縮む労組 薄い存在感
あと数時間で2006年も終わり、間もなく年明け。2007年問題の幕開けでもある。忘年会、納会等の恒例行事も無事に終了!肝臓がやや疲れ気味なので正月は控えめにしようかと思います。さて表題の「縮む労組 薄い存在感」は12月29日(金)の朝日朝刊の見出しを引用。はじまりはこうある・・・労働時間の縛りがないかわりに残業代ゼロの「ホワイトカラー・エグゼンプション」、派遣労働の規制緩和・・・。次々と押し寄せる「労働ビッグバン」の波。働き手からみて、今ほど労働組合が必要な時はないはずだが、その労組の組織率低下が止まらない。厚生労働省の発表では、今年6月時点で18.2%で、いまや労働者の約6人に1人にすぎない。「正社員中心」の枠組みから抜けきれず、存在感の低下に苦しむ。急増する非正社員の取り組みが、回生策になるのか。私自身もある企業単組の中央執行委員。たいへん頭の痛い問題で、個人的には忌々しき事態であると考えている。従業員1,000人以上の組織率は46.7%と高い。それでも50%を切っている現状である。戦後動乱期における過激左派の階級闘争時代はさておき、90年代前半は25%前後の組織率を維持していたことを考えると、バブル崩壊後の非正社員化政策が影響していることは疑う余地はない。非正社員の組織化が今後のキーとなる。慎重に対処したいものだ。別件:昨日は大学ボウリング関係者での忘年会。ヨドバシ梅田の「スターバックス」で待ち合わせ??「スタバ」が無い。よく似たカフェはあるが・・・なんとか無事集合し、楽しいひと時を過ごせました。また来年もよろしく!N先輩「ごち」でした!(紅白ではなく、年明けの前に「ガイアの夜明け」を見ています。)