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カテゴリ:散歩ネコの番外編
今日は久しぶりの、散歩ネコの番外編、
下見オープン(ちょぴっとね) 晴れ 34.4℃ / 25.7℃ この日、お出掛け仲間と街の散策へ出掛けました。 目的地は、吉原。 よく言えば、大人の社交場。 悪く言えば、 行き場のない哀しい女たちの最後の場所。 あまり詳しくは語るまい。 日比谷線の三ノ輪駅で、お仲間と集合し、 まずは、途中の「泪橋(なみだばし)」へ向かいます。 「泪橋」で、彼氏と待ち合わせ 彼氏(*^^*) も、もしや、あなた様は・・・ そうです、「あしたのジョー」の矢吹丈です。 本当はこうなんですが・・・ やはり、この前髪を三次元にするのは、難しいのね。 「なみだ橋を逆にわたっていこう」 おっちゃんのこの言葉に刺激され、 「ただの不良のジョー」は、 「あしたのジョー」に変わっていきます。 画像お借りしました。 ありがとうございますm(__)m ジョーとツーショットを撮って頂きましたが、 油断している自分のヘラヘラ顔にショックで、 とてもアップできず・・・ 吉原の入り口があった場所。 今日のガイドツアーのスタート地点です。 白シャツさんが、ガイドさん。 黒シャツさんは、参加者。 そして、油断している散歩ネコ。 写真は全て、お出掛け仲間に撮影して頂きました。 ありがとうございます ここは、衣紋坂の見返り柳があった場所。 「衣紋坂」とは、 ここから吉原、というので、 男たちは、着物の衣紋をキリッと整えて向かったから、 という説があります。 「見返り柳」は、 遊郭で遊んだ男たちが、帰り道に柳のあるあたりで、 名残を惜しんで後ろを振り返ったことから この名が付いたと言われています。 「よし原大門」があった辺り。 今はその片鱗もありません。 平和な街。 その少し先、「お歯黒どぶ」だった路地。 遊女たちの逃亡防止のために、 吉原の周りにグルっと張り巡らせた溝、 と言われていますが、 この程度の幅の溝なら、 本気出したら簡単に逃げられるので、 それは俗説らしいです。 今では、 遊女たちが、お歯黒(の液)を捨てたから、 どぶの水が汚く黒かったから、などと言われています。 諸説あり。 10歳前後で人身売買、 16歳前後で客を取り、 20歳を過ぎれば、年増と呼ばれ、 10年の年季なので、26歳前後で出られるはずが、 遊女の平均寿命は22歳。 年季が明けても、借金はなくならず、 最後は「夜鷹」と呼ばれる ゴザだけ持って客を取って、約500円・・・ 「雪」歌川国安・画 現代人から見ると、 雪の日に和傘を差して、風情ある光景ですが、 ゴザを抱えていることから、 最下層の夜鷹であることがわかります。 今から仕事か、終わったところか・・・ 知らなかったら、 「赤黒緑が、雪のドッドに映えて、なんておしゃれ!」 と思ってしまいます 事実とはいえ、 生理的に受け付けない方もいますので、 会の定例会ではできませんが、 江戸の歴史として、街の散策に想いを馳せて・・・ 南千住 「カフェ・バッハ」 気分を変えて、やっとお茶休憩。 バッハの有名なコーヒーゼリー バッハは、東京珈琲四天王の一つだそうです。 いや~、充実のガイドツアーでした! また行きましょう! 散歩ネコの写真はともかく、 お仲間のお写真撮ればよかったです。 こんな暑い日に、お着物でしたのよ~ 次回は、久しぶりの夜会です。 お楽しみに! 燃え尽きたぜ・・・真っ白にな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.06 20:57:42
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