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• 着付けの違いを感じる！

  着付なんて、どれもおんなじと思っている方も多いでしょう。誰がやっても、同じというイメージをもたれているようです。が、そんなことはありません！今日は生徒さんと、一般的な着付と、笹島式の着付との違いを感じていただきました。一般的な着付というのは、多くの着付け教室が教えていたり、美容師さんも同じように着付けている方法です。笹島式とは、笹島寿美先生が研究してきた結果、着物に、人に、とても優しい着付けが実現出来ました。私は今、後者の勉強をしており、気が付いたら一般的な着付の方法も一瞬戸惑うほどでした（笑）着付してもらう側として、紐の締め方、感じ方、衿のあわせ具合をカラダで感じてもらいました。この違い、比較するとものすごく良くわかります。だから、私はもう一般的な着付の方法には戻れなくなりました。今日は午前と午後、共に生徒さんから教わることが沢山ありました！私も新発見やら、私の考え方が間違っていないことが確証されました。

  2009年02月24日

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  美しいキモノときものサロン

  ２月の２０日といえば・・・某スーパーのお客様感謝デーでもありますが、着物ファンには待ちに待ったこの日！「美しいキモノ」と「きものサロン」の発売日です。皆さんはどちらがお好みでしょうか？両方ともそれぞれのよさがありますね！実際、とても迷ってしまい、両方買う私＾＾；美しいキモノ 2009年 03月号 ［雑誌］今回は、プロをはじめ好きな人にはたまらない別冊が充実していました！結城紬に関するものは、他では手に入りませんし、永久保存版です。きものサロン 2009年 04月号 ［雑誌］こちらは、豪華な着付DVD付き！しかも、私が一番尊敬する、笹島寿美先生の着付けのDVDです。先生は３月に着付DVDと本を新しく出版されます。コレがあれば、もう着付を習いに行く必要はないのではないかと思うものです。もし、あなたが着付けを習い始めた、これから習いたい、習っている方は是非ともこちらのDVD付きを購入してもらいたいです。でも、先生の着付けの方法は、一般の着付教室等で教えている方法とはちょっと違いますね。違いに戸惑うかもしれませんが、色々な着付を見てきた私は、この方法こそが一番だと実感しています！ホントです。うちの生徒さんたちも、この方法で指導してから実に短期間で綺麗に着物を着てしまうようになりました！そんな魔法のようなDVDが付いているのでこれは即、買いです。

  2009年02月21日

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• メルマガ

  実は、もう何年も前から、メルマガを発行しています。が、メルマガ発行した当時はあまりブログもなく定期的に頑張っていましたが、次第に主流はブログに移り、メルマガまでなかなか手が回らなくなっていました。ブログも、実は商業用が他にありまして＾＾；そんなメルマガですが、折角、読者登録してくださっている方がいるのだから少しでも情報を届けようと思い、何とか月に１度は発行しようと、努めています。もちろん、もっと頻繁に出来れば良いのですが、着付けを習いに来ている生徒さんのレッスン、着付のご依頼を受けているお客様のフォローなどなど忙しい時は手が回りません。ホント、メルマガ読者の方々にはゴメンナサイ！と言うしかありません。と、こんなメルマガなのに、読者の方がこのところ増えているのです。やはり読者の方が増えると嬉しいですね！もちろん、ブログも同様です。足跡いっぱいだと、嬉しいです。なかなか更新が出来ないですが、更新が出来ないときはあ、仕事が忙しいのだな・・・と思っていただければ幸いです。

  2009年02月20日

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  春の嵐の日にキモノ

  今日は春一番が吹いたようですね！明日もお天気が荒れるようで・・・私は明日、あさってと、着物を着てお出かけしなければなりません。仕事で着物は着ますが（お稽古のときに）、着物で出かけるのは久々？そんなこともないですけどね。さすがに春の嵐の日ですので、正絹を着るかは迷いますね。いつ、どういう天候の日に着物で出かけることになるかわかりませんので、常々雨のしたくはしておきましょうと生徒さんには口すっぱく言っています。【キンワシ草履・下駄】【雨草履・時雨下駄（雨用）】訪問着・留袖・洗える着物・成人式・浴衣...期間限定88％OFF雨の日に貴女の大切な着物を濡らしません。訪問着、小紋、洗える着物に　正絹　...普段は正絹推奨の私も、こういう日にはポリエステルを着ることがあります。お天気と相談しながら着物を大切に着ていくことも必要ですね。

  2009年02月13日

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• お稽古の大切さ

  昨日は笹島先生のご指導を頂く日でした。着付けの仕事をしていて、一応これでもプロとしてやっていますが、このように自分の勉強をする時間って大切だと思います。自分だけでやっていると、自己流になりがちなことがあります。昨日も本当に細かい指の動き、力の具合等を指摘されそうだ、そうだったと思いながら、沢山のことを学びました。プロだからこそ、お稽古が必要なのかもしれません。ということはですねぇ・・・やっぱり生徒さんたちは、もっともっと練習が必要ですし、着物学院などを卒業された後も、是非とも勉強する場を持って欲しいです。その際に、自分たちでサークル的にやるよりはやはりきちんと指導ができる方がいると良いですね。着付けを習おうと思う際には、皆さん、色々と教室や練習の場を探されます。公民館等で行われているものは、着付サークルが多いでしょうか。これは教わるというよりは、仲間で刺激を受けながら練習をする場ですね。もちろん得ることはあると思いますが、初歩の勉強にはあまり向かないと思います。是非、着付けを習いたいと思ったら色々と調べて、あなたの習いたいことを教えてくれるところを見つけて下さいね!私は色々な自分の経験から、今は一人一人の小さなご要望からほぼすべて受け入れています。コレは実は大変なことです。統一したカリキュラムで、同じ内容を教えるほうがラクですが、着付というのはやはり皆、同じではないと思うのです。一人一人、体型も違いますし、求めるものも違いますからね。それに応えるために、日々勉強と研鑽を重ねるばかりです。

  2009年01月29日

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  新年の着物

  今年は珍しく、三が日に自分が着物を着ました。そう、例年は着付けが忙しく、自分が着ている余裕がないのですが今年は幸か不幸か、ちょっとだけ余裕がありました。このお正月には、いくつか新しくしたものがあります。過去の日記にも書いていますがまずは、長襦袢！鱗柄です。仕立て上がり高級正絹長襦袢【M寸】　朱・青・黄の鱗紋の幾何学模様3600010-01肌触りバツグン !!お洒落　正絹長襦袢地　「鱗」もちろん、半衿も新しいです。衿元がパッと華やぎます♪◆つゆくさオリジナル◆白地に飛び絞りの正絹半衿さらに羽織紐も新しくしました。正絹　長尺　羽織紐ダークグリーンと茶渡敬謹製新しいものを身につけると、ワクワクしますね！今年も着物を楽しみながら着たいと思います。（どうしても仕事着感覚になりつつあるのでね・・・）

  2009年01月03日

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• 今年１年　ありがとうございました！

  皆様、２００８年１年間、どうもありがとうございました。日記の更新はまばらですが・・・それでも沢山の方にお立ち寄りいただきました。個人的には、今年は大きな出会いと方向転換と、色々なことがありました。笹島寿美先生に出会ったことは、とても大きな影響を受けました。そして私がこれから、どのように着物と関わっていけばいいのか、その方向性が見えて来ました。地に足をつけて一歩一歩着実に、進みたいです。そして、着物が敷居の高いものではなく、どなたにも身近なものとなるように、そして正しい着付と着物を伝えて行きたいです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

  2008年12月31日

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• 着付を突き止めていくと・・・

  私もまだまだ勉強不足で知らないこと、出来ないことが沢山ありますが、着物を学び、研究し、突き止めれば突き止めるほどシンプルに戻っているように思います。という私も、着付けを習ったときはウエストはゴムベルトを使うなど、いわゆる便利な着付小物ばかり。でも、それらのモノの限界を感じていました。今は紐と伊達締めは博多正絹のもの。帯板はゴムベルトがない板のもの。もうコレだけで十分！いや、コレが一番！そう思えるときが来ました。そして、着付のいろはも、着物も、何もかも、最近は「引く美学」を感じています。足りなければ足す、というのが今までの着付。補正もそうですね。でも、どうしようか、と思ったときは引き算する。そうすると出来上がりがきれいです。コーディネイトでも同じ。何か迷ったときは、アイテムを加えるのではなく、引いてみる。そうするとスッキリ！着物や帯そのものの素材が生きてきます。

  2008年12月22日

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• 着付けの思い込み

  皆さん、着付に対して、間違った思い込みが多いですね～。着物は苦しい　→　絶対にそんなことはありません！着付は難しい　→　慣れれば大丈夫！着物は動けない　→　いや、走れます（笑）動いても崩れません。痩せているからバスタオル補正　→　補正はやや控えたほうがベターです。　　　　　　　　　　　　　　　　　着物のおはしょりや生地の厚みも含めて補正を加減　　　　　　　　　　　　　　　　　します。太っているから補正は要らない　→　ふくよかな方でも、補正をします。　　　　　　　　　　　　　　　　　体型の凹みを見極め、紐を掛けても痛くないように　　　　　　　　　　　　　　　　　補正をします浴衣は下着はつけない　→　浴衣スリップでも構いませんから、つけましょう！　　　　　　　　　　　　　本当は裾除けはすべりの良い素材をお勧めします。ポリの着物に正絹襦袢はＮＧ　→　ポリの襦袢を着るともっと着物が滑って安定しません。　　　　　　　　　　　　　　　　ＮＧということはなく、私個人としては正絹の襦袢を　　　　　　　　　　　　　　　　色々な面でお勧めしますお手入れ、保管が大変　→　そんなに大変ではないですよ他にも色々とありますが、これらの間違った認識を少しでも正しく伝えて着物って、ラクだね！と感じて欲しいと思います。

  2008年12月15日

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  遣り残したことと、この冬の着物

  今年ももう師走。バタバタ師走です。あぁ、今年も遣り残したこと、やりたいと思っても手つかずなこともあります。悔いがのこらない程度に、片付けて行きたいです。さて、１２月に入り、暖かい日が続いていました。今日も昼間はぽかぽかしており、日向にいる限り、寒がりな私でさえも、上着が必要ありませんでした。が、明日は寒いみたいですね・・・寒くなると恋しくなるのがネルの足袋や別珍の足袋。楽天ランキング入賞★1200足以上完売！！人気のあったか別珍足袋★カラフルな可愛い7色♪メール...別珍の足袋は、子どもの頃を思い出します。小学校４年生くらいの頃、ウールのアンサンブルをお正月に着て別珍のくすんだピンクの足袋を履いた記憶があります。あら、丁度、うちの長男の頃の年齢です。そして、当時一緒に弟が着ていた、ウールのアンサンブルの着物は次男に丁度良く廻ってきました。ウールなので、残念ながら少し虫にヤラレテおりますが。私は、基本的に白足袋派なのですが（勝手に名づけました）なんだか別珍の足袋の思い出がよみがえり、一つ購入しました。そして寒くなると欲しくなるのが結城紬です。一昨日、素敵な結城紬を見つけてしまったのです。冬は特に暖かく感じる結城紬は、魅力的な着物の一つです。通常価格 451,500円【レアおねうちに！】重要無形文化財本場結城紬地機・縞「棒縞文様」（お仕...

  2008年12月06日

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• 楽しみな着物

  昨日は笹島先生のお稽古の日でした。でも、この１ヶ月、色々なことが私自身の中にあり、それが紆余曲折して、上手いこと解決したので自分自身、何かが吹っ切れて、気負うことなく楽しく受けることが出来ました。この１年も、色々な悩みや苦労もそれなりにあり、そのために切羽詰っていたのだと思います。色々な焦りもあったかもしれません。でも、その一つ一つが、先生のお話とともに吹っ切れてなんだかスッキリ、年内のお稽古を納めることが出来ました。そして、何よりも自分自身が楽しい！と感じながら着物を着る喜びと、着物を着せる喜びをより一層感じることができているということですね。明日は生徒さんのお稽古がありますがもう楽しみで仕方ありません。着付に対して、皆さん色々な思いがあるでしょう。でも純粋に楽しめることが一番ですね。

  2008年12月04日

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• 美しい着物姿のためには

  今日は上級クラスの生徒さんの袋帯レッスンです。袋帯の二重太鼓を、よりきれいに美しく結ぶこと、そして自分のモノとして技術習得することが課題です。あ、もちろん、一通り帯結びは出来ますよ。そこから更に発展したポイントを学んでいます。今日は胴に巻く帯がシッカリと巻けて、なかなかの出来栄え・・・かと思いきや、後が＾＾；でも全然ダメというわけではないのですが、「今日、寝違えたとか、どこか痛いとかない？」と尋ねると、ビンゴ！筋肉痛だとのこと。「先生、何で分かったの？」という驚きの顔をされていました（笑）帯は後の顔です。帯が上手く結べない時、体のバランスを崩していたり、何か不調があることも多いです。私も寝違えた後は辛いですからね～。他に、酷い肩こりで首が回りにくいときもです。（あ、首はいつも回りませんが・爆）着物をきれいに着るためには、自分の体を良く知ること、健康状態を把握することも大事なのです。特に体のバランス、骨盤が曲がったりしていないか、等も重要なのです。という私は、昨日整体に行ったので今日は実にきれいにラクに着物が着られますよ♪着物と姿勢と体のバランスは、切っても切れないものなのです。尊敬する師匠の笹島先生も、実に背筋が伸びて美しいです！また先日お会いしました、木村考先生も、背筋がシャンとしていました。いつも着物を着ているから、美しいのでしょうか・・・

  2008年12月02日

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  正絹の半衿

  ここ数日、長襦袢に凝ってます。もちろん、半衿も、私としては頻繁に付け替えていますね。そう、半衿って、汚れが目立つ前に替えたいものですね。「そろそろ替えようかな・・・」と、ちょっと汚れが目立つと感じるものですが、そう思って外すと意外と汚れが酷くてビックリするものです。やはり人間の体からは、汗や皮脂が分泌していますからどうしても汚れますね。昔の人は着物を汚さないために、半衿をつけて工夫をしたのですからただの装飾品ではありませんからね。さて、私は普段、ポリエステルと絹の混紡の半衿を使用することが多いのですが、たまたま誂えた長襦袢には、正絹の半衿が付いており、それを外して洗いました。（洗いましたが縮みは殆どありませんでしたね～）ただ、汚れが思ったより沁み込んでおり裏返しにして使用しました。そして、縫っていて思ったこと。正絹の半衿って、なんて縫いつけやすいのかしら！半衿つけって、上手く出来ないと、後ろの衿のカーブのところにシワが寄ったりします。ですから、時々、ちょっと贅沢気分で、バイアス半衿なども使用していましたが、どんなものよりも、遙かに正絹の半衿の方が縫いつけやすいです！恐るべし、絹パワー。これから、正絹半衿を愛用しようと思いました。　正絹半衿【今ならポイント5倍】バイアス半衿白　秋・冬・春用　東レシルックノーブル★メール便なら全国...

  2008年12月01日

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  長襦袢

  仕立て上がり高級正絹長襦袢【M寸】　朱・青・黄の鱗紋の幾何学模様3600010-01今日、展示会で一目ぼれした長襦袢。鱗模様の正絹襦袢です。桂商店さんの鱗柄の長襦袢を買ってしまいました（＾０＾）あまりに素敵で・・・http://www.kimono.co.jp/wasou/04/0402/0402_06/0402_06.html鱗柄は、魔除けの意味もあり、長襦袢をはじめ、着付小物等にも使われています。どうして急に長襦袢に一目ぼれしたのか分かりません。もしかしたら師匠の笹島先生の著書に刺激を受けたのかもしれません。長襦袢の着こなし入門久々にワクワクしています！着物や帯など、出会いモノだといわれますが本当に出会ってしまった！と思うものです。仕立あがるのが楽しみです♪

  2008年11月27日

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  土台作り

  着物を着るとき、着せるとき、私は長襦袢までに、非常に気を遣います。もちろん、着物や帯は、見て分かる部分なのでこちらも気を抜くことなく、シッカリと最善を尽くしますが何よりも長襦袢までって、後から直すこともできないので特に注意を払います。着物を着るとき、何が大事でしょう？私は土台作りだと思います。そう、いわゆる補正も含まれます。裾除けの付け方も、大事。だから、着付けの際もお客様がご自身で付けられても必ず直します。ほぼ９割方、お客様は肌着の付け方を知りませんから、肌襦袢を着てから裾除けをつけます。本当は、逆です。肌襦袢も、首にぴったりとくっつけて着てしまいますが首周りはゆったりと身に着けます。肌襦袢がはだけてしまうのは、さほど問題ではありませんが皆さん気になるようで、紐で結んだりされていますね。そして次に大事なのが補正です。補正は適度に行います。お客様にタオルのご用意をお願いすると「バスタオルが良いですか？」と聞かれることがあります。実際に以前、バスタオルで補正をされたお話を伺うことも。ただ、この時点で過度に補正するのはNGです。その後、どういうお着物を着用されるかによりますが、細い方でも、少し控えめにします。そうしないと、着物の厚みが後でおなか周りにつきますので補正しすぎてしまうと妊婦さん状態にそして長襦袢。衿の角度、衣紋の抜きなど、私はお客様のお顔とお体を拝見し、対話してお客様にあった位置を探します。ココまでできると、とりあえず一安心。ですが、まだまだ油断できません。でも、着付けが進むにつれ、土台が出来ていると着物ののりが違います。何事も、土台が大事だな～と思います。美しいキモノ 2008年 12月号 [雑誌]きものサロン 2009年 01月号 [雑誌]私も事あるごとに、地面に足をつけて土台づくりを意識しております。

  2008年11月24日

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  長襦袢　分解

  昨日は生徒さんの半衿付けの授業でした。で、私もついでなので、一緒に半衿つけようかと思って数枚長襦袢を引っ張りだしました。そのうちの1枚は、私が着付を習い始めてしばらくしてから仕立てたもので、以前、背中周りの縫い目がほつれて、自分で修理しました。で、やはり衿の裏って汚れるんです。丁度背中心～衿肩明きのところですね。汚れを防ぐために半衿を付けますが、それでも汚れてます。以前、別の長襦袢の地衿を交換したことがありますが、お金もそこそこかかったんです。だから、これは普段用だし、まぁいいかと思ったものの、何となく眺めていると、自分でできるかも！と思ったのです。で、衿のところを分解。へ～、長襦袢の衿って、こんな風になってるんだと観察。その後は、さらしを使って、同じように付け替えてみました！うん、出来た！恐らく仕立ての方法はいくつかあるのだと思います。（手元にあった別の長襦袢の衿は違うような仕立だと見受けられました）でも、この布を替えただけでも、見た目が明らかにキレイ♪わ～い、分解実験大成功最近、着付に関わる内容は、かなり踏み込んだ思い切った実験をしてみたり自分で自分が研究しているのが分かります。無意識のうちに。長襦袢の着こなし入門

  2008年11月14日

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  紅型のキモノ

  今日のお客様は七五三です。お母様のお着物は、ご本人様が７歳の時に誂えた江戸小紋だそうです。本仕立てにして、肩上げと腰あげをして、かなり大変だったようです。それも素敵だったのですが、更にお嬢様は紅型です。良いですね～。紅型。通常価格 1,365,000円【お品がございません】本場琉球紅型城間栄順最高級振袖「琉球花美匠」でも、紅型は染も良いですが、紅型の着物の生地は更に重く厚みがあり大変だということを、私は忘れていました。途中で、お子様用のポリの腰紐では、重さに耐えられず（＞＜；失敗してしまいました。お客様のところにはポリの紐しかなく、手持ちのモスリンを差し上げました。私も油断しており、反省です。それと同時に、ポリ紐は実に締まらないのか痛感です。以前の私なら、モスリンか正絹をオススメしており、着付けの前にその旨を確認していたのですが、最近はお陰さまで、私も技術の向上があり、基本的にどんな小物でも上手く対応していたので、油断していました。やはり、腰紐だけは、ポリは宜しくないですね。数年前の成人式の時も、紅型の着物をお召しになったお客様がいらっしゃいました。モスリンだったので、大丈夫でした。ただ、胸元の収まりが悪かったので、胸紐を２本使いで整えたと思います。このとき、翌日、お母様から「本当に崩れなくてビックリした！」とご連絡を頂いたことがあります。そのお着物は、お母様が成人式でお召しになったものでして、そのときは、緩んできて大変だったとのことでした。紅型の着物、甘く見ておりましたこと、反省します。最終的にはとても可愛く、満足のいく仕上がりとはなりましたが反省点がありましたので、まだまだ修行が足りません。

  2008年11月09日

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• 気持ちの良い着付

  今日はあいにくのお天気でしたが七五三のお客様と、結婚式に列席されるお客様の着付けがありました。午後の結婚式の着付けのお客様は先月もお世話になった方。リピートしていただけるのは光栄です。しかも、どこかでお姑さんが、私の着付けを見て気に入ってくださり、今回も本当に喜んで下さいました。お客様から、終わったあとに一言。「本当に気持ちがいい！」とおっしゃっていただきました。これ、着付師冥利に尽きます（＾０＾）着物は苦しくありません。正しい位置で紐を締め、帯を結ぶと、気持ちがいいのです。師匠の笹島先生からも「着付が終わって気持ち良いと言ってもらえたら良い着付」と言われたことがあります。今日は、先生の指導が生きた着付けが出来たと思います。お客様自身、先月私と出会って、着付をさせていただいてからものすごく着物に興味をお持ちいただいたようで、「これとこれ、自分で買ってみました！」と、和装ブラと伊達締めを嬉しそうに見せて下さいました。そうですね、和装ブラは、あると良いと思います♪まだまだ技術は完璧ではありませんが、今日は本当に良かった、嬉しい仕事が出来ました。また明日も頑張ります！

  2008年11月08日

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  私の着物道

  今日は尊敬する笹島寿美先生のお稽古の日でした。私は・・・体調いまいちでしたし、始まってまもなくは頭に酸素が廻っていないような、ボーっとした状態でしたが、先生は事細かに私の体調を気遣いながら、指導をしてくださいました。今日教わったことも、沢山あります。色々なコツが満載！というよりも、どうして一般的に間違って伝わってしまったのだろうと思ってしまいます。枕の付け方、など。私は大手の着物学院で学び、その後も他の着付け教室で指導に関わり、その間に、色々な先生に学びに行きました。でも、一度で終わってしまい、通うことが無かった先生もいます。基本的に、私が今まで関わった着付教室では、多少の違いはありますが、概ね同じような方法でした。しかし、あるとき手に取った笹島先生の本は、着付けの方法が全く違うことに驚きました！図書館で借りて、家でゆっくりと読みましたがいまいち理解が出来なかったので、そのままでした。ご縁があって、先生と出会い、ご指導いただけば頂くほど、私が今まで悩んできたことが、きちんとした理屈と技術でいとも簡単に解決するのです。ビックリです。着付けで壁にぶつかったとき、困ったとき、悩んだとき、相談に乗って教えてくれる人が、今までいませんでした。着付学院の教本見ても、市販の本をあさって見てもどこにも知りたい答えがありませんでした。その悩みが、先生と出会って次々と解決してきました。そして、先生のお人柄や考え方、それらは、以前から私が感じていたことと通じることもあり、私は私の着物の道を歩いていいのだと、確信しました。笹島寿美のきもの上手は着付けからそう、私の教室は他の着付教室とは全く違います！すべては、その人のために。一人一人のニーズに合わせ、対話をし、そこから指導が始まります。出し惜しみすることなく、今、伝えられることはシッカリと伝える。このやり方は、ビジネスとしては儲からないかも知れませんが、得るものが大きいです。信頼を得ることができるから、です。先生から教わってきた技術やお話、着物の心を更に私の中に取り入れ、生徒さん一人一人に伝えて行きたいと思いました。長襦袢の着こなし入門

  2008年11月05日

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• 日本茶のように（着付けのお話）

  私はこのお休み中に、駅近くでイベント出展されているお茶屋さんから日本茶を買いました。このお店は、学生時代の先輩で茶道を学ばれ、更に日本茶インストラクターをやって活躍されている方のオススメのお店です。偶然にも前を通ることがあり、先輩のお話を思い出して、立ち寄ってみました。試飲でお茶を入れてくださったのですが、そういえば正しい日本茶の入れ方なんて、教わったことがないものだな～と思ったのです。お茶はご家庭で、普通に飲まれるもの。お茶の温度をはじめ、入れ方のコツも母から子へなんとな～く伝わるだけ。実際にそれが正しいかといえば、そうではないのですね。私自身、試飲のお茶の温度が温いと感じ、でもこの温度が実は適温で、お茶のうまみも渋みも、すべてが美味しく感じられる温度なのだと分かりました。これを着付けに置き換えると実に全く同じことが言えると思いました。着付けも、教室に通われて習う方もいらっしゃいますが（私もそうでした！）お母様から何となく教わって、見よう見まねで着たり、独学で着付けの本を見て覚えた方もいらっしゃいますね。ただ、独学の方や母から教わった方とお話すると、何となく中途半端であり、勿体無いと思うことがあります。お茶も日本茶インストラクターという資格が存在するように、美味しい入れ方を研究され、伝えられているプロがいるのです。着付けも同じですね。私の母も祖母も、着物で仕事をしていましたから自分で着ることが出来ました。特に母は着付も和裁も、きちんと学校に通いました。でも、母は私に直接教えず、「きちんと習いに行きなさい」と言いました。これは、有難いお言葉だったのではないかと思っています。母から伝えると、どうしても身内の甘えやいい加減さもでますが、何よりも正しいことを学び、研究するためには習いに行くことを推奨したのだと、感謝しています。（あ、お金は一銭も出してくれませんでしたけど・・・）

  2008年11月03日

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  短期確実！着付の技術

  今日は生徒さんのご希望により、休日でしたがレッスン行いました。今日の生徒さんは、某大手学院で勉強されましたが技術習得できずに、私の所に来られました。正直、このような方が多いです。私も、もし自分が習っていた頃にインターネットがあれば色々と調べて、きちんと教えてもらえるところを探したかもしれません。そう、私も大手で躓いた口です。もちろん、悔しくて悔しくて、意地と練習を重ねて今のように仕事するまでになったわけですから、最初から上手だったわけでも、センスがあったわけでもありません＾＾；今日の生徒さんも、もう殆ど教えることがないほどに数回でマスターされてしまいました。笹島先生推奨の骨格着付を実践してから、より一層、生徒さんたちの理解と技術習得が早くて、ビックリしています。教える側としては、儲かりません（笑）でも、私も目に見えて生徒さんたちの成果がすぐに出るので嬉しいですけどね♪↓　笹島先生の最新エッセイです。神田うのちゃんも大絶賛！　　本当に心から着物を愛し、研究された先生のお言葉は、私の心に染み渡ります笹島寿美のきもの上手は着付けから

  2008年10月12日

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• 育児が役立つ着物の仕事

  私の同年代の友達は、結婚していたとしても、お子さんがいなかったり、あるいは未だ独身でバリバリ働いています。そんな友達がうらやましく思った時期もありますが、子育ては、今の私にとっては大変意義のあるものでしたし、辛いときも、子供の顔みれば、辛さも吹っ飛ぶこともあり・・・（もちろん逆にストレスに思うこともあったけど＾＾；着付けの仕事をしていると、色々なお客さまにお会いします。妊婦さんも多いですが、出産直後の方もいらっしゃいます。これらも、経験しているからこそ、どのように着付けをしたらいいのかお客さまのために考えることが出来ているように思います。妊婦さんの着付けは、皆さん気をつけたりされると思いますが、出産後まもない方などは、育児経験がないと、胸元のことまで気がまわらないと思います。着物を汚さないようにとか、授乳の時間のこととか、着付師としては、お客さまに対して配慮して配慮しすぎることはないと思いますのでね！そんな私のところには、最近は、生徒さんも産後間もない方がいらしたり、お客さまでも産後まもない方だったりと妊娠出産ラッシュです（笑）自分の経験を生かし、強みにして、自分の仕事を確立していきたいと思います♪

  2008年10月12日

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• 私が骨格着付を選んだわけ

  私はもぅ、すっかり笹島先生の魅力に取り付かれています（笑）先生のお人柄も、本当に素晴らしいです！第２の母とお呼びしたいくらいです。そして、先生の提唱されている骨格着付は、本当に素晴らしいです。どうして、早く習う機会が無かったのか早く習っていれば、今の私は全く違う働きをしていたかもしれないと思うことがありますが、すべてにおいて、時があり、きっと今が、先生に教わるにしても良い時期だったのだと思っています。笹島先生のお名前は、かなり前に存じ上げ、図書館や書店で立ち読みしたりしていました。（もちろん自分で購入した本もありますが）で、沢山の着付けの本がありますし、私自身、大手の着付学院で学び、その後は別の学校で教え、その経験から、着付けの方法のオーソドックスなものやそうでないものというのは分かります。ちなみに、殆どの本は、多少の違いはあれども基本的にはオーソドックスに同じような手順です。ところが、笹島先生の本を拝見すると手順が全く違う！というのが分かります。その謎が、本を見ているだけでは十分理解できなかったのです。だから、余計にどうして先生の本だけが、他と違うのか知りたかったのです。そして、骨格着付のことを知れば知るほど、実践すればするほど、着付けの違いが大きく出ます。これを実感してしまった今、従来の着付方法には戻れなくなってきました。そして、実際に自分が着用していても、骨格着付で着付けた方法でないと、気持ちが悪いくらいです（笑）私もまだまだ、先生から教わったことを身につけ切れていません。早く自分のモノにして、他の人にも伝えて行きたいです。

  2008年10月10日

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• 着付けの方法での違い

  私は今年、ご縁があって笹島寿美先生より直接の御指導を賜っております。そこで得たこと、技術も知識も、そして着付けのための心もすべてが実に理に適っていることに驚かされます。正直、私、着付けの道に入って15年ですが今まで何を習ってきたのだろう・・・何をやってきたのだろう・・・何を教えてきたのだろう・・・そう思わざるを得ないほど、画期的かつ、着物本来のことを考えた着付方法です。私自身、学んだことをどのように生徒さんに伝えるのかが課題なのですが、現在のところ、従来の一般的な着付方法　で勉強している生徒さんと笹島先生提唱の骨格着付　で勉強している生徒さんと混在しております。（早く統一するようにと努めてはおりますが・・・）で、比較するのも申し訳ないのですが、実際のところ、笹島先生提唱の骨格着付で学ばれている生徒さんたちの方が確実に早く、キレイに上達しています！それがもぅ、驚くほどの違いが出ています。従来の着付けの方法が間違っているとは言いませんが、どうしてこんなに違いが出てしまったのか、まぁそれには時代背景やら絡んでくるので省きますが、ビックリすることばかりです。人間の体型等に関係なく、人間の造り（骨の構造）に基づいた理論と着物という布が持つ、繊維の特徴を生かした着付。そして快適でキレイな着付。すべてが濃縮されています。

  2008年10月08日

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• 着付が上手くいかない時

  生徒さんとのレッスンは、色々な疑問質問飛び交います。そして、私が普段気が付かないところにも気が付いてくれるので私はいつも色々なことを教わっています。さて、着付って難しいですね！え？簡単ですか？簡単というなら、是非私も教えてもらいたいものです～。着付が上手く出来ると嬉しいですね！でも、上手くいかないと、なんだか気持ちが落ち着かないというか・・・そんなことはないですか？上手く出来ないとき、そこには何かしらの原因があります。それは、技術が未熟だったり至らないということかもしれませんし、あるいは物理的な問題かもしれません。生徒さんが失敗したとき、必ずどうして失敗したのかを、一緒に考えます。技術的なことの場合、「さっきしっかり押さえていなかったかも・・・」と生徒さん自身で気が付くこともあります。でも、失敗＝技術の未熟さで片付けられないときもあります。着付小物に問題があるとき。これが、実際にあるんですよ～。コーリンベルトやゴムベルトのゴムが伸びきっていたり、金具が壊れかかっていたり。あと良くあるのが、枕ですね。帯枕。ガーゼの使い方にもコツがあります。背中にしっかりフィットするようにつけたいです。これで帯の形や大きさが大きく左右される大事な小物です。また、着物や長襦袢のサイズが明らかに違うために難しい場合もありますね。まずは、原因を突き止めることが大事だと思います。そして、物理的に難があった場合にはコツと知識と技術を身につければ、対処できるようにはなります。（どうにもならないことも無いとは言えませんが）上手く行かないとき、凹まないでくださいね。あなたのせいだけではないかもしれませんので。

  2008年09月10日

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• ベターな着付からベストな着付へ

  私の元気の源は、着付けすることのようです！ 今日は笹島先生のお稽古の日でした。 が、急いで片付けないといけない事務仕事がやまほどあり、出掛ける間際までバタバタ！ 朝食も食べ損ねた！ 朝から疲労困憊の私。 でも、先生にお会いして、始まると今朝の疲れは一気に吹っ飛びました。 今日から着せ付けのお稽古です。 先生の着付けは、考え方や手順、全てに理屈が通ります。 着物が持つ風合いを生かし、生地に逆らわないで、かつ力は全く使いません！ 私も今まで、らくできれいな着付けを心掛けてきましたし、何人着付しても、全然疲れません。でも、もっと疲れないどころか、ますます元気になります。今までの一般的な着付けがベターを求めてきているのに対し、先生の着付けはベストです！ 私自身、長いこと着付けを習い、携わってきましたが、どこか上手くやるには、別のところを妥協していたり、その中でもベターな方法を追い求めてきました。しかし、今度はベターではなく、ベストです。妥協はしません！今日も技術は勿論、心も体も収穫多いものとなりました。

  2008年09月03日

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  もちろんです＾＾　着物

  何気なく見ていたら、今日からこのようなテーマが出来ていたんですね～。もちろん、着物着たことあります（笑）さて、まだ未体験の方！是非、快適着物生活を味わって欲しいですね♪お近くの方でしたら、いくらでもお力になれるのですが。さて、先日の日記でどの着物雑誌を買うか迷っていると書きましたが、軍配は・・・きものサロンを買いました！ほんとに迷って迷って・・・店頭で立ち読みして、こちらにしたんです。あ、買ったのは楽天ブックスですが。決め手は帯は人格、帯は格！この言葉です。で、内容も良かったです。あ、でも読み物としては、美しいキモノの方が良かったかなぁ！？

  2008年08月27日

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• 浴衣もそろそろ終盤

  そろそろ浴衣も終盤。とはいえ、今年は８月末が土日なので、未だ夏祭りを行う地域もあるかと思います。今日は屋形船に出かけるお客様の浴衣着付でした。夏の屋形船に浴衣！いいですよねお客様のご希望で、シンプルな帯結びでしたが、それでも折角のご依頼で着付けしたのですから、自分ではなかなかできないであろう技を使っていますかなり細かいので、言われなければ分からないでしょうけど。って、リバーシブルの帯だったので手先とたれ先を上手く使って、通常だと表が出るところを裏を使ったり、という程度ですが。とっても素敵なお姿に仕上がったのですが私も次の予定があったので、お写真撮らせてもらうお願いもせずそそくさと失礼してしまいました私、このところ肉体的にも精神的にも疲労困憊だったのだけど、着付が終わったら、カラダも心もスッキリ！一気に疲れが吹き飛びました私、着付で疲れてヘロヘロになることはなく、むしろ、逆に元気をもらっています。

  2008年08月27日

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• たたみ替え

  この夏というのか、秋になりそうですが、念願かなって、和室の畳を替えることができます！やっぱり、生徒さんたちにも気持ちよく使って頂きたいのでたたみは気になっていたのです。傷んだ畳では、大事なキモノに畳みのカスが付いてしまったりして、衣装敷を敷いてもなかなか・・・色々と諸事情があって時間がかかったものの、話は急展開で、とりあえず畳屋さんとお約束までできました。が、問題は・・・ほぼ一日潰れてしまうということ！生徒さんたちとのお約束もあるので本当は夏休み中にと思っていたのですが、９月に入ってからとなってしまいました。でも、９月は私の一人立ち記念月間と称して「キモノ学院感謝祭」をやっていますので何とかそれにあわせての新調となるので良しとしましょう♪どうぞ皆様、楽しみにしてください♪

  2008年08月25日

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  ２０日なので・・・

  ３ヶ月に一度、２０日という日は私にとって気になる日となります。というのは・・・老舗着物雑誌の発売日だからです！１冊辺り１８００円＋消費税なので、お値段はかなり張りますが内容は実に充実していますし月あたりの費用に換算すれば、お安い本だと思います。が、この老舗雑誌は２種類あるんです。２種類購入するのは、お財布も痛いし、重いし・・・読むのも大変だし・・・ということで、３ヶ月に一度、書店で内容ざっと確認しては、数日悩む私ですこちらもほぼ同様に、業界の人はチェックします。内容的にはお茶をたしなむ方にいいかしら？普段キモノをお召しになる方には、興味深いかもしれません。こちらは呉服店や業界の方がチェックする本です。正統派！染織の勉強にもなります。ということで、今回はどちらにしようかな・・・

  2008年08月20日

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• 見えないところもきれいにすること

  どの業界とは言いませんが、今日はあることを身に沁みて感じました。普段買い物に行くお店って、色々あると思いますが、つい、行くと予定外にも色々買い物しちゃうんだよね～。というようなお店ってありませんか？私の場合、一応主婦でもあるので日常の買い物ではスーパーを利用することが多いのですがAスーパーは、特売品とか目玉商品は買うけど、他は良いと思うものがない。Bスーパーは、目的のものだけと思っていくけど、つい色々かごに入れてしまう。という具合に、いいものがあるから（状態が良い）買ってしまうお店と鮮度や状態がいまいち、安かろう悪かろうな店と存在します。後者は存在して欲しくないんですけどね。スーパーに限らず、他の品でも、そういうのってありませんか？ちょっと訳あって、いくつかのお店のバックルームを通ることがありました。（正当な理由があってのことですが）私がつい、買ってしまうお店は、バックルームがきれいなんですよね。逆に、私が行ってもあまり買わないで出てくるようなお店は、バックルームが乱雑だったりします。これ、かなりの確率で当たってます。でも、なんだか分かる気もするんですよね。裏のお客さまから見えない部分もきれいに出来るってことは、お客さまが見るところ（つまりは表の部分）ももちろん状態良く保てるのです。裏が汚くて、お店がきれいって、正直あまりないですね・・・大和撫子ビジネス論ですが（笑）私もこのことを肝に銘じて、常に見えないところもきれいに管理し、保てるようにしたいと思いました。着付けにおいても、やはりきれいな着付は、見えないところも丁寧に処理しています。着崩れや乱れは、やはり途中の過程で、きれいに整えきれなかったから、ということもあります。ちょっとした細かいところがきれいに出来るようになれば、全体的なところも自然ときれいに出来るような技術が見に付くという言い方も出来るかも知れません。

  2008年08月19日

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• 帯について

  先日、笹島先生から「いい着付は、帯も着物も脱いだときにシワが少ないこと」というお話を伺い、まさにその通りだと感じたところです。着物もギュウギュウ紐を締めるから、シワが付くのですし、きれいに着物を始末しないで、ダボダボしているところに紐を締めるからまたシワが付いてしまうんです。いい着付は、きれいに整えた上に、ちょうどいい加減で紐を締めるので、シワが残りにくいんです。さて、帯も同様ですが、最近は成人式などには、非常に華やかな帯結びがされていますね。私も着付けに伺うと、お母様から「ふくら雀ではないもので」なんてご希望を言われます。が、実はふくら雀などは、帯にシワが残りにくいんです。帯を傷めにくい帯結びです。逆に、皆さんに華やかに見える帯結びの場合、無理に帯を折りたたんでひだを取ったりしているので外すと、折角の刺繍の糸がほつれたり余計な折シワが出来ていたりします。帯のシワって、取れやすい方向と取れにくい方向とあるので、その辺りを理解しておくことが必要です。帯って、決して安いものではありません。皆さんも呉服屋さんで、帯のお値段見てビックリした経験があるかと思います＾＾；そんな高価なものなのだから、大切に扱いたいですね。私は着付に伺った折には、お客様から変化結び等のご希望があると（訪問着等の場合も）、帯に線が入ってしまう可能性があることを説明し、その上で行います。だって・・・下手に折り線が出来てしまうと、次に二重太鼓を結んだときに、余計な線が入って美しくならない可能性もありますからね！確かに見栄えも大事だと思いますが、帯自体も、大変手の込んだ、模様や柄がありますのでそれらを生かして、トータルで帯結びを考えています。たくさんひだがあって、豪華だからいい帯結びではないと、考えています。

  2008年08月12日

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  着付けのココロ

  今日は笹島先生のレッスンの日でした。先生とお会いして半年・・・実に沢山のことを学びました。私が着付けを習い始めたのは、今から15年ほど前です。そこから実に多くの勉強と経験を積んできたつもりですが、沢山躓き、行き詰まり、苦しんだりもしました。そして、その解決方法がないことにもがいていました。ところが、先生は私の疑問や行き詰った点を見事に理屈を説明し、指導をしてくださいました。本当に15年、何をやってきたんだろうと思いました。もちろん、その全てが無駄だとは思いませんが、また今日から新たな気持ちで、着付けに取り組んで行きたいと心新たに思います。さて、今日も沢山の技術を学び、先生から沢山のお話を伺いました。そして、先生の帯や着物を大切にする心は本当に温かく、思い入れが深いことを感じました。私が笹島先生のことを知ったのは、先生の著書「帯の話結びの話」という本でした。帯のはなし結びのはなしこの本を読んで、なんて心が温かい方なんだろう・・・と思ったのですが、実際の先生はそれ以上に、情熱が豊かです。今日は大切なことを沢山教わりました。「着物を脱いだときに、着付けのよしあしが分かる」ということです。着物を脱ぐときに「あぁ、未だ着ていたいな・・・脱ぎたくないな」と思う着付けが良い着付だということ。そして、脱いだ着物や帯にシワが少ないこと。紐を沢山使ったり、力に任せて締めたり、余分が多いのをきちんと処理していなければシワができてしまいますね。私の人生にとって、実に貴重な手ほどきを頂いております。感謝、感激です！

  2008年08月06日

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• オトナの浴衣

  今年は若い方の浴衣着付やレッスンのお手伝いもさせていただいておりますが、私と同年代から４０代の方のレッスンや着付もありました。若い子の浴衣は、最近は帯も浴衣も華やかだし、帯締めやら兵児帯などで、より一層華やかに可愛らしくなります。が、３０半ば～４０代って可愛い浴衣の着こなしっていうのは微妙なお年頃。私もそれは去年よりも実感しているところです（まぁ元々華やかな浴衣は、私の好みではないので、シックにしていますが）ですが、生徒さんやお客さまからも同様の御要望が多くてビックリです。そうですね・・・オトナの浴衣の着こなしが求められるんですよね。着崩れも、若いから仕方ないでは済まされなくなってくるし、帯も兵児帯やら小物でごまかせなくなってくる。そんな御要望を聞きつつ、オトナの浴衣の提案をしています♪その御要望にこたえるべく必要なことは、やっぱり基本的な着付なんですよね。基本をシッカリ抑えれば、それだけでもオトナの着こなしになっていきます。衿合わせや帯結びも、基本を踏まえたうえで、ちょっと工夫です。あと少しですが、まだまだ浴衣を楽しみたいものですね。

  2008年08月02日

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• 着物姿の違い

  ご縁があって、この春から笹島寿美先生の下でご指導を受ける機会を頂いております。先生の提唱されている「骨格着付」。その理論は、実に目から鱗、でも理に適っており従来の着付方法との違いに戸惑いながらも、やっと数ヶ月かかって、自分の中で整理が付いてきました。先生は骨格に沿った着付が、いかにラクで崩れないか、そして、先生の着付は、着物の仕立て方の特徴を生かしたものであり、学べば学ぶほど、その理論に感嘆します。さて、今日は仕事で出かけました。出かける際には、先生のご指導の下身に付けつつある着付けの方法で。今日は初心者さんへの浴衣レッスン。本当は出来るだけ先生の骨格着付けの方法を伝えたいのですが、そのためにはお手持ちの小物類だとか、色々な条件が必要なので、今日は従来の方法でお教えしました。だから、帰りの着物姿は、従来の着付方法によるもの。電車のガラスに映った自分をみて、その両者の違いに驚くほどビックリ！してしまいました。確かに、両方ともきれいに着物を着ているには違いないと思うんです。ただ、帰りの私の着物姿は、衿もビシッと決まっているのだけど、着物の中に自分が入っている感じ。ところが、ここ数ヶ月の、また先生が提唱される方法で着付けた私は、私に着物がまとってくれている感じなんです！衿元の馴染み方、全体の着物姿の馴染み方が全然違うんですね！この差はなんなのでしょうね・・・私は１５年、何を学んできたのだろうと、嘆きたくなってしまいます。そのくらいに衝撃が大きいです。

  2008年07月14日

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• 新しくおろした和装小物

  昨日は月に一度、私が一番楽しみにしている笹島先生のお稽古の日でした！そのために、昨日は二つの和装小物を新しくおろしました。一つは、以前の日記にも書いたと思いますがない藤さんでお誂えした草履！もうね～、この履き心地は最高です！草履が私の足に吸い付いてくる感じです。足も自然に運び、どこも痛くもないですし、全然疲れません！これはまた機会があったら２足目誂えて交互に履いて、末永く使いたいですね。そして２つ目は、帯板。私は今までゴムベルト付きの帯板を殆どメインに使用しており、今回、笹島先生より一枚タイプのものをと薦められて用意したのです。いや、持っていたはずだけど見当たらなくて新しいものをおろしました。（そしたら、出てきましたよ、古いものが・笑）新しい帯板が、非常に曲者でした。芯が硬く馴染まないんです。とにかく帯がフィットしない。外にはねよう、はねようって逃げていくのです。それでも使っているうちに多少は良くなりましたけどね。なぜか分かりますか？素材がプラスティックだからです。衿芯もそうですが、プラスティックは硬さがあります。それが人間の体には馴染まないんです。昔の帯板は、中を分解するとボール紙だったそうです。だから新しくてもすぐに馴染んで、使っていくうちにいい味が出たそうです。ボール紙で帯板、自作しようかなぁ。

  2008年07月10日

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• プロの着付師として

  先日、子供の習い事の先生のお嬢様が御結婚されたそうで、 そのときのお話を伺いました。ホテルで先生の留袖、花嫁様のお支度（振袖の持込）と 更に別のお嬢様の振袖の持込でお願いしたそうで、 一応、事前に言われたとおりに小物をそろえたそうですが やはり着物の心得がないので、どれがどの小物かわからないし どうしたらいいのかも分からなかったそうです。 紐は一人につき５本といわれて用意したのに 「これだと足りない」と追加で買わされたり （う～ん、これはいくらなんでも着付師の腕が悪いぞと思ったけど）、 半衿をどう付けたらいいかわからなかったらしく 「半衿も付いてないんですか」 「あれもたりない、これもたりない」と 文句タラタラ言われてしまったそうです。 先生は折角のハレの日だから、せめてお嬢様方には 嫌な思いをさせないように 「すみませんでした」と、何か言われる度に謝って、 最初に心づけを渡したそうですが、後からも追加料金に加えて 更に封筒に包んだそうです。 でも、この日のことを思い出すと、 自分がいかに不備だったか、着物のことを知らな過ぎたか、 悲しくなってしまったそうです。 このお話伺って、 そのホテルはかなり有名なところではありますが 着付師は最低だな・・・ もちろん、私もお客様と接する際に ご用意いただいた小物を見て愕然とすることがあります。 足りない、壊れている、使えそうにない小物だとか、色々と。 でも、小物のせいにしてはいけないし、 決してそれらの不満は心のうちにしまっておかないと いけないと思うんです。 だから、お客様に対して 「あれもたりない、これもたりない」と言うのはプロではありません。 今、かなり年配の方でも、着物のことを知らない人が多いです。 だからこそ、知らなくても仕方がないと思って こちらが対処しなければいけないんです。 着物のことを知らない人は、着付けに対しても不安をもっているでしょう。 「小物足りるかな？」 「これでいいのかな？」 「着付ってどうなっているのかな？」 だからこそ、安心して着物を着ていただけるように 細心の注意を払って、相手を気遣って着付けをするべきだと思うのです。プロならば！ 先生のお話を伺って、同業者として悲しくなりました。 ちなみに、私は今、お客様と接するときには必ず１つ以上、 何か誉めるようにしています。 そうすると、お客様も安心しますし、楽しい気分になりますし、 また着付けをする上で「これが足りないな・・・」と不満を感じたと しても、私自身が相手のいいところを口にすることで、不満が薄らぎます。 小物が足りない・・・ 明らかに足りないものがあって着付けが難しいってことは ないとは言いませんが、 出来る限り技術と知識で工夫して、あるものを最大限に使って 着付けをするのがプロだと思います。 でも、これが出来る着付師は少ないでしょう。 そのためには、習ってきた学校の単一的なやり方では対応できないからです。 色々な着付けの方法を習得すること、 臨機応変な対応が出来るだけの知識と技術を身につけることが 着付師として求められることだと思っています。

  2008年07月06日

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  改良枕

  着付教室の教材として有名な、改良枕。学校によっては「教材枕」「改良枕」「○○枕」とオリジナルな名称もあるようです。これは、あまり人気がない小物かもしれません。私も「手結びで教えてくれますか？」などと聞かれることがありますが、つまりは「改良枕は使わないですよね？」ということなのです。でも、コレも帯枕の一つ。メリットもあるし、デメリットもあるでしょう。着付小物で「絶対にコレでなければダメ！」という万能選手って残念ながら少ないと思うのですよ。だから、使い方次第で、よくも悪くもなるんです。さて、今日はこの改良枕を使った授業をしました。実に久々に登場です（笑）あまり生徒さんからリクエストされることもないのでね＾＾；でも、改良枕だとお太鼓がスッキリ結べますね！うん、うん、なかなかGOODです。今日の生徒さんとは、しばらくこの改良枕で色々な使い方をお勉強していきます。私自身も使うたびに新しい発見がありますね。とはいえ、これは私が着付けを習ったときに最初に使った枕であり、なんだか難しくて嫌いでした。でも、今だから楽しく面白く使えるかな！？

  2008年06月17日

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  お誂えの草履

  以前日記に書きました。お誂えした草履が届きました！待ちにまっておりましたよやはり、手元で見ると素晴らしい。さすがはない藤さん。通常、草履には左右がないというかどちらも同じですが、お誂えなので、左右があります。ですから、右の裏側に印が付いておりました。草履は、丁寧にラッピングされ、箱の中も、丁寧に紙で包まれて、実に大事に包まれておりました。そして、沢山のお手紙がありました。ぞうりを通して、伝えたいメッセージが沢山あるのですね！そして、お洒落は足元から！といいますが、実にその通りだと思います。いい着物着ていても、足元が摺れた草履だったら・・・ その逆で、着物はそんなに良くなくても、草履が素敵なら 着物の見栄えも良くなります。 そして、草履って、よそのお宅に上がる際には 玄関先に脱いで並ぶので そのよしあしは一目で分かります。 大切に、そして愛着持って履きたいと思います！

  2008年06月13日

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• 詐欺的商売は業界の信用低下につながります！

  先日のこと。ブログに書こうか書くまいか、悩みましたが、業界の警告だと思いますので、書くことにしました。創業１００年近くになる老舗の呉服店。たまたま通りかかった私は、着物姿だったので、店頭にいた店員に声を掛けられました。私はかなり昔に、ココで着物を買ったこともありますが、寸法違いがあったり、かなり強引なのでいい印象はありません。また、呉服店の店員の仕事内容も、理解しております。着物を売るのが商売ですが、その前の段階として、まず、一人でも多くの客の情報を聞き出す。DMを送る→記念品がもらえるということで客が来る→着物を試着させる→販売という流れがあります。お店によって、多少の違いはありますが、客が担当者宛に来店することでも成績に繋がったりします。だから、とにかくまずは顧客情報を聞き出すのです。そこから、始まりますからね。私はそのときは時間があまりなかったけど、さほど急ぐわけでもなく、さっと逃げるつもりで（このあたりは心得てますので）。店員は「アンケートに答えたら、この品を差し上げているんですよ」と私に声を掛けました。もちろん、アンケート＝顧客情報です。今は個人情報保護法があるのですが、それでもしつこく聞かれるものです。このあたりの取り組みも、呉服業界は遅れているかも知れません。（なので、適当に答えて逃げるほうが懸命かも）で、私が怒っているのは「書いてくれたらプレゼント上げますよ」といいながら、渡されたのは引換券。結局別の日に来るように促すものだったのです。なんかね・・・詐欺にあった気分ですよ。今すぐ渡すような言い草で、個人情報を聞き出されたのですからね！業界を知っている私でも、久々に悪どいやり方だな・・・と思いました。一般の方だって、こんな状況になったら「やられた！」と思うでしょう。こんなやり方、そろそろやめた方が良いと思います。だから、呉服屋は敷居が高いとか、怖いといわれてしまうのですよ。だからネットショップで、着物がドンドン売れるのですよ！（楽天でも沢山の呉服屋さんがあって、売れてますよね＾＾）こんなことやらなくても、売れる店は売れます。他にも言いたいことはあるのですが、ひとまず今日はココまでにします。

  2008年06月08日

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• 単衣の着物

  最近は、なぜか自分が着物を着て楽しむ機会が少ないのですが、本日はお出かけのために、着物を着用いたしました。まだ夏らしい感じがしないまま６月になってしまいましたが、単衣の季節です。今日はお天気も良く、汗もかなりかきました。さて、久々に単衣になり、長襦袢と着物を出して着てみると色々な発見があります。こういうときに、仕舞いシワがあったりすると悲しいですね。あと、仕舞いっぱなしにして、後からシミが出てしまったり。特に単衣や夏物は、汗をかきますから、着用後のお手入れが大事です。私の今日の発見は、今日着用の着物と長襦袢の寸法です。長襦袢も着物も、私の好みに合わせての寸法です。ですが、なんか大きいかなぁ～とか、繰越多めだな～など。最近、私自身も年や経験を重ねて着物の好みも変わっていますし、ここ数ヶ月は、笹島先生より御指導いただいて、更に色々と意識が変わりましたので、余計に変化を強く感じました。また私自身の体型も変わったかも知れません。よくも、悪くもですが。着物って、洋服では気が付かないような発見があるのでやめられませんね！

  2008年06月07日

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• 決まりごと

  先日、友人の能楽師が嘆いておりました。お弟子さんが「謡の本をめくる手は右手と決まっている」と言ったのだそうです。確かに、右手でめくると、美しく見えるそうです。でも、そうしなければいけないという決まりではないとのこと。特に能や伝統芸能の世界は難しい！と世間一般の人は思ってしまっており、でも、そのように壁を作ってしまっているのは私たち一人一人なのではないかと感じました。これは着物の世界でも言える話なんですよね～。「着物には決まりごとが多い」と思う方が多いと思います。確かにTPOなど、ある程度の決まりはあります。特に冠婚葬祭の場では、決まったTPOは大事だと思います。しかし、これも「決まりごと」と捉えるのではなくコーディネイトの指針と捉えれば、決して難しくないと思うのです。昔の人は、気候や風土によってその土地にあった着物を着ていました。気候に応じて合わせ方を変えていました。それが自然とTPOとなって定着したのです。他にも着付けも「絶対にこうしなければならない」という着付けの方法はないと言っても過言ではないでしょう。着物１枚着る方法も、実は多種多様です。着付学院やお教室によっても、違います。着付けも、元々は着物が日常着だったから家族が着るのを見て真似て覚えたものです。不幸にも、戦争のために着物を着ることが許されなくなり、自然と着付けができない人が増えてしまったがために、戦後、沢山の着付学院が誕生しました。着付けの方法も、どれもあくまでも一つの手段と捉え、着物のコーディネイトも、最低限のお約束を指針と捉えれば決して難しくありません。ただ、最近はネットも普及し、着物の本も沢山出てきていますが、残念ながら「こういう回答は好ましくない」と思うことも情報として沢山流れています。どれもあくまでも一つの意見と捉え、自分の中で情報整理することも大事ですね！

  2008年05月11日

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  着付小物

  今、世の中には沢山の着付小物が出回っています。伊達締めだって、正絹のものからマジックベルトタイプのもの、金具が付いたサッシュのもの、など。人気no1！伊達締めに金具付き！ニューサッシュもうコーリンベルトは要らない！ご使用方法は、ページ下をご覧下さい今日は敬愛するS先生から着付小物のお話も含めて、沢山のことを教わりました！以前から、私自身も着付小物も便利だと言われるものだって一長一短で万能とはいえないという持論を持っていました。Aさんには使いやすくて便利かもしれないけどBさんが使ってみたら、衿元がキレイにならない。など実際にあるんですよ。今日、先生の御指導を受けて私の今までの考え方は間違っていない。けれども、更に何がどうなのか、追求することができました。結局のところ、体にフィットする小物が一番ですね。でも、着付け一つにしても人によって考え方は色々です。ただ、私自身、十数年、着付けを学び、教えてきて更に考え、追求したところがS先生の御指導となった訳です。そして、昔ながらの小物が実は一番カラダにフィットして、着物姿がキレイであることを再認識しました。メール便OK！お色が選べます♪正絹・本場筑前博多織「伊達締め」↑博多の伊達締め、とっても良いです！今日は博多の伊達締めを使いながら最終的には「腰紐1本のみ」の着付けを行いました。

  2008年05月07日

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  さらしってGOOD!

  今週は久々に忙しい週となっております。今日の着付けのお客様は、お一人はお胸が豊かなかた（うらやましい位！）。もうお一人は妊婦さん（初期）。洋服ではバストが大きいのはうらやましい限りなのですが、着物を着るとなると、衿元の崩れが心配です和装ブラをご用意いただいていると、多少は・・・でも、はじけてしまいそうなので、今日は持参したガーゼを巻かせて頂きました。さらしをもっと用意していればよかったのですが、胸元だけを巻くなら、ガーゼの方がラクかもしれませんね。やはり、仕上がりの時、胸元がきれいでした！妊婦さんのお客様には、お腹を保護する意味でもさらしを巻かせて頂きました。敬愛する笹島先生に御指導いただいてから、さらし巻き巻き、はまっていますタオルよりもカラダに自然に馴染むし、実際に私も補正してみて、ラクなのです。それでいて、仕上がりがきれいなのでね！面倒そうなイメージもあると思いますが、実際にやってみると楽です。そうそう、先日は、肌着の縫い方を教わって来ました。お裁縫が苦手な私には難しかったですが、このとき使ったのもさらし。さらしって万能ですね！もちろん、ガーゼで肌着にしても良いですし。ここ数ヶ月で、さらしを見直している私です。さらし反

  2008年04月20日

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• 着付けって難しい！

  一応、コレでもプロとして５年余りやってきましたが、日々改めて感じるのは「着付けって、難しい！」今日も朝から着付けのお客様が相次ぎましたが、今日に限らず、毎度の事ながらお客様の体型や、お手持ちの小物類、そしてお持ちになった着物や帯によって色々な状況が毎回違います。常に心がけている「苦しくない着付け」に加えて、更に美しく、お客様に合った着付けをするように心がけています。お客様のお顔や色々なものを見て、一番美しく見えるように衿を合わせたり対話をするようにしています。それでも、やはり技術がいたらないと痛感することも多々・・・「着付けって簡単よ！」とおっしゃる方が時々いらっしゃいますが、私の知る限りでは、技術的に優れている先生やその道の方で「着付けが簡単」とおっしゃる人は、まずいませんね・・・先日は、大尊敬しておりますS先生も「着付けって、その時々で変わるから難しいし、だからもう４０年も続けているのよ～」とおっしゃっておりました。だから、商売柄、着付けを習いたい方に「ちょっと習えばすぐ着られるようになりますよ」と言わなくてはいけない場面でも、なんか言葉がにごってしまう私＾＾；嘘がつけない正確なのでね・・・「あの時、簡単よっていったじゃない！」なんて言われたら困りますからね。

  2008年04月07日

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• 一つのことを極めること＠着付

  先日、御年８０になるTさんという方とお話をしました。 私たちが若い頃は、お茶やお花は出来なければお嫁に行けない 時代だったし、着物は特に習いはしなかったけど、 覚えることを必然と求められた。 お茶はあと1歩で教授者になれるところだったけど、 その前に嫁いでしまったので、そこで辞めてしまったけど、 お茶を習って、着物を着たときの仕草を覚えることが出来た。 それから子供が生まれて しばらくしてから洋裁を勉強した。 「将来、子供が大きくなったら、色々なことを抜かされるであろう」 と思ったから、これだけは絶対に抜かされないことを 一つ、身に着けたかった。 そのために、家事の合い間を縫って洋裁学校に4箇所通った。 お免状も頂いたけど、その後、いざ実際にやってみると 学校でならったことは役に立たない！ 仕方ないので、個人で教えてくれる先生を探して教えてもらって オートクチュールの服を作成してきた。 もちろん、この技術だけは、子供は抜かせなかったわ。 というお話だったのです。 もちろん、今の時代ではなく、昭和の時代のお話です。 Tさんは私の亡き祖母と同じ年代の方です。 大変なことが沢山あった中で、 人生80年掛けてきた方のお言葉。 それなのに、まるで多少の内容が違うにせよ、 今の私の状況に非常に似ているのだわ。 お話聞いて、私は自分のやっていることは間違っていないのだわ！ と感じたのでした。 そして、Tさんは私に 「日本という国がいくら欧米の影響受けても、この国に住む限り、着物というのは縁が切れないもの。しっかり極めなさい！家事や育児、そして旦那さんもいて、やっぱり色々合い間を縫ってやらなくてはいけないから大変だけど、将来絶対に役に立つもの！ あなたは幸せよ。人に頼まれて着物を着せたり。年をとると、人に頼まれることがどんなにありがたいか身に沁みるのよ。」と、 なんかまるで私の苦労を理解しているような そしてそれを応援してくれた言葉に救われました。 そうね。 確かに、着付けにしても、着付けの学校行って免状もらっても それで仕事は出来ないのが現実。 免状持っていたって、自分の着物すら着られない人が多い現実。 そして、私は個人で着付けを教えています。 そう、一人一人のニーズにあった内容を教えていますから、 色々な事情の方が来ます。 そして今、私も個人の先生に更に極めるために、技術を教わっているところ。 一つの技術を身につけることって、並大抵ではありません。 着付けにしても、その他の技術にしても 際限がありませんからね！ 人生80年生きている方の考えと、私の考えが同じだったとは びっくりですが、間違っていないのだと安心したと同時に これからも自分の信念をもって進んで行きたいと思いました。

  2008年03月25日

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• 草履のつっかけ加減

  先日、草履についてのお話を書かせて頂きました。草履は「つっかけて履くもの」今度はそのつっかけ加減ですね。実は本日、憧れの草履のお誂えをいたしました（＾０＾）そう、あの京都のない藤さんです。よく着物雑誌や家庭画報などの雑誌でも紹介されている老舗草履店です。こちらでは、数年前に雨傘を購入いたしました。そう、和紙でできた和傘です。その時から、いつか誂えてみたいと夢に見ておりました。話は戻りますが、本日、ない藤さんで、草履の履き方と選び方のコツを教わりました。まずは選び方。用途や目的、あわせたい着物、もそうですが、まず一つはオールマイティに、普段も礼装にも履けるものを。いかにも普段用とか、いかにも礼装用に分けなくとも、台と鼻緒の組み合わせ方次第で、両方使えるものにもなります。それから、足の形を見て選ぶというよりも、お顔立ちを見て判断されるそうです。お顔に似合う草履を・・・足元と顔というのは、離れていますからあまりピンときませんが、足の形とつながりがあるようです。台と鼻緒を選びますと、今度は足を細かく採寸いたします。それによって、台の長さを決めるそうです。あ、選んだ台は見本ですから、最終的には採寸したものを元に履きやすいものを誂えてくださいます。次につっかけ加減ですが、鼻緒をつっかけて、小指が１本、台から出るくらいが丁度良い加減だそうです。そうすると・・・自然とかかとが台から落ちませんか？これで丁度よいそうです。もちろん、もう少し小さ目を選んでかかとをもっと出すことも可能ですが、歩きやすさや好みを考慮に入れて、決めます。私の草履、いつもM寸を購入しておりましたが、やはり履いて歩いていると、つっかけていても自然と鼻緒が入り込んでしまいますし、かかとの落ち具合も、多少台から出るか、出ないかでした。これだと、少し大きいのですね。多分、多くの方が、大き目の草履を選んでいるように思いました。つっかけ加減は「小指１本、台からはみ出る」で履いてみたいと思います。

  2008年03月10日

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• 育ててくれるのはお客様！

  着付師にしても、いや美容師さんでもエステティシャンの方でも、今、とても上手で活躍している人でも、新人だった頃が必ず、あるのです。私、昨日はエステを受けたのですが、いつも担当してくれる方ではなく、新人の方でした。（フォローにはいつもの方がおりました）春なので、新人さんが入ってきたり、育成する時期ですからね～。誰でも、折角やってもらうなら慣れた人、上手な人が良いと思うに決まっていますし、私もです。でもね、新人さんが育つのは、お客様がいるからなんですよね。実際にやってもらっていて、手の使い方がぎこちないし、道具の使い方が上手くなくて痛いとまではいかないけど、不快な感じがあったのは否めません。多分、今までも練習沢山してきたでしょうけど、実際のお客様と接することが、何よりもの勉強になるのです。練習だと、練習用のマネキンだったり？同じ人だと、その人の特徴になれてしまったりしますが、お客様は色々です。その時その時、マニュアルにはない対応を加えてやっていかないとなりません。そんな私にも、駆け出しの頃がありましたし、やっぱりその頃は不慣れでお客様にも迷惑掛けたかもしれないと思います。もちろん、精一杯のことは努めても、経験という点では至らぬことが沢山ありました。なんかそんな頃を思い出して、逆に不満ではなく今後に期待したいので、新人さんを育てる協力が出来たらいいな～と感じました。今の私が、こうして着付けの仕事が出来るのも、何よりもお客様がいてくださるからですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

  2008年03月08日

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  春の到来と花粉と着物

  この冬は寒かったですね！今の時期は、三寒四温で、まだまだ寒い日もありますが、だいぶ暖かくなってきていると感じます。昨日はひな祭り。桃の節句でした。節句というのは、季節の節目でもあり、本当に春らしい陽射しになってきているし、咲いている花も、実に春らしい明るいものが増えてきています。が、この時期は花粉症には辛いです。はい、私も既に相当堪えております・・・特に着物を着て、お出かけするのに白いマスクって味気ないですよねぇ・・・花粉症の方でも、着物に似合わないからと、マスクするのを我慢して、という方も少なくないと思います。でも、今は探せばあるものですね～。ガーゼマスク●和柄マスク【和雑貨くろちくオリジナル】私の大好きな、くろちくのマスク！これなら着物にもOKですよね！またティッシュも必需品ですが、和紙から出来たやわらかいものがあるのを御存知ですか？やわらか化粧紙mini・3個セット↑のものは私も着物でお出かけするときに懐に忍ばせているものです。このやわらかい薄い紙でできたティッシュは、私には亡き祖母の思い出が詰まっています。祖母は晩年の５年くらいはふつうのティッシュを使っていたものの、それまではず～っとコレを愛用していました。どこで購入していたのかは、わかりません。

  2008年03月04日

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  草履の履き方

  着物は好き！でも、草履が苦手なのよね・・・というお話を、最近良く耳にします。生徒さんからも、その手の相談をよく受けます。草履を履くと、健康に良いとも言われていていますが、その反面、草履を履くと足が痛い、疲れる！という話も・・・正しい草履の履き方、選び方のコツを知ると上手く履けるようになるかもしれません。【草履の履き方】草履の鼻緒は、人差し指と親指の間に深く入れ込む必要はありません。つっかけるだけで大丈夫です。もし痛みのお悩みもなく、鼻緒が指の間にシッカリ入るなら入れてはいて下さい。そのほうが少し上品に見えますね。またサイズの問題とも関係しますが、草履からかかとが出てしまってもOKなのです！数センチ程度なら、出るくらいが丁度良いです。逆に、台の方が数センチ大きいとなると、それはサイズが合っていないことになります。鼻緒はつっかけるだけ、台からかかとが出ても構わない。それだけで少しラクに履けませんか？【サイズ】通常は靴と同じサイズを選んで問題ないとは思います。が、先ほど申し上げたとおり、台にぴったり収まらなくても、かかとが出てOKです。台が大きいよりは、多少かかとが出るくらいがベターです。【台の種類】草履の台、色々な種類があります。素材もウレタンのようなものから、色々あります。台の高さも、種類がありますが、普段履きなら台の高さは低め、礼装用は高めのものを選びます。台の形は実に様々！足の甲が広い方は、台が小判型のようなものの方が履きやすいと思います。【鼻緒】鼻緒のすげかたで、履き心地も変わるといわれています。草履のお悩みを持つ方は、一度、デパートや専門店等で鼻緒をすげてもらうのが良いと思います。ちょっとした角度によっても、履き心地が変わるようです。また鼻緒も素材が色々ですから、痛みのお悩みのある方はソフトタッチの真綿を使ったもの等を選ばれると良いかもしれません。足が痛い、疲れるというのは、どこかしらに原因があると思います。人それぞれに足の形や大きさ、幅など、違いがあるのですから仕方ないでしょう。そして痛いと思いながら履いているのは辛いです。そして、草履がいやだから着物がいや！となってしまうと悲しいです。私もいくつか草履は持っていますが、履き心地の良い草履に出会うと、着物で出かけるのが楽しくなります。是非、履き心地の良い草履を見つけてください！送料無料♪履物通の方に人気の老舗「伊と忠」謹製■伊と忠■真綿入り酒袋草履

  2008年03月01日

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