テーマ:KIMONO LOVE(433)
カテゴリ:着物な日常
さて、友禅染め体験。
ぷらぷらたんとのメンバーでもある、ひとしほさんの工房へ。 ひとしほさん、そして同じくメンバーである雲汀さん、 それから、今回指導してくださる、友禅職人の佐藤さんが、にこにこと迎えてくださる。 でも、まずは、桃色うさぎさんのお母様の友人からいただいたという、風呂敷包みいっぱいのお着物を広げる。着てくださる方にさしあげたい、と言ってくださったというのだが…… 私まで便乗して、ピンクのかわいい着物をいただいてしまった。 言われる前に言っておきますが、娘に似合いそう、ということでいただいたのよ。(笑 娘も、とっても喜んでました。ありがとう、うさぎさん~。 さあ、いよいよ体験へ。 ここから肝心なのに、夢中になった私はすっかり写真を撮るのを忘れていた~~。 工房にはビニールのシートが敷かれ、絵の具も用意されている。 ひとつの色には、ひとつの筆を使う。 着物に染料がつかないように、それぞれ防備。私は割烹着に、ビニールの二部式雨コートのスカートを。でも、暑い~~。無意識でいつの間にか脱いでいたりして、あわてた。 布にはすでに下絵が描かれている。この線の部分は染まらないので、あとで白く輪郭が残るのだ。 この中に色をつけていく。 ほんとはこの下絵を描いたりするのが難しいのだろうけど、まあ塗り絵みたいな感じでいいかな? と思うが、なかなかうまくいかないよ~。 伸子張りをした布を手で持って、絵の具をよーく絞った筆で塗っていく。 ぼかしにしたいときには、前に塗ったのが乾かないうちに、別の色を。 みんなどんどん塗っていくけど、私は遅いし、センスないし、足はしびれるし…… 最後の方は、膝立ちになってたりして、妙な格好で塗っていたせいか、次の日はあちこち変なところが筋肉痛だった。 これをあとで職人さんが、帯揚げに仕上げてくださるというのだが、ほんとは帯揚げだったら、シックな色づかいにしたいところだけど、いろんな色を使ってみたいという誘惑に勝てない。 めっちゃカラフルで、まさに子どもの塗り絵~~としか言い難い代物になってしまったわ。 しかも、伸子張りをした部分を塗りおえたら、ドライヤーで乾かし、次の部分に伸子を張るはずだったのだが、私は一つ分を塗るのがやっとだった。 でも、実に面白かったです。こんな体験、めったにできないものねー。 あとは、雲汀さんたちにおまかせして、見違えるように仕上げていただく予定。見違えすぎちゃって、私の塗った部分は残ってないかも(爆 ああ、面白かった、といいながら、一同は宴会の席へ。 炭火串焼き 串くら さん 出てくるものがどれもおいしい☆ 飲めない私も、がんばってビールのジョッキを一杯は空けました。 にぎやかに話もはずみ、夜は更けていったのでした。 ここで、明日が早いうさぎさん、megさん、くぼっちーさんとはお別れ。 幹事のくぼっちーさん、素敵な企画、本当にありがとうございました。 私は、前回、横浜にとんぼ返りで二次会に行かれなかったのが心残りだったので、 お願いして、さらにおつきあいいただくことに。 イスラエル人のヨラムさんがやっている日本酒のお店、酒BAR よらむへ連れていっていただく。 とっても静かな、すてきなお店。 日本人よりきれいな日本語を話すヨラムさんが、飲めない私にも、おいしい日本酒をセレクトしてくださいました。どれも「これが日本酒?」って思うような、初体験の味ばかり。 中でも、赤米を使った古酒っていうのかな? ちょっとぴりっとしていてすごく不思議な味。 (銘柄忘れちゃった~どんくさいな) 気づいたら、だいぶ飲んでたわ。 でも気持ちも悪くならなかったし。 楽しかった~。 十一時半ごろ、みなさんと名残惜しいけど、お別れし、宿に向かう。みなさん、本当にありがとうございました☆ 迷うこともなく、途中で寝ちゃうこともなく、無事たどりつけました。 しかし、この夜はこれだけでは終わらない。 夜遅く帰って恐縮していた私を、ペンションステーション京都のオーナーは、暖かく迎えてくださった。 お部屋は、一人ではもったいないくらい広い十畳間。シンプルだけど、清潔で気持ちがいい。 お風呂も二十四時間入れるというので、さっそく向かったが、スリッパを履いてくるのを忘れたのに気づいて、再びロビーへ。 そしたら、ロビーでは宴会が行われていた! 長期滞在していたお客さんのご夫婦が、いよいよ明日、帰ることになっていたので、最後の夜をオーナーと飲み交わそうというわけで。 なぜか私も仲間に入れていただき、焼酎をごちそうになる。飲めないはずなんだけどねー。 ご夫婦も、オーナーも、居合わせたお客さんも、実に楽しい方々で、話がはずみ、ついつい二時まで。ごちそうになりっぱなしじゃ悪いので、弘法市で買ってきたドライトマトを出したら、とっても好評でした。 まあ、こんなわけで盛りだくさんの一日。 よれよれのくたくたになってからようやく思い出したけど、コーデの写真を撮られければ。 ってわけで、これ。 チェリーの紬にチェックの京袋帯。帯がちょっと暑そうなので、帯締めはゆるぎの白にしてみました。下に着てるのは、綿レースの長襦袢。これは着心地よかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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