|
カテゴリ:教室
今日は、はじめての半衿教室です。
皆さん、着物については何年、何十年というお付き合いですが、 着物や帯を揃えることや、コーディネイトなどに気を取られ、 意外と半衿って、適当になってたりします。 散歩ネコも、そうなんです。 散歩ネコの半衿歴は… ●初期 普通の、現代風のプラスチック差し込み衿芯 ●ちょっと慣れた頃 半衿全体を、ファスナーで取り換える、ファスナー式 ●呉服屋勤務で、毎日激しく着用していた頃 半衿専用の両面テープ この間にも、 装道式仕立て衿、昔風三河芯、等々 いいと言われているものは、一通り試してみました。 そして、現在・・・やり過ぎて、五里霧中・・・ お出掛け会で、色んな方の着付けを拝見する機会があると、 「この方の襟元すてき」「真似してみたい」 という方がいらっしゃいます。 それは皆さん、同じだったようで、 ある方の襟元が、いつもとても綺麗なので、 その方に講師をお願いして、一日半衿教室を開催いたしました。 散歩ネコの大邸宅 (ウソで~す) にて。 右奥にあるのは、足踏みミシン。 母のを譲受けました。今でも現役です。 総勢9名。 隣の和室も開放して、なんとか大丈夫でした。 今回、先生になって頂いた方の、襟元のきれいなこと! それに気づいていたのは、散歩ネコだけではなかった。 会員様から、「あの方に、教えて頂きたい」と、 名指しでリクエストがあった時、 妙に納得いたしました。 その方の方法を、簡単にご紹介します。 使用するもの ・バイアス半衿(自宅で洗えるように、ポリがよい) ・パイアス衿芯(三河芯) 特徴 ・衿中央が、着物から出ないように、 衿芯を予め「9.6ミリ」幅に切っておく。 ・衿中央から、両端へ向かい、 12センチ(結局24センチ)は、9.6ミリで。 ・12センチから先は、自然に端へ向かうように切る。 この、衿芯作りという土台が一番大切だそうです。 この土台ができていれば、半衿付けは、通常と同じなので、割愛。 先生は、実際には、更にポリの衿芯も差し込むそうです。 これは最強ですね。 毎回の軽い汚れなら、手で、汚れだけを部分洗い、 又は、部分洗濯機へポン(勿論、洗える襦袢に作ったもの)。 衿芯はつけたままで可。 半衿が、部分洗いではダメになってきたら、半衿だけ取り換え。 衿芯は、ヨレヨレになってきた時だけ、取り換え。 半衿を変えるたびに、取り換える必要なし。 ええ~っ! 三河芯って、洗濯機にポンできるの? 知らなかった! それを昔から知っていたら、 散歩ネコの着物人生は、かなり違っていたと思います。 レッスン時間は、最初の挨拶や説明などがあり、 約2時間でしたが、完成した人はおらず、 宿題となりました。 慣れれば、10~20分とのこと。 散歩ネコは、資料をコピーしたり、アイロンの準備などで、 作業することはなかったので、一人で居残りとなりました。 まあ、自宅ですから(*^_^*) ところで、その後、別の方に、 別のやり方の三河芯の方法をお聞きする機会がありました。 散歩ネコは、その両方のいいところを取り、 オリジナルでいこうかと思います。 その方法については、また後日。 レッスンの後は、和菓子を食べて、 お土産のお漬物を美味しく頂き、おしゃべり三昧、 結局、今回も、美味しく楽しい、いつもの会となりました。 次回は、いつも通りのお出掛けです。 お楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.03.22 11:05:56
[教室] カテゴリの最新記事
|