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カテゴリ:土クラス
実際の開催日は、2017年7月22日(土)です。
*************************************** 今日は土クラス、 待ち合わせは、大江戸線「牛込神楽坂」駅。 快晴 33℃/26℃ 今日も暑い 駅で待っているお姿。 一人、二人と増えてきます。 今日はお二人のお試しさんをお迎えする予定。 ちゃんと会えるかな~。ドキドキするわ~ 無事に全員集合! 今日は12名で、エイエイオー! お試しさんは、だあれ 白い鼻緒が多いのは、夏のせいでしょうか。 お靴もオシャレよ。 駅を出発! いつもは、ランチの後にする散策ですが、 今回は、ランチの前にも、散策の第1部があります。 今日の散策は、3部作という大作。 神楽坂 「宮城道雄記念館」 お琴を弾く人でも、知っている人は少ない記念館。 散歩ネコは、昔ちょっと習っていましたが、 ここはちっとも知りませんでした。 散策コースは、ランチ店を経由して、一筆書きになるように、 駅から駅へ、観光地や歴史名所を通るように組み立てます。 この記念館、バッチリコース上。 お琴に興味ない方も多いでしょうが、 それもお出掛けの記念と思って下さると嬉しいです。 いつもはガラガラの受付が、大混雑。 映像室で特別に、道雄の人生DVDを鑑賞。 ありがとうございました。 本館と別に、旧住宅があります。 日本家屋って、いいわ~。 こんなお部屋でお琴を習えたら、頑張っちゃう。 神楽坂は、今はすっかり観光地ですが、 駅からちょっと外れると、高級住宅地。 左は、最高裁判所長官公邸。 この辺り、環境いいです。 「神楽坂」という名前だけあって、坂の街。 アンスティチュ・フランセ学院(旧・東京日仏学院) フランス政府が管理・運営する文化センター。 フランス語を学ぶと同時に、 映画や講演会、展覧会などのイベントを通じて、 フランス語圏の多様な文化と触れることができる場。 坂の途中にあります。 足元ご注意よ。 敷地に足を踏み入れると、そこはパリ~。 神楽坂「ラ・ブラスリー」 敷地内にあるフレンチ・レストラン。 フランス政府公認。 ここで食べずして、フレンチ料理の批評はすべからず。 ギャルソンによる、メニューの説明。 皆さま、前のめり姿勢で真剣に聞いています。 いただきま~す(^◇^)/ こちらのテーブルも、いただきま~す(^◇^)/ ランチ後、記念にパチリ♪ こちらのムッシュー、 希望者全員とツーショット写真を撮って下さいました。 ご親切にして頂き、ありがとうございました。 このお店に電話すると、 「ボンジュール、なんとかなんとか~(多分、お店の名前)」と、 フランス語で始まります。 「日本語いいですか?」と聞くと、 すぐに切り替えてくれますが、 英語すらできない散歩ネコは、すっごく緊張するのよ~。 お腹一杯で、お店を出発! ここから、散策の第2部スタート! 東京理科大学 近代科学資料館 「日本一の計算機コレクション」 「録音技術の歴史」 「東京物理学校の貴重資料」の常設展示が充実しています。 その他、企画展も、とってもユニーク。 ガイドさんは、大学の学生か、院生。 専門的で、でもわかりやすい説明が聞けます。 それなのに~、なんと、無料なんです~(@_@) やっていけるのか、理科大! 計算機の歴史コーナー やっぱり、算盤(そろばん)ですね。 先日、算盤を作る名人の特集をテレビで観ました。 珠(たま)は、今でも硬い柘植の木などから作るそうで、 プラスチックだと軽すぎて、弾いても反動してしまうとのこと。 一本の柘植の木を使っても、 同じ大きさ、同じ重さ、同じ色合いの珠を揃えるのは、 とても大変なのだそうです。 算盤は、日本人の私たちにとって、あまりにも当たり前で、 作り方とか、特に考えたこともなかった。 そういう名人が、報われる世の中でありますように。 そういうことって、着物の世界も同じですね。 タイガー計算機の説明と実演。 ここでも前のめりの着物乙女たち。 こういう説明をして下さるのが、 理科大の学生ということが嬉しい。 日本の将来、大丈夫です。 大きなスピーカー付きの蓄音機。 歴史を感じます。 中央の黒っぽい洋服の女性は、この資料館のスタッフの方。 「変な着物の集団が、1階をウロチョロしている」 と、通報があったのか(?)、 2階の企画展にも是非来て欲しいと、 熱心に語りかけているところ。 そのつもりで来ました(^-^)v 日本の発展のため、 今では名前も忘れられた女性科学者たちが、どれほどいたか、 明治時代から、女性が勉学で身を立てるということが、 どれほど大変だったことか、 学生たちが、どれほど真剣に準備したか、 是非見て行って欲しいと、熱く熱く語るのでした。 他の展示を見ている間も、 「絶対、来てね ♡」と、個別アプローチがすごい・・・ 「本当に来てくれるか心配」とのこと、 一緒に行動することになってしまいました・・・ 行きますって・・・ 画像は、日本で最初の乾電池を見ているところ。 屋井先蔵(やい さきぞう)という人が、 乾電池を発明したそうですが、 親がいないとか、病気とか、受験失敗とか、 色んな理由で、時計の修理工でした。 乾電池を発明した時は、 東京物理学校(東京理科大学の前身)の付属職工。 学生でも、教授でもなかったの~((+_+)) 当時の特許料はとても高額で、貧乏な彼は特許申請できず。 彼の技術はアメリカに模倣され、 それが日本に逆輸入されたこともあったそうです。 その頃の日本政府は、 海外から学ぶことはあっても、 日本から世界に発信するような技術はない、という方針で、 法律は穴だらけだったとのこと。 せっかく発明した乾電池も、当時の生活の中で使う場はなく、 全く売れず、生活は困窮を極めたそうです。 そして、明治27年(1894年)に日清戦争が勃発。 極寒の満州(当時)で使えた乾電池は、 世界全体でも、屋井式乾電池だけで、爆発的な注文が始まります。 その後、彼は乾電池の会社を作り、 「乾電池王」と呼ばれるほど繁盛したそうです。 後継者が育たなかったようで、一代で終わりましたが、 最後は報われてよかった・・・ ・・・そんなお話を、スタッフさんから伺いました。 ご一緒できて、よかった~。 ガイドさんがいて下さると、内容が充実します。 それにしても、理科大の事務スタッフさんは、全員が これほどの知識と母校愛を持っているのでしょうか。 理科大の卒業生の業績コーナー 挙げ切れないほど、日本や世界を変えた卒業生が沢山います。 2015年ノーベル生理学・医学賞受賞した大村智氏は、 北里大学特別栄誉教授なので、北里大学ばかり名前が出ますが、 東京理科大学の卒業生なのよ~。 こういうお話も、全てスタッフさんから。 このスタッフさん、恐るべし。 一体、何者? 母校愛(職場愛?)が溢れています。 企画展「日本の女性科学者 - 道を拓いたマドンナたちの百年 - 2017年6月27日(火)~8月9日(水) 明治時代の入試問題の解説 やっと2階の企画展へ。 なのに、画像1枚ですみません。 元々、この企画展のために訪問したのですが、 常設展も、充実しています。 学生によるガイド(今回は、事務スタッフ?)が、 とても素晴らしいです。 すっかり理科大のファンになってしまいました (*^_^*) 神楽坂にお越しの際は、理科大へ、 是非是非お立ち寄り下さいませ。 理科大を後にして(気分は卒業生)、散策再開! 左手は、理科大の校舎。 外堀通り。 広い歩道が気持ちよい。 泉鏡花と北原白秋の居住跡。 この居住跡を案内すると、 必ず、「一緒に住んでたの?!」と聞かれます(^-^; 二人は、時期をずらして同じ借家に住んでいました。 偶然です。 やっとお茶休憩~~~ 店頭に、かき氷マークはありましたが、 気温33℃の今日は、 かき氷が予想以上の売れ行きで、12名分はないとのこと。 この時点で、全員もうヘトヘト、 他のお店に移動しましょう、とか、 もっと探しましょう、とか、 私はかき氷はいらないから、皆さんで食べて、とか、 誰も言わない・・・ お店と交渉し、6個まではなんとか用意できるとのこと、 1つのかき氷を、2人ずつで頂くことになりました!(^^)! なぜか楽しそうに見える、かき氷のシェア。 疲れすぎて、むしろハイテンション。 実際には、2人で一つのかき氷。 取り皿も一人ずつ頂いています。 突然、12名の怪しい着物の団体が乱入して来て、 お店の方も、さぞや驚かれたことでしょう。 受け入れて下さり、ありがとうございました。 かき氷休憩で、気力・体力を回復し、 散策の第3部、スタート!(今回、長いの~) 見番横丁 見番とは、芸者さんを手配するところ。 偶に、出番待ちの芸者さんが練習している お三味の音色が聞こえることもあるそうです。 芸者さん? 和雑貨屋さん 買っても買わなくても、 アレコレ言うのが楽しい♪ 神楽坂という街の中の、まさに「神楽坂」という坂。 意外と気が付かずに、素通りしてしまう看板。 善国寺は、お祭りの準備 着物リサイクル 「福服」 まっ! この方の帯、朝顔? ステキっ! 兵庫横丁 神楽坂は、坂と階段と路地の街。 路地には、「〇〇横丁」と名前がついています。 石畳に黒塀って、いかにも神楽坂。 土曜日のせいか、 沢山の浴衣姿の女性とすれ違いました。 観光客の浴衣レンタルでしょうか。 それにしても・・・ 着物と浴衣というのは、全く違います。 着付けのコツも違います。 綿だから、裾がバサバサしやすい。 浴衣をしゃっきりと着るのって、着物より、難しいかも・・・ 浴衣がきっかけで、日本を好きになったり、 日本人だとしても、 浴衣がきっかけで、和装に興味持ったり、 そういうことって、とても大切。 とにかく、着物(浴衣)を着て歩こう!とする、 その気持ちが一番。 楽しい思い出になるといいな。 神楽坂 「まかないこすめ」 金沢の金箔屋さんが作ったコスメ屋さん。 食べられる物(食材)を原料とするので、安心。 スタッフさんは皆さん親切。 いつもお試しや実演をして下さいます。 説明も丁寧(^-^) お買い上げ~♪ かくれんぼ横丁 本当にかくれんぼしているみたい。 「私を捕まえて♡」 ~ 悶絶 本多横丁 路地から路地へ、 とても狭い場所に、「ふくねこ堂」はあります。 トントン♪ 「入ってもいいですか~?」 一般の民家そのものの玄関。 「こんにちわ~」 本当に普通のお家。 でも、中はちゃんとお店です。 しかも、和雑貨屋さん。 お店の中が狭いので、3交代で入ります。 その間、待っている路地も、とても狭い。 この狭さが、ネコが入り込みそうな路地というか、 立地が絶妙なんです。 わかりにくいけど、固定ファン多し。 和雑貨屋さん ここは、2016年9月末に閉店した「山田紙店」跡地。 山田紙店の原稿用紙は、 夏目漱石や川端康成、吉行淳之介などが愛用しました。 観光客は、 「ここで、夏目漱石が名入りの原稿用紙を作ったのか~」 とは思っても、 「じゃあ、自分も作ろう」とはなりにくい。 来る人は、みんなお店の外観を見るだけ。 山田紙店がなくなって残念ですが、時代というしかないのかな。 でも・・・ やっぱり、お買い物って、楽しいのん。 うふふ~(#^.^#) 初めてのご参加、それがよりによって、 散策3部作のお出掛け日とは、 とてもお疲れになったことでしょう。 どうぞごゆっくりお休み下さいね。 解散の後、用事があって、一人で上野へ。 偶然にも、「上野祭り」の日でした。 これは、沖縄のシーサーっぽい? わっ! 立ち上がった! 結構ビックリします。 中身、見ちゃうよね~。 秋のお祭りは、 収穫のお礼の意味や、達成感、冬へと向かう準備のせいか、 なんとなく、物寂しい気がしますが、 夏のお祭りは、生きる喜び、命の輝き、 一瞬の輝きを感じます。 不思議なものです。 次回は、銀座で穴子ランチ! 穴子に一瞬を賭けます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.10.18 23:07:00
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