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カテゴリ:着物ネタ
今日はお太鼓、二重太鼓、ふくら雀と、基本の基本ともいうべき
帯結びをしました。 これらの帯結びは、形がシンプルゆえに難しい! 習いたての頃よりも、実際に教えたり着付している今のほうが より一層難しさを感じます。 手順は決して難しくはありません。 でも、形の作り方、つまりは表情の出し方が難しいのです。 お太鼓系は、山の形、お太鼓の大きさ、たれの長さ等のバランス、 その人にあわせて作ります。 帯の素材や質によっても、同じように作っても違います。 さらにお客様へ着付ける際には、 どういう目的で着用されるのか、どういう着物に合わせられるのか、等 様々なことを考えて作り上げて行きます。 ふくら雀も、最近はお客様からも犬猿される帯結びの一つですが 羽の作り方、大きさ、たれの作り方、 お太鼓の部分の箱ひだの取り方と出し方が難しいですね! 私の教わった先生が、似たようなことをおっしゃっていました。 当時の私は「こんな素晴らしい先生が難しいだなんて!」と 謙遜して言っているのかと思いましたが、そうではないのですね。 私も少しは先生の足元に及んだでしょうか・・・いや、まだまだです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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