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テーマ:着物(542)
カテゴリ:着物ネタ
私はこのお休み中に、駅近くでイベント出展されているお茶屋さんから
日本茶を買いました。 このお店は、学生時代の先輩で 茶道を学ばれ、更に日本茶インストラクターをやって活躍されている方の オススメのお店です。 偶然にも前を通ることがあり、 先輩のお話を思い出して、立ち寄ってみました。 試飲でお茶を入れてくださったのですが、 そういえば正しい日本茶の入れ方なんて、 教わったことがないものだな~と思ったのです。 お茶はご家庭で、普通に飲まれるもの。 お茶の温度をはじめ、入れ方のコツも母から子へ なんとな~く伝わるだけ。 実際にそれが正しいかといえば、そうではないのですね。 私自身、試飲のお茶の温度が温いと感じ、 でもこの温度が実は適温で、 お茶のうまみも渋みも、すべてが美味しく感じられる温度 なのだと分かりました。 これを着付けに置き換えると 実に全く同じことが言えると思いました。 着付けも、教室に通われて習う方もいらっしゃいますが (私もそうでした!) お母様から何となく教わって、見よう見まねで着たり、 独学で着付けの本を見て覚えた方もいらっしゃいますね。 ただ、独学の方や母から教わった方とお話すると、 何となく中途半端であり、勿体無いと思うことがあります。 お茶も日本茶インストラクターという資格が存在するように、 美味しい入れ方を研究され、伝えられているプロがいるのです。 着付けも同じですね。 私の母も祖母も、着物で仕事をしていましたから 自分で着ることが出来ました。 特に母は着付も和裁も、きちんと学校に通いました。 でも、母は私に直接教えず、「きちんと習いに行きなさい」と 言いました。 これは、有難いお言葉だったのではないかと思っています。 母から伝えると、どうしても身内の甘えやいい加減さもでますが、 何よりも正しいことを学び、研究するためには 習いに行くことを推奨したのだと、感謝しています。 (あ、お金は一銭も出してくれませんでしたけど・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月03日 16時31分56秒
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