真世。 彼女のマリア公爵夫人は、若い頃から幾多の男性に 恋い焦がれられたと思わせる美しさと貴族の娘としての品位、 キュートな魅力があり、ジョン卿は、子供の頃から恋敵がいっぱいで苦労したに 違いないなぁと思わせる雰囲気があった。 主役の井上&笹本、頑張っていたが、もう一味。 ミュージカル界の王子・井上芳雄には、爽やかなだけでなく色気も (ジャンルは違いますが王子つながりで、早稲田の斎藤佑樹投手のような色気)ほしい なぁ。 笹本玲奈には、演技と歌をもうひと踏ん張りアップしてほしい。 きっと千秋楽近くになるともっともっと出演者に油がのってきて舞台と観客がはじけて楽しいだろうなぁ。 ------ <キャスト> 井上芳雄 (ビル) 笹本玲奈 (サリー) 本間憲一(ジェラルド) 貴城けい(ジャッキー) 涼風真世(マリア公爵夫人) 草刈正雄(ジョン卿) 武岡淳一(弁護士パーチェスター) 丸山博一(執事チャールズ) 阿部 裕(バターズビー卿) 伊東弘美(ミセス・ブラウン) 福麻むつ美(バターズビー夫人) 花房 徹(ジャスパー卿) ----- 作詞・脚本=L・アーサー・ローズ&ダグラス・ファーバー 作曲=ノエル・ゲイ 改訂=スティーブン・フライ 改訂協力=マイク・オクレント 翻訳 丹野郁弓 訳詞 高橋亜子 演出 山田和也 振付 玉野和紀 装置 大田創 照明 高見和義 衣裳 小峰リリー 音楽監督補・指揮 塩田明弘 他 オーケストラ 東宝ミュージック(株) ------- なお、今回は、カード会社のA席スィーツ付き割引席♪ てっきり二階席と思いきや何と一階A席。とっても観やすい席で、出演者の客席降りでも出演者が近くで観れ得した気分。スィーツは、GODIVA、あけぼののパイ、GODIVAのクッキー、叶匠寿庵の生菓子(^^) 本日の着物:紫の鳥獣戯画の紬の単衣に淡い緑色の絽塩瀬の♪模様の名古屋帯で ミュージカル仕様。帯留はいただきもののお多福ブローチ。半衿は紫陽花の刺繍の絽で季節を彩ってみる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 20, 2009 07:32:04 PM
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