きものあれこれ大和撫子　　★楽天バージョン★

長襦袢、仕事柄結構持っています。
もちろん、着物に合わせて変えることもありますが、
実に消耗が激しいのです。

一つ、とっても着易い素材で、サイズも丁度良いものがありまして、
私が生徒時代から、ず～っと愛用していました。
去年、着用している際に、裂けてしまいました。

それから、着物を誂えた際にセットで付いてきたような
長襦袢や、他にも数枚持っていたのでそれらを交互に
着ていましたが、やはりお気に入りのものが一番！

どうしてもあの着心地と着易さが忘れられず、
先日、久々に誂えました。

そう、お気に入りを購入したお店で。
同じような素材のものを見つけたので。

昨日、出来上がったのを取りに行ってきました。

私、今回は、居敷当てもつけました。
ですが、衣紋抜きだけはじゃまなので絶対につけないで！と
その分数百円ですがお値段も引いてもらったのに・・・

チェックしたら付いてました（－－；
向こうはサービスのつもりなのか？

衣紋抜きがないと着られないかたも居るかも知れませんが、
なくても着られます。
ないことに慣れていると、すっごくじゃまなんです。
背中で布がピロピロして。

私も基本的に、衣紋抜きなしで着用できるように指導しています。
たまに生徒さんの長襦袢についていることもありますが
（付いていても御自分でつけたのではなく、やはり仕立て頼んだら付いてきたという）
使い方は教えるものの、使わなくても着られるから＾＾と
お話しています。

サービスでつけるというよりは、
お店によって、衣紋抜きをつけて標準仕様というところでしょうか。

何も知らないでお仕立て頼むと、色々といわれるままになってしまいます。

私も最近は実に色々と分かるようになったので、
採寸もお店に任せず、自分ではかり、その上でココはもう少し出そうかな？
ココはこのままでいいかな？と調整しています。


ついでに、長襦袢の仕立ては、
お店によっては今も袷で誂えるところがありますね！
そう、袷というのは、裏地が付いているってことです。
冬は暖かいけど、５月～１０月は使えませんね。
いや、暖房が効いている現代では、袷の長襦袢は減っていると思います。
無双仕立て（袖だけ見せかけの袷）で十分だなって思います。
袷仕立てだと、裏地のお金もかかります。
だから、自分がどういう長襦袢が欲しいのか、考えてからの方が良いですね。

長襦袢って、すっごく大事です。
着物をキレイに着るためには寸法も大事ですしね。
そして、着心地の良い長襦袢は、着物の着心地もさらに良くしてくれます。

是非皆さんも、言われるがままのお仕立から脱出できるように
お勉強してみてください。