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テーマ:着物(543)
カテゴリ:着物ネタ
私は、この業界では若手になるでしょう。
着付の仕事を始めたのは20代でした。 それでも、経験からいえば、既に8年とか9年、やっていたのですよ。 当時はお客様からも「若い先生なのですね・・・」と言われることばかり。 それは良い意味でも、悪い意味でも・・・だと思います。 あれから数年経ちますが、 やっと年齢に関して言われなくなりつつありますね。 でも、やはりお客様や生徒さんから若いと驚かれることはあります。 この業界、若いというのはハンディです。 若い=経験が浅い とみなされがちなのです。 イメージとして、着物って、年配の人ほど着て、知っているって 思われているからですね。 実際はそんなこともないのですが・・・ どうしても年配の方の方が、信用度も高いです。 だから、呉服屋さんの求人でも、年齢制限みてみますと 普通は若い人ほど大歓迎でしょうけど、呉服屋さんや着物業界に 限っては、年齢が上でもOK。いや、40歳~とかそういう所も多いです。 だから、私は常に「実力勝負!」と思って 勉強を重ねてきました。 教えながらも、勉強です。 いや、教えることは最大の勉強です。 私も経験を積み、もちろんもっと力を付けなければと思いますし、 まだまだだと感じることがありますが、その他にも様々な要素が必要だと 感じています。 人に教えるってことは、まずは自分自身が見本になるように、 技術はもちろん、人間性を大事にしたいと考えています。 じつは、私と同じ様なことを、整体の先生に言われました。 整体の先生は私よりも若いです。 「こうみえても経験と勉強は重ねてきましたから、安心してお任せ下さいね!」 と言われました。 やはり他の業界でも、私と同じように若いということがハンディになることも あるのだと思ったのでした。 あと数日で、誕生日を迎えます。 年齢を重ね、より一層魅力的な講師となれるように精進していきたいと 思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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