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カテゴリ:着物ネタ
着物もファッション。ですからどれが正しいともいえないし、
流行が全くないわけでもなく、少~しですが移り変わっています。 これは今に始まることではなく、着物の歴史を辿っていけば、 結局は女性の「お洒落したい!」気持ちから あれこれ試行錯誤が繰り返されて、今に繋がっているのです。 若い女の子たちの間で流行っている、イマっぽい着物。 衿あわせとか、少し崩した感じですね。 昔でいえば、竹久夢二。彼のモデルとなった絵の女性の着物は 着崩していますね。そこに色っぽさや艶っぽさがあるわけです。 竹久夢二『紀伊国屋』リトグラフ 着物を着崩すのと、着崩れとは違います。 着物を素敵に着崩すには、やはり着付けの技術も必要です。 両者の違いは一見分かりにくいかもしれませんが、 見る人がみれば違うんですよね。 さて、ここ近年、この季節に羽織や道行の後ろ衿を 思いっきりかぶっているおば様をよく見かけます。 一人や二人じゃありません。 あまりにも気になって声掛けたことがあるのですが 「寒いからわざとやっているんです!」とのお返事が(--; まぁ着物着ていますと、衿のところがスースー風が入って 涼しいですから、その気持ちは分かりますが、 折角の着物がなんだか台無し・・・ 寒いならショール羽織ればいいのですからね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月12日 16時17分27秒
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