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カテゴリ:土クラス
実際の開催日は、2014年07月12日(土)です。
*************************************** 今日は月に一度の土クラス、場所は赤坂です。 赤坂駅で待ち合わせ。 赤坂 「しょう山(ざん)」 いただきま~す(^◇^)/ 日替わり定食は、1500円。 元は、夜のみ営業の料亭でしたが、 最近は、ランチ営業もしています。 お陰で、会で伺えるので、とっても嬉しい♪ 今日の床の間も豪華。 お腹一杯で、散策スタート! 銀座へ向かいます。 京橋 LIXIL(リクシル) 「背守り展」 LIXILは、以前はイナックスという名前でした。 主に、トイレ、お風呂など、 水回りの快適空間を提案している会社です。 背守りとは、背縫いのない子供の着物の、 背中心につけたお守りのこと。 きもの検定の勉強をした方には、必須項目(^_^)v 昔、着物暮らしの頃には、 「魂」は背中から出て、 「魔」は背中から入る、と信じられていました。 特に、 背縫いのない子供の着物(産着、一つ身など)は、 人の手間が掛かっていない背中から、魔が入り、 子供の命が失われるとして、恐れられていました。 西洋医学の知識がなかった頃は、 七歳まで生きることさえ、 大変なことでした。 昔は、「七つまでは神の子」という言葉がありました。 「七歳までは、自分(親)の子供ではない、 神様からお預かりしただけの命、 失われても、神様に返しただけのこと、 悲しまないように」と、 子を失った親を慰める意味でした。 それでも、人はなんとか子を生かしたいと願い、 様々な祈りが行われていました。 その一つが、背守りです。 一番シンプルな、背守り。 タテに赤糸で、3針のみ。 会場は、作品保護のため、 フラッシュは禁止されていますが、 撮影は許されています。 背守りの基本は、 1年12ヶ月に因み、計12針とし、 タテ9針、斜めに3針が基本。 更に、 男児から左斜めに、 女児なら右斜めに縫っていたようです。 ただ、時代や地域により、差が激しく、 個人(母親)の裁縫能力の差もあり、 かなりの違いがあったらしい。 女学校の、背守りの教科書。 この時代に生きていたら、 散歩ネコも習っていたのですね。 皆さん、じっくり見ています。 女学校の、背守り教科書のひとつ。 実物の例が載っています。 あ、ちょっと個性が出てきました! 「福」という文字の背守り。 裕福・幸福になってほしいという、 親の願いをヒシヒシ感じます。 内側には、お経の文字。 神や仏にすがって、 我が子を守ろうとした気持ちが伝わります(T_T) 会には、カメラ女子がいます! こちらは、亀をデザインした背守り。 このレベルになると、子供を守ると共に、 母親の自己表現の場ともなったそうです。 当時、 趣味の会や、個性の発表の場などなかった時代ですから、 お裁縫の得意な母親は、張り切ったでしょうね。 散歩ネコは、この時代に生まれなくて、よかった~(*_*) 子供に恥をかかせるところでした・・・ こちらは、背守りと同時に、 パッチワークの技術も素晴らしい。 たった一切れの生地も大切にするという気持ちと一緒に、 わざとアンシンメトリーにしているところに、 芸術性を感じます。 真剣に見て、疲れました~。 ちょっとお茶休憩へ。 「京橋スクウェアガーデン」 NHKの「美の壺」で、 空中庭園として紹介されました。 でも、残念ながら、カフェは地下。 着物乙女で、大混雑(^_^) とても暑かったので、フローズン系が大人気。 左から、マンゴー、抹茶、ベリー。 どれも好評 ♡ 休憩後、銀座の散策を再スタート。 銀座 珍味の「岡田かめや」。 タモリ倶楽部でもご紹介されました。 銀座のスナックやバーに、 珍味や乾き物を卸しているお店。 個人でも購入できます。 更に歩いて、ギャラリーへ。 銀座 「シャトー de ミュー」 世界でも珍しい、ネコだけのギャラリー。 いつでも、猫、ねこ、ネコ・・・ ネコ好きには、たまらないギャラリーです。 こちらも、ネコ! あちらも、ネコ! とても楽しいギャラリーでした♪ 次回は、宝町です。 お楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.10.07 22:36:40
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